還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

今年の健康保険料は去年の4倍!!

2018年07月02日 | 税金・保険料・医療費等
少し前に、市から届いた国民健康保険料通知書に書かれていた、「保険料」

なんと、去年の4倍弱、なのです。
しかし、去年は一昨年の7%に激減していた

国民健康保険に加入した2015年度の保険料を100とすると
2016年度 530
2017年度  40 (7/3訂正)
2018年度 158 (7/3訂正)

と、こんな感じで、高速エレベーターのようです。

それで、今年の保険料は月額にしておよそ13,000円ほど。
想定より3,000円高いので、通知書と市のHPを穴のあくほど眺めて、ようやくその理由がわかりました。

会社員時代の保険料~組合健保~は、ごくごく単純な計算で決まっていました。
保険料=標準報酬月額×料率

これだけ・・・・いや、ホントにシンプルですね。家族数は関係ありません。したがって家族がたくさんいると「オトク」なのです。

これに対し国民健康保険料は、様々な計算をして決められます。
所得割、被保険者均等割、世帯別平等割、それぞれに率とか金額が決まっているのですが、それだけでは無く、所得が少ないと軽減があります。

軽減の基準は国が決めていて、所得との関係は以下の通りです。
70%軽減--33万円以下
50%軽減--33万円+(27.5万円×被保険者数)以下
20%軽減--33万円+(50万円×被保険者数)以下

※27.5万円や50万円という金額は、毎年少しずつ見直されています。

そしてこれ以外に65歳以上の年金所得については、15万円が所得から差し引かれます←この情報は市のHPにしか見当たりませんでした。

というわけで、複雑極まりないのですが、通知書には計算式など詳しくは書かれていないのです。過去には市に問い合わせたこともあるのですが、4年目にしてようやく全体が理解でき、正しい「表」が作成できました。

所得が軽減率の適用されるボーダーライン上にあると、わずかな違いで大きく保険料が変わります。・・・・組合健保より振れ幅が遙かに大きくなるのです。

同じ収入で国民健康保険料と、働いていた会社の組合健保の保険料を比較すると、国保の方が遙かに高く、なんと2.3倍にもなります。組合健保でも支出の半分は高齢者支援に回っていますが、国保の保険料も高齢者支援に回っています。