豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

西武百貨店軽井沢店跡

2009年08月24日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 8月17日の夕暮れ時の、西武百貨店軽井沢店跡。

 昭和40年代には、入口のすぐ左側に、島津貴子さんプロデュースの“西武PISAピサ”があり、一番奥にはいかにも「デパートの食堂」といった感じの食堂があった。
 白樺の木立に囲まれた庭で食べることもできた。
 子どもの頃、この庭で祖父からスパゲッティを食べさせてもらったり、夕方ここでビールを飲む叔父にくっついていってクリーム・ソーダをご馳走になったりした。

 もう廃店になって十年以上経っただろうか。今では人影もなく、建物の壁面もずいぶん傷み、庭も荒れ放題になって。
 グリーンホテルなどのように、建物は解体してしまったほうが美しい思い出のままでいられるのか…。
 ここのように、朽ちかけても現物が残っているほうが懐かしいのか…。

 いずれにしても、寂しい限りである。

 今は東側の駐車場だけが、星野温泉の駐車場として使われているらしい。
 ボーイスカウトのような格好をした、星野のアルバイト学生が暇そうに立ち番をしていた。

 2009/8/24

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スケートセンター テニスコート

2009年08月24日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 同じく8月17日の夕方。軽井沢スケートセンターのテニスコートを、かつての西武百貨店軽井沢店の駐車場から眺めた風景。

 旧軽井沢のテニスコートのような伝統はなったが、塩沢のテニス村との中間にあるような庶民的なテニスコートだった。
 叔父の別荘から近かったので、テニスをするのは、たいていここか星野温泉テニスコートだった。
 日陰がないので、暑いコートだった。
 千ヶ滝プリンスホテルに滞在する皇太子(現在の天皇)が、デビスカップ選手だった石黒賢のお父さんとテニスの試合をしたりしていたこともあった。

 本体のスケートセンターが廃業してしまった今となっては、ここも当然閉鎖されてしまったのだろう。夏の終わりの夕日を浴びた、寂しい光景である。

 2009/8/24

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