日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

耐震性を重視して住宅は建設

2024年01月08日 | 社会
能登半島の住宅は現代建築基準法に合格する耐震性を持っていたでしょうか。行政は診断をやっていたでしょうか。一様に1階部分が座屈し、2階が落ちています。2階も崩れています。すべて瓦屋根です。大地震が多い地域の割には、耐震性に対する配慮がない感じがします。石川県、珠洲市、輪島市などの行政の防災意識が心配です。今日は1月8日です。大地震後1週間がたちました。今後は避難場所における「避難生活」が大問題になります。

避難生活はできるだけ短くするのが正解ですが、石川県はちゃんと対策を心得ているでしょうか。避難生活を長引かせるのは人命軽視です。今は冬です。避難場所は非常に危険な場所です。ストレス、不安、苦悩、運動不足、低体温症、感染症、下痢、栄養不足、水分不足、持病の悪化で亡くなる人が増えます。

私の父の家は、マツを構造材にした在来工法の家で、2階建て、屋根には瓦がのっていました。東海地震に遭遇したが、幸い倒れませんでした。しかし、結合部が緩み、大風が吹くだけで横揺れするようなこわい家になりました。父は主要構造材に頑丈な添え木を1,2階、貫通するように取付け、また、家の横に2階構造の部屋を増築接合し、古い家に新しい家を添わせるような構造にして家を補強しました。

父が亡くなって母が兄の家に移ったとき、この家と土地は売却しました。

この過去の経験から私は、耐震性を重視し、当時は建設戸数が日本で2000戸ぐらいの実績しかなかった2×4工法の家をつくりました。壁工法で、十分な壁面積を重視したので、在来工法のように縦横に広い窓を設けることができず、また壁が厚くなったので部屋が狭くなるという欠点がありましたが、耐震性はよくなったと思います。屋根は薄いスレートにし、軽量化しました。接合部が緩むこともなく、結果、耐久性もよくなったようで、築50年になりますが、構造は問題ありません。

現在住んでいる家は築15年です。子育てが終わり、夫婦2人になったので、平屋で4部屋しかない小さな家をつくりました。この時も耐震性を重視し、2×4工法ではないが、壁工法応用の家としました。将来2階をのせても大丈夫な構造にしました。屋根は薄いスレートとし、やはり軽量化しました。地盤が崩壊すると家が沈む、傾くなどの被害が出ますが、家そのものが崩壊することは免れるのではないかと期待しています。

(注)日限山4丁目は山を削り、谷を埋めて宅地造成しています。場所によっては地盤が弱く動きやすいと思います。

防火性、耐火性はわかりません。内装は燃えます。また外部から火炎や輻射熱で加熱を受けたら内装は燃えだすのではないでしょうか。火を出さないことが第一です。初期消火・延焼防止訓練を重視しています。

大地震のとき水が一番心配です。安心できる対策を考えついていません。水の浄化方法について関心をもち、濾過、生物浄化などを実験しています。高価な市販品を買うのではなく、ありあわせのもので何ができるか関心をもっています。

浴槽やタンクをもった給湯システムが貯水に多少役立ちます。大型水槽や池で鯉を飼育するのも役立ちそうです。生物浄化を行いますが、この生物浄化技術も役立ちそうです。水ポンプの電源は、太陽電池システムが利用できます。まだ我が家は太陽電池システムを導入していません。間に合うか遅すぎるかわかりませんが、屋根の吹き替えのとき太陽電池システムを導入する予定です。雨水タンクの設置も同時に行いたいと思います。

そのほか、舞岡公園の自然水、馬洗川の水を利用できないかと思うが、まだ利用に確信が持てません。

なお、近くの上永谷配水池にはかなりの貯水があり、昔は近所のために配水池敷地内に緊急水栓を設けるというお話がありましたが、今はどうするかわかりません。広域平等分配となるでしょうから近所が優遇されるということはないのではないでしょうか。

(注)行政は、日限山中に緊急水栓を設け、被災後、数日で水の供給を始めると言っています。配水池から日限山中までの緊急用水道管が損傷していなけばのお話しと思います。駄目な場合は配水池に緊急水栓を設けるのではないでしょうか。上記したように近所へのは配水量は制限があると思います。ここらへんのことは防犯防災部で最新情報を確認しておくといいと思います。

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