なりたい自分はありますか?
何歳になったら、あんな服を着て。いつかはああいうふうな感じの女性になりたい、と
10代、20代の頃にあこがれていた人よりも、今の自分のほうが「年上」になってしまったかも、
と思うとこわいような、寂しいような気持ちもしますが。とりあえず、健康で、背筋がしゃんと
伸びていて、知的好奇心を忘れない人でありたいなあと思っています。
エマおばあちゃん
バーバラ・クーニーによって描かれている、エマおばあちゃんは、72歳、グレイのタイツと
黒のパンプスがよく似合っています。「かぼちゃのたね」という素敵な名前の猫とふたり暮らし。
子供や孫たちからは同情されているけれど、実はそんなに寂しい暮らしではないと思います。
だって、木登りが大好きで、木から降りられなくなった「かぼちゃのたね」を助けることもできるし、
贈られた絵では満足いかず、自分で絵を描き始めるのですから。
72歳になった自分が何をしているか、誰と暮らしているかわからないけど。
こうだったらなあ、こうしたいという幾つかの希望。
その1 名前で呼んでくれる人、呼び合うことができる人が周りに
いること。(夫や友人からはいつまでも名前で呼ばれたい
ということ)
その2 ヘアカラーをいつかやめて、白い髪で、長く細い
ブレイドスタイルにする。(ラスタの人たちのようにドレッド
にしたいけど、まっすぐな髪では無理なので)
その3 お出かけの時は、エマさんのようなパンプスを履き、軽い足取りで歩けること。