還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

冷蔵庫の消費電力量

2019年09月18日 | 雑記帳(その他)
冷蔵庫のドア裏にはシールが貼られていて、そこには様々な情報が書かれています。
定格消費電力と消費電力量も書かれていて、新しい冷蔵庫のそれは

消費電力量:289kWh(JIS C9801-3:2015)
と書かれています。

この数値は、2015年に改正されたJISによる試験方法で測定された、年間の消費電力量を表します。

このJISですが、実は度々改正されています。
まず1999年3月に初版が制定され(案外新しい)
その後2006年5月1日に改正
さらに2015年に再改正が有り
これが最新。次の改正は2020年代半ばでしょうか?

そして最新版は、実際の使用に即した形となっているのですが、古い規格は試験条件が実使用からほど遠く、消費電力量が実態より少ないんじゃないかと言われるようになっていました。

それで試験条件が見直され、それなりに実使用を反映する試験条件となったのが最新版です。

最新規格が出たときに販売中の冷蔵庫は、新しい規格による表示に変わりましたが、それまで表示されていた消費電力量の2~4倍にもなったとのこと。

我が家の古い冷蔵庫の消費電力量は310kWh(旧JISよりさらに古い)ですが、これを新JISで表示し直すと
仮に2倍として620kWh
4倍とすると1,240kWh

4倍の場合、月平均100kWhになるのですが、我が家の電気使用量は去年1年間で4,100kWhでした。そのうち1,240kWhが冷蔵庫とすると、冷蔵庫だけで30%を超えるので、4倍ということはないと思います。

冷蔵庫の電気使用量は、家庭全体の10~15%と言われています。
10%とすると410kWh、15%とすると615kWh。
310kWh×2=620kWhと考えれば、2倍くらいが妥当かと。

2倍の620kWhでも、新しい冷蔵庫の289kWhとの差はすごく大きいですね。
620kWh-289kWh=331kWh・・半分以下です。
電気代は331(kWh)×27(円/kWh)=8,937円の節約。

家電量販店のパネルでは、年間電気代が約1万円安くなりますよ~
(具体的な数字忘れた・・・)
と謳っていたので、これに相当する電力量はおよそ370kWhとなります。2倍とした計算では331kWhなので、まあ2倍近辺なのでしょう。

なお、JIS改正により内容積の表示も変わり、数値が少なく表示されるようになっています。

古いのが415リットル、新しいのが406リットルで、一見新しい方が狭い印象ですが、実は新しい方が広いかもしれません。