還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

歯の棚卸し

2022年10月03日 | 歯と口腔内の健康
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」と言う8020運動が、厚労省と歯科医師会によって、1989年から行われています。始まってから30年以上になるのですね。

80歳で20本以上か・・・・今70歳ですが、幸いなことに親知らずを除く28本がそれなりに健在ではあります。ここでは歯の根さえ残っていれば、差し歯でも自分の歯としてカウントできるのです。

それで今の歯の状態がどうなのか、9月末は棚卸しの時期と言うわけでもありませんが、歯の棚卸しをしてみました。

まず28本の内訳
健全歯数    12
虫歯数     16
無髄歯数    4 (神経を抜いた歯のこと)

と言うことで半数以上が虫歯です。口を開けると銀歯だらけ^^;;;

16本ある虫歯の処置は
クラウン   5 (すべて下)
インレー   7 (上が5で下が2)
レジン充填  3 (すべて上)
差し歯    1 (上の前歯)

インレーもクラウンも銀歯なので一目でわかりますが、レジン充填は見てもわかりません。またクラウンはすべて下なので、下の方が虫歯の程度は悪いのですね。
クラウンでとどまっておかないと、さらに悪化した時、抜歯→入れ歯になります。

治療回数  21 (2010年11月以降で初診の回数)
心臓手術後データ化済み

1度も治療がなかった年は2011年、2012年、2014年の3か年なので2015年以降は毎年何か起こっています。
2020年は最も多かった年で7回も治療しました。初診回数が7なので、実際の通院回数は10回を超えます。詰め物が外れまくりましたね。歯磨きしていて、歯間ブラシを通しただけで外れたこともあります。

2010年11月以前に治療済みの虫歯で、再発していない歯は9本です。
この9本は、インレーとかクラウンが大変長持ち(10年以上)していることになるので、それはそれで大したものです。
差し歯も1本ありますが、この差し歯はかれこれ35年になります。今まで2回外れましたが、2010年11月以降は順調です。

それで考えてみると、
治療済みが16本、再発等していないのが9本なので、この10年ほどで治療をした歯は7本となるわけで、つまり7本が繰り返し治療対象になっているのです。

特に上左第1大臼歯は8回、下左第2大臼歯は5回で、この2本で13回となり治療回数21の半分以上です。治しを要する歯は何度でもというわけです。

ほぅ~~~、万遍なく治療しているのではないのですね。

銀歯が外れた回数は全部で14回、そのうち再利用できたのが10回で4回は新規作成となっています。なかなか興味深いです。

いやぁ・・・こんな状況とはね、棚卸しをしてみて初めてわかりました。

8020運動ですが、現状は80歳で20本ある人の割合は半分ぐらいだそうです。さらにレベルを上げて8520とか9020まで拡大して、達成者を表彰をしている自治体もあります。