還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

高血圧診断基準が変わりました

2019年05月02日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
昨日見たNHKの「今日の健康」で、高血圧の診断基準が変わったと説明されました。

120/80未満    至適血圧   → 正常血圧
120~129/80未満 正常血圧   → 正常高値血圧
130~139/80~89 正常高値血圧 → 高値血圧
140/90以上    高血圧

つまり、至適血圧とされてきたものが正常血圧に
正常血圧が正常高値血圧に
正常高値血圧が高値血圧に

表現が変わり、基準としては厳しくなりました。

上の数値は診察室血圧と言われるもので、自宅で測る家庭血圧はこれより5低い数値が基準となります。

診断基準の140/90以上は変わっていませんが、健康診断などで135などと出たとき、やや高めですが正常範囲ですと言われていたのが、これからは正常と言われなくなります。

こんな場合治療云々ではなくて、生活を改善して下げる努力を勧めますと、番組では言っていたように思います。

<参考>
高血圧の有病率(2010年)
     男性   女性
30歳代  20%    5%
40歳代  30%    10%
50歳代  65%    40%
60歳代  65%    60%
70歳代  80%    70%

これを見ると年寄ると、みんな高血圧になるんだと思ってしまいかねませんが、昔と今では生活習慣が違い、減塩の普及もあるし、30~40歳代の方が数十年後に殆ど高血圧になってしまうと言うものではないと思います。