今日「MAKIKYUのページ」では富山ライトレールに関する記事を取り上げましたが、その富山ライトレール(ポートラム)で活躍する車両がTLR0600形です。
この車両は富山市のすぐ隣、高岡市~射水(いみず)市を走る万葉線に導入された新型低床車と良く似た2車体連接の路面電車形車両で、ヨーロッパの技術を元に気動車などで定評の新潟トランシスが製造した車両です。
塗装は白を基調としたシンプルながらも見栄えのするデザインで、ドア部分などは1編成ずつ異なる塗装となっており、7編成全てが異なる装いとなっています。
車内は低床ノンステップ車という事もあり車輪部分などに出っ張りがあるのが特徴で、座席配列なども制約が出てきますが、向かい合わせ座席を主体にうまくまとめられており、先頭部には補助席も設置されています。
内装は1編成毎に異なる外観とは異なり、落ち着いた感じでまとめられていますが、照明は間接照明となり、つり革もJR某社が最近使い始めているタイプの物を用いるなど特徴的で、この辺りは近隣の万葉線を走る新型低床車(近日中に取り上げたいと思います)とは異なる点で、両車を乗り比べると興味深いものがあります。
雪の積もったころに北陸を訪問されたようですね。
開業にあたり、北陸の雪に果たして超低床車は大丈夫なのか?という心配がされていました。
ポートラムには始めての冬。除雪車も用意して迎えたのですが、今年は記録的な暖冬。
まずは一安心といったところです。
こちらは関西方面から北陸へ向かい、その後首都圏に戻る(こちらは首都圏在住です)行程で旅行していましたが、福井を訪問した際には結構な雪に見舞われ、今年はさほどでもない様ですが、日頃雪に慣れていないこちらには随分厳しく感じられました。
ただポートラム乗車時(大晦日と元旦です)には天候にも恵まれ、現地の方も珍しい位良い天気と言っている程でした。