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西武観光バス・倉尾線の車窓など~中津川以外にも見所は…

2013-11-16 | バス[首都圏]


先月末に「MAKIKYUのページ」では、西武観光バス・中津川線に関して取り上げましたが、その際には西武鉄道で発売している秩父漫遊きっぷのクーポン券を引き換えたバスフリーバス(写真右側:中津川線の記事で使用した画像の再掲です)を利用した事もあり、中津川線以外にも西武観光バスの幾つかの路線を利用したものでした。

車両面でも首都圏では比較的古参の部類に入る日産ディーゼル製中型車(地方のバスでは中堅格の部類ですが…)が、急行バスを除く一般路線の各路線で運用、主力を占めています。


その一部はメロディーバス対応のスピーカー付き(写真は中津川線の記事で使用した画像の再掲です)となっていますが、バリアフリー対応の低床車も数台運用しており、MAKIKYUは乗車機会こそなかったものの、何度か稼動している姿を見かけたものでした。
(その中には西武バス塗装とは異なる、イラスト入りのオリジナル塗装となっている車両も存在しています)


小鹿野線(西武秩父駅~小鹿野車庫)や三峰神社発着の急行便などでは大型車による運行もあり、同線では大型車で運行される便の方が多い状況ですが、こちらも主力の中型車と同様に、西武バス本体から異動してきた2段窓・2段ステップ車が稼動しており、古参大型車が好みのMAKIKYUとしては、この手の車両に比較的手頃に乗車できると言う面でも嬉しいと感じます。

路線面でも先日取り上げた中津川線だけでなく、様々な路線で狭路走行区間が存在しており、中型車主体となるのも当然の路線環境と感じたものでした。

 
MAKIKYUが乗車した路線の中では、特に倉尾線(小鹿野町役場~上吉田~長沢(Chozawa))の末端区間などは凄まじく、なかなか乗り応えがあるものの、乗務員の方々は大変だろうと感じる状況でした。
(他には西武秩父駅~皆野駅間を大回り運行する三沢線もオススメで、こちらは時間が合えば乗り鉄を兼ねての乗車も容易です)

小鹿野町内(途中で他自治体を経由する路線も含む)を運行する末端路線などは運行本数も僅少で、路線踏破の暁には、来た便で戻ら
ないと数時間待ちという非常に乗り難いダイヤですが、倉尾線は吉田線(西武秩父駅~吉田元気村など)とセットで周遊ルートを構成する乗車もおススメです。
(ただ倉尾線と吉田線は特に接続を意識したダイヤとなっておらず、どちらも便数は少ない上に、両者を比較的短い乗り換え時間で乗り継げる便は限られるのですが…)

また首都圏各地から西武線で秩父入りし、秩父エリアの三峰神社行き急行バスを除く西武観光バス各路線を利用するのであれば、先日の中津川線に関する記事で取り上げた、秩父漫遊きっぷのクーポン引き換えによるバスフリーパス利用は非常に有用ですが、出発地や旅行形態次第では、他の方法を利用した方が良い場合もあるかと思います。
(東急線沿線から三峰神社を訪れる場合に、東急西武線まるごときっぷ+西武秩父駅からの急行バス運賃をPASMOで支払いなど)

秩父漫遊きっぷの他にも、秩父フリーパスや東急西武線まるごときっぷなど、秩父方面は幾つかの企画乗車券設定があり、どれも一長一短といった所ですが、その分箱根や日光などの様に開発が進んだ観光地に比べると、企画乗車券類の価格設定が割安と感じるのは評価できる所です。

個人的には秩父漫遊きっぷだけでなく、他の西武鉄道で発売・通用する企画乗車券類でも、オプション券設定か乗車券類提示でバスフリーパス発売があれば嬉しいと感じますが、こんな事を考えてしまうのはMAKIKYUだけでしょうか?



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