「MAKIKYUのページ」では昨日銚子電気鉄道(銚電)の800形をはじめ、同電鉄関連の記事を幾つか取り上げましたので、今日は他の記事でも…と思っていましたが…
ただ「MAKIKYUのページ」を日頃ご覧頂いているある方から今日銚子へ行くという連絡を頂き、また銚電応援も兼ねてという事で、連日銚電関連の話題になりますが今日は同社の700形に関して取り上げたいと思います。(他に関連記事も掲載します)
この車両は戦前に製造された骨董品とも言うべき車両で、先日取り上げた800形よりもずっと古い車両ですが、銚電にはこれより更に古い車両があるという事には驚かされます。
またこの車両は滋賀県の近江鉄道から移籍してきたモノで、近江鉄道時代に運転台の撤去(片運転台化)を行った事もある様で、その事もあってか銚子方と外川方で前面のデザインが異なるのも特徴的です。
現在701号と702号の2両が在籍していますが、702号はワンマン化改造されていない事もあって稼働率は低く、専ら予備車になっている様ですので、これにはなかなか乗れそうにありません。
また701号は事情により暫く稼動していなかった様ですが、先日銚子を訪問した際は検査上がりの美しい姿で試運転を行っている姿を目撃していまして、暫くの間は活躍が期待できそうです。(正月などは混雑するかと思いますが、この車両の活躍が期待できそうです)
ただこの車両、2扉でドアが中央に寄っている配置という事もあってかワンマン運転では使い難そうで、これがワンマンに対応している他形式に比べて稼働率が低い原因なのかもしれません。(MAKIKYUは銚電を3回訪問していますが、未だに営業運転で稼動している姿を見たことはありません)
MAKIKYUも今度銚電を訪問するなら、是非乗車してみたい車両の一つなのですが…
写真は仲ノ町駅(銚電の車庫がある駅です)に停車している701号車(前面は外川方)と702号車(前面は銚子方)です。
701号がワンマン化されている事以外は同形式だけあって似たような車両ですが、701号は客扉窓がやや小さく、また検査上がりという事もあって随分美しい姿になっています。