舞台版は見ていません。
音楽はいい曲はいいけれども、流しっぱなしだとダレるナンバーも出てくる。
怪人がヒロインを地下世界に誘う場面で燭台を握った人間の腕がずらっと壁から生えて案内するように動くのは、「美女と野獣」(ジャン・コクトー版)みたい。
装置・衣装が豪勢な割にイギリスのスタジオで撮ったせいか今一つ味付け不足。「パリ」って感じではないのだね。
また、というか、戸田奈津子せんせいの誤訳が指摘されてますねえ。
passion playは「情熱のプレイ」じゃなくて「受難劇」だとか。なんとかならんか。
(☆☆☆★)