還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

虫歯と歯周病

2016年12月14日 | 歯と口腔内の健康
しばらく根尖性歯周炎に悩まされてきたので、と言うか、今でも治ったわけではないのですが、歯周炎や虫歯のことを調べる機会が増えていました。

それで面白いことがわかったのですが、虫歯になりやすい人と歯周炎になりやすい人がいる、ことです。個人個人の食事や歯磨きの習慣は横に置いて考慮しないとして(^O^)

唾液にはカルシウムが含まれているのですが、唾液の多い人は歯の再石灰化作用が大きく、歯のエナメル質が溶けても修復されます。つまり虫歯にはなりにくい傾向です。

その代わり歯磨き時に残ったプラークにカルシウム等が沈着して歯石が成長しやすく、歯石を放っておくと歯周病になりやすい。

唾液が少ないとこの逆で、歯の再石灰化作用が弱いため虫歯になりやすいものの、歯石は付きにくいわけで、歯周病にはなりにくい。。。

もっともこんなことをはっきり書いた記事が有るわけでは無く、テレビでもこんなことは言っていなくて、勝手に結論づけたものです。

ところで、歯石の付きやすい歯があって、、、

唾液は唾液腺で作られ導管を通って口腔内に出ますが、最も大きな耳下腺は頬の内側、両側の上の奥歯(第2大臼歯)の歯冠の高さ辺りに出口(乳頭)があります。3大唾液腺で耳下腺以外の顎下腺と舌下腺は、下の前歯の内側に出口があります。

耳下腺の乳頭は白っぽくて少し膨れていて、鏡で見られます。触るとちょっとだけコリッとした感じで、頬の両側にあります。ちなみに導管に石が出来ることがあり、唾石と言うそうです。

この唾液腺乳頭の近くの歯は、最も唾液にされされるので歯石が溜まりやすく、そこをチェックすると歯石の状態がよくわかります。比較的見やすい場所なので自己チェックできますね。

唾液は1日に1~1.5リットルも作られるそうですが、作って溜めておいて食事の時に放出するわけではないですよね。作っては出し作っては出し・・・・