MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

御嶽駅を発着する臨時バスと御岳山からの展望~紅葉で見頃を迎えた休日だけあって…

2013-11-28 | バス[首都圏]

先日「MAKIKYUのページ」では、臨時快速列車「ぶらり高尾散策号」に関して取り上げ、MAKIKYUはこの列車には「休日おでかけパス」を利用(他に所定の座席指定券を事前に購入)して乗車したものでした。

MAKIKYUがこの列車の下車駅を土浦にしたのも、日頃首都圏に身を置くMAKIKYUが余り遠くまで乗車すると、その後帰還するのが…というのに加え、「休日お出かけパス」の有効区間や列車運行本数、一方で茨城県まで足を踏み入れて交直切替デッドセクション通過は…という事が大きな理由でした。

乗車駅も紅葉が見頃を迎えた時期に、始発の高尾から乗車という事で、乗車前には高尾山にでも足を運んでいたのでは…と思われた方も居られるかと思いますが、この日は高尾山ではなく、同じ都内多摩地区にある紅葉スポットの御岳山に足を運んでいました。
(高尾山も紅葉スポットとしては絶景で、利便性も申し分なしなのですが、利便性の良さもあってか数日前に足を運んだ人物から聞いた話では、平日でもケーブルカーとリフト乗車(両者が並走)が40分待ちとの事で、紅葉が見ごろを迎えた晴天の土休日だと相当な状況かと思います)

御岳山(JR最寄駅:青梅線御嶽)も近年は割安な奥多摩方面のフリー乗車券(新宿や高田馬場などから拝島までの往復+青梅線拝島以遠と五日市線がフリー乗車)が設定廃止となってしまい、足を運び難い状況になった上に、休日お出かけパスの通用範囲で、御岳山のケーブルカー(御岳登山鉄道)が、首都圏では数少ない未乗の鉄道路線となっていた事も、御岳山訪問の大きな動機でした。

御岳山へのアクセスは、JR御嶽駅から西東京バスでケーブル下まで向かい、その後滝本駅からケーブルカーに乗車するのが一般的なルートで、MAKIKYUもこの方法でアクセスしています。

JR青梅線末端区間(青梅~奥多摩)自体が、昼間毎時2本の区間列車が4両編成で走るだけのローカル線ですので、この電車を降りてからまた路線バスでアクセスする御岳山は、利便性という点では都心から京王線直結、本数も多く駅からのアクセスも至便(高尾山口駅~ケーブルカー・リフト乗場へは急坂などもない参道を少し歩くだけです)な高尾山には遠く及びません。

そんな御岳山でも、JR御嶽駅のケーブル下行きバス乗り場には多数の行列、日頃はバス1台がピストン運行する程度でも充分過ぎるのでは…と思われるこの路線も、誘導係員が案内役に努め、臨時バスを増発して多数の乗客を捌いており、臨時バスは大型車主体ながらも、どれも満車で大盛況という状況でした。
(滝本駅周辺の駐車場も相当な混雑・駐車場待ち渋滞が発生しており、自家用車利用も大変な状況でした)


この一帯を運行する西東京バスは、一時子会社として多摩バスが存在、同社は独自塗装のバスを走らせていた事から、多摩バスが西東京バス本体に吸収された後も、多摩バス塗装で西東京バスの社名が標記されたバスも混在しており、MAKIKYUが御嶽駅~ケーブル下間で乗車した西東京バスは、往復共に多摩バス塗装の車両でした。
(すれ違ったバスの中には、永年親しまれている西東京バス塗装の車両もありましたが…)

路線バスを下車した後も、ケーブルカーはピストン運行の臨時ダイヤで多客対応に努めながらも、乗車の列は30分待ちという状況で、紅葉が見頃を迎えた土休日の紅葉スポットならでは…と感じたものでした。

  
ケーブルカーで上がった山上からの景観は、大勢の行楽客が押し寄せる著名な紅葉スポットだけあると感じたもので、都心方面はやや霞がかっていたものの、近年注目を集めている東京スカイツリーもうっすら、スカイツリーの方向を示す案内も見受けられたものでした。
(現地で伺った話では、MAKIKYUの訪問時はやや霞がかっているとは言えども、割合よく見える部類の様です)

御岳山へのメインアクセスとなっている御岳登山鉄道(ケーブルカー)に関しては、近日中に追って別記事で取り上げたいと思います。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。