昨年後半の我が家・・・落ち着かない日々でした。
(以前このブログで、いつかUPすると書いたことです)
コロナ禍では人混みを避けていた夫、昨年9月に三年ぶりに「住民健診」を受けに行きました。
いつも文書で結果が届くのは一か月後くらいなのですが、この時は受診後一週間もせずに担当部署より電話が来ました。
折り返し検診を受けた病院へ連絡・・・。
「白血球の数値が、通常の三倍余になっています。すぐに病院へ」ということでした!
ビックリしてかかりつけ医へ行き状況をお話したところ、専門の「血液内科」を紹介されましたので、そちらを予約(9月27日)しました。
当日、血液検査、CT、レントゲン、MRI等々の検査後、専門医から説明を受けました。
「私の経験から「慢性骨髄性白血病」だと思いますが、確定するために骨髄液を採って検査したいと思います」ということで、ものすごい痛みだと言う「骨髄穿刺」をした夫!
今までに経験したことのない痛みだそうです!
先生も「これは痛いんです」とおっしゃっていました(苦笑)
骨髄穿刺後の様子も重要みたいで30分くらいは安静にし、帰宅後も様子を観察、出血が止まらないとか痛みがひどい場合は緊急で病院へ来るようにとも言われました。
「慢性骨髄性白血病は、悪性のガンの一種ですので、完治はありませんが、進行は遅いです。今はいいお薬もありますから~」と、先生はおっしゃいましたが、家族は気が気ではありません!
私も息子たちも一生懸命ネットで検索、様々な事例をチェックし、いろいろ調べてみました。
高いお薬を毎日飲むようなことも・・・夫の命には代えられないので全財産を使おうと話したり・・・(苦笑)。
骨髄検査の結果が分かったのは、三週間後(それまでは、本人はもちろん家族も落ち着きませんでした)
再びドクターからの説明を受けたら・・・、
「慢性骨髄性白血病ではありませんでした。多分「リンパ形質細胞性リンパ腫」ではないかと思いますので、確定のため骨髄生検をましょう」ですって!
夫は「えぇぇつ・・・またあの痛みの穿刺・・・」と、ショックみたいでした(( ;∀;))
でも、仕方ないですよね・・・。
再びの骨髄穿刺で骨髄液の採取。・・・もう私まで疲れた・・・。
先生は「慢性骨髄性白血病より、リンパ形質細胞性リンパ腫の方が、性質としてはいいんですよ。ただ、血液のガンであることは間違いありませんので・・・」とおっしゃいました。
そして、11月22日に検査結果を聞きに三度目の病院へ。
結果~~「いろいろの数値の結果、確定はできませんが・・・リンパ腫の種がある状態と思って下さい。この後、芽のようなもので出てくるようならその時に投薬等の処置をしたいと思うので、経過観察をしていきましょう」・・・だそうです!
つまり「リンパ形質細胞性リンパ腫の疑い」なんだそうです!
「はぁっ・・・良かった」・・・と、安堵はしましたが・・・では、あの白血球の数値の高さは何?
医学の専門家でない私ですが、このことでいろいろ調べているなかで、「ネイチャー」という国際的な総合科学雑誌に掲載された論文の中で、こんなことを見ました。
「コロナの後遺症の一つに、血液中の白血球の数が異常に増える事例がいくつもある。」と~~~!
白血球は、身体の中のどこかに炎症が起きた時に、それと闘うために増えるものですよね。(夫は今までに何かの病気もケガもしたことがありません。いろいろの検査の結果にも、そのような痕跡もまったく見つかっていませんでした)
コロナは肺炎の一種であるので、コロナに罹患すると肺の炎症が起きるので、それを鎮めるために白血球が増える・・・これってありえませんか?
そう考えたら、一昨年(2022年)の8月、夫はコロナ感染をしています!
なので、「夫の白血球の多さはコロナの後遺症ではないか」と、思ってしまいました。
コロナについては、その性質のすべてが解明されてはいないのですが、様々な後遺症と思われる症状に苦しんでいる人が多いと聞きます。
(夫は、以前から軽い肺気腫があったのですが、コロナ後、息苦しさが増していると言っています・・・)
もちろん、かかりつけ医や血液内科のドクターには「コロナ感染」の影響では?」と聞きましたが・・・「それはありません」と、却下されました((-_-;))。
様々な検査結果のデータを、ドクターからプリントアウトして頂きましたが、素人にはまったく分かりませんね(苦笑)
ということで、夫は「リンパ形質細胞性リンパ腫の疑い」ということで、経過観察のために、4か月毎に通院予定です。
次回は3月6日・・・、どんな数値がでるのでしょうか・・・。
そうそう、私はドクターに質問しました。
「めずらしい病気なんですか?」と・・・。
「そうですね、めずらしいですが難病指定まではされていません」という答えでした。
まぁ、病気ではなく「疑い」ということなので、ドクターからも「ごくごく普通に日常生活を送って下さい」と言われました。
ということで、昨年後半の我が家の重大な出来事(?)のことを書き留めておきます(苦笑)