今年8月12日、高知県四万十市で41.0℃という最高気温を記録し、2007年8月16日に熊谷と多治見で記録した40.9℃の日本記録が6年ぶりに更新されました。
わずかですが、0.1℃更新したこととなります。
しかし、測定には誤差が付きもので誤差をゼロにすることはできません。
気象観測に用いる抵抗式温度計は、±0.2℃の誤差が許容されているそうです。
もっとも温度計自身の誤差は校正されていて、誤差を調整した数値が記録として発表されているのかもしれません。とすれば、0.2℃の誤差は常に変動する温度に即時に追随できない温度計の宿命なのかもしれませんが、どうなのかよくわかりません。
それで誤差が0.2℃まで許されているということは、観測したデータを中心値として0.2℃低いかもしれないし、あるいは0.2℃高かったかもしれないということです。
つまり四万十市で測定された最高気温は40.8~41.2℃の範囲であったことになります。
一方それまでの最高気温(40.9℃)は40.7~41.1℃の範囲です。
つまり、四万十では40.8℃だったかもしれず、熊谷と多治見で記録した温度は41.1℃だったかもしれません。
このように誤差を考えると100%四万十市の最高気温が、ランキング一位とは言い切れません。
また温度測定する周囲の環境も同一ではないでしょうし…
発表する単位を0.1℃として誤差含めてそれを確実にするには、誤差を0.05℃未満にする必要があります。今使われている温度計の4倍の精度なので、価格はかなり上がるかもしれませんね。でも、そうすれば誤差の入り込む余地はなくなります。
一方で、非公式の最高気温という記録があって
1923(大正12)年8月6日、徳島県鳴門市で42.5℃という気温が記録されています。
今から90年も昔、地球温暖化もいわれて無く都市化も進んでない時代のことです。
非公式とはいえ途方もない記録といえましょう。
いつかこの気温さえ超えてしまう日が来るのでしょうか?
わずかですが、0.1℃更新したこととなります。
しかし、測定には誤差が付きもので誤差をゼロにすることはできません。
気象観測に用いる抵抗式温度計は、±0.2℃の誤差が許容されているそうです。
もっとも温度計自身の誤差は校正されていて、誤差を調整した数値が記録として発表されているのかもしれません。とすれば、0.2℃の誤差は常に変動する温度に即時に追随できない温度計の宿命なのかもしれませんが、どうなのかよくわかりません。
それで誤差が0.2℃まで許されているということは、観測したデータを中心値として0.2℃低いかもしれないし、あるいは0.2℃高かったかもしれないということです。
つまり四万十市で測定された最高気温は40.8~41.2℃の範囲であったことになります。
一方それまでの最高気温(40.9℃)は40.7~41.1℃の範囲です。
つまり、四万十では40.8℃だったかもしれず、熊谷と多治見で記録した温度は41.1℃だったかもしれません。
このように誤差を考えると100%四万十市の最高気温が、ランキング一位とは言い切れません。
また温度測定する周囲の環境も同一ではないでしょうし…
発表する単位を0.1℃として誤差含めてそれを確実にするには、誤差を0.05℃未満にする必要があります。今使われている温度計の4倍の精度なので、価格はかなり上がるかもしれませんね。でも、そうすれば誤差の入り込む余地はなくなります。
一方で、非公式の最高気温という記録があって
1923(大正12)年8月6日、徳島県鳴門市で42.5℃という気温が記録されています。
今から90年も昔、地球温暖化もいわれて無く都市化も進んでない時代のことです。
非公式とはいえ途方もない記録といえましょう。
いつかこの気温さえ超えてしまう日が来るのでしょうか?