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今年はJRグループ発足30周年にあたります。 1987年の3月31日、天王寺発新宮行きの夜行列車で国鉄最後の夜を過ごし、4月1日にJR最初の朝を迎えました。年齢的に、少年が青年に変わった瞬間であったのかもしれません。しかしながら、その後の30年はバブル崩壊のあおりで運命の歯車が狂い、苦労した時期もありました。
JRグループも、発足当初は予想外に堅調でしたが、90年代に入ると厳しい経営合理化とリストラが進むようになりました。高速道路や航空の拡充に景気低迷、極端な高齢化、さらに近年では天災、及び乗客の心理が腐敗して車内での度を超えた迷惑行為、またはテロにも怯えながらの状況では、「黒字で健全経営しろ」と要求する方が到底無理な話です。
30年の歳月を経て、国鉄改革に厳しい審判が下されることは、間違いないと思います。また、近年はAIの発達によりマイカーの自動運転化と、電気運転化も進んでおり、毎日「次の電車をご利用ください!」とスマホに夢中の乗客を怒鳴るような放送を繰り返しているようでは、「カネを払う価値がある」という見方はされなくなってきているとも思います。
レールファンとしては残念ですが、現代の日本の鉄道に魅力が感じられません。国鉄時代は、乗務員の態度がよく批判されましたが、当時は乗客が傲慢ではありませんでした。公共交通は近い将来、自動運転電気自動車に役割を譲る運命にあるでしょう。