先週の日曜日はチーズケーキ(ラズベリーソース入り)。
昨日の日曜日は、ココナッツバナナケーキを作りました。お見せできるほど、
上手だったらよかったのですが。
鍋で煮て、チーズケーキに混ぜたラズベリーは、家のプランターでとれたものを
地道に冷凍して(一度にたくさんはとれないので)おいたものです。
私の勝手な計画では、来年はもっとたくさんとれて、薄ピンク色のきれいな
チーズケーキができる予定・・・です。
お鍋でジャムを作るといえば、
『クマくんのバタつきパンのジャムつきパン』 柳生まち子作
もう1冊の『クマくんのはちみつぶんぶんケーキ』とセットで箱に入って、
クマくんのおいしいほん として売っています。(もちろんバラでも買えます)
クマくんが「バタつきパンのジャムつきパン」をつくろうと思って、
パン屋さんへの道を歩いていると、ウサギくんに出会います。
「おいしいものってなあに?」の問いに、クマくんは「バタつきパンの~」と
教えるのですが、ウサギくんは「ばたばたパンのむにゃむにゃパン?」と
聞き返すのです。次に会う、ネコちゃんもおんなじです。
大人の耳には、十分に聞き取れる範囲の言葉だと思うのですが、小さい子には、
すこし早口で読むと、ほんとにそう聞こえるのか、小さかった頃のうちの娘は、
「ばたばたパンの~」のところで、かなり笑っていました。
さて、パンを買ってきたクマくんは、ウサギくん、ネコちゃんといっしょに庭で、
いちごを摘み始めます。えー、これからジャムつくるの? 昨日のうちから
作っておけばよかったのに。と思うのは、大人になってしまった私の考え方なのでしょうね。
クマくんたちは、いちごジャムができた!と思ったら、今度は、
ジャムが さめて とろーりとなるまで、またなくっちゃね。
みんなで にわを ぐるぐる あるきましょう。 なんですよ。
そこにリスくんも加わって、4人(4匹?)はぐるぐる、ぐるぐる、ただまるくなって歩きます。
そうしてやっと、厚く切ったパンの上に、バターをつけて、とろーりとした
いちごジャムをつけて、4人そろって「いただきまーす」
もう1冊の本の中の、はちみつぶんぶんケーキを作るとき、これはクマくん
ひとりきりで作っているのですが、ケーキが焼けるまでの間、オーブンの前で
でんぐりがえりをやっているのですよ!!
なんでも手際よく、時間を無駄にしない、効率を考えて。
家事だけでなく、これらは、何をするときでも大切なことですが。時にはクマくん
を見習って? 「待つこと」を楽しむことも大切かなあと思ったりしています。
(でもやっぱりオーブンの前で、でんぐりかえし待ちはできないなあ)
この2冊の絵本は、いちごジャムとはちみつぶんぶんケーキのレシピが、
本文中に載っています。ケーキを作る時は、底がとりはずせないタイプの型を
使うことをお薦めします。底が取れるタイプだと、鉄板の上にはちみつが染み出してきて、
えらい目にあいますので。