豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

フォード・フィエスタ

2009年12月13日 | クルマ&ミニカー
 
 フォード・フォーカスが出たついでに、フォード・フィエスタについても一言。

 ぼくは先代のフォード・フォーカスのスタイルが好きだった。
 一般的に、3代目ポロ、ローバー25、先代フォーカス、オペル・アストラ、プント・グランデ、日本車ではファミリア、シビック、シャレード、ミラージュ、初代ヴィッツ、そしてランクスなど、ヨーロッパ・スタイルのCセグメント、5ドア・ハッチバックが好きなのだが、とくに青のフォーカスが好きだった。

 フォーカスは先のモデル・チェンジで横幅が拡がりすぎてしまい、ぼくの選択肢からは落ちてしまったが、最近ネット上で見かける同じフォードのフィエスタのニュー・モデルは、どことなく先代フォーカスの面影が残っていて、気に入っている。
 残念ながら、ヨーロッパ・フォードは日本市場から撤退してしまったらしく、フォードの新聞折り込み広告や、“Driver”誌の外国車アルバムなどにも、フォーカスやフィエスタは乗っていない。

 ところが、中国市場ではヨーロッパ・フォードが売られているらしい。
 ネットに載った中国のモーター・ショーの写真の中に、すごくいい構図を見つけた。
 展示されたフォード・フィエスタの車内を、中国人の少女が、手をかざして覗きこんでいる。その腰の屈め具合、まなざしの向う先に、彼女の思いがすべて表れている。
 
 彼女の胸に去来する思いが、ぼくにはわかるような気がする。

 おそらく、今から40年以上前、わが家にスバル1000が納車されたとき、スバル360の小ささに慣れていたぼくも、おそらくその室内を覗きこんで、その広さにうっとりしたのではないかと思う。
 その時以来、ぼくはクルマの室内はスバル1000の広さで十分だと思いつづけている。

 あるいは、1920年代のアメリカのミドルクラスの家庭にT型フォードが納車されたときにも、こんな光景が見られたのではないだろうか。ノーマン・ロックウェルが描きそうな光景である。
 徳大寺さんはフォード車を「安物クルマ」といって貶すけれど、庶民のクルマへの憧れはT型フォードとともにやってきたのだ。

 フォード・フィエスタの室内を覗きこんでいる彼女の清楚なヘア・スタイルや、ジャンパー、ジーンズ、スニーカー姿からすると、彼女も生涯フィエスタで十分という思いを抱きつづけるだろう。
 ぜひそうであってほしい。中国経済の巨大化とともに、彼女の車に対する欲求までもが巨大化しないことを祈りたい。
 フィエスタは、全長3958mm、全幅1722mm、全高1481mmと、VWポロとほぼ同じである。6人家族でもない限り、これで十分である。

 ぼくはこの写真がすごく気に入ったので、パソコンのデスクトップに飾ってある。

 * 写真は、≪Ford Fiesta 画像≫でグーグルを検索して見つけたサイトから。
 fiestaの写真に≪福徳 嘉年華(の簡体字)≫というプレートが付いていたから、おそらく中国のサイトと思う。「福徳」はfordの中国語表記だし、“fiesta”の語源は「祝祭」だから「嘉年」、「華」は“ta”の発音だろうと中国語通に教えられた。

 2009/12/13

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WRC Peugeot 307 (Majorette製)

2009年12月13日 | クルマ&ミニカー

 ついでに、今年ぼくが買った唯一のカバヤの「菓子付きミニカー」「ラリーカーシリーズ “Rally Car Series”」の外箱。
 去年とは外箱のデザインは少し違うが、中に入っているミニカーは全部同じようだ。

 今年も夏の一時期だけ、近所の西友の菓子売り場で見かけた。
 去年入手できなかったもののうち、1つ前の世代のフォード・フォーカスは、特にスタイルが好きだったので、ぜひほしかったがゲットできなかった。
 売り場で、一瞬、サイドに黄緑のラインが見えたので、フォーカスかと思って買ってしまったが、プジョー307だった。
 なぜか今年のシリーズからは、Ford Forcus だけが外されてしまっていた。

 * 写真は、カバヤ「ラリーカーシリーズ “Rally Car Series”」のプジョー307 WRC仕様(1/58 Majorette製)。

2009/12/13

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カローラ・ランクス/国産名車コレクション

2009年12月13日 | クルマ&ミニカー
 
 “国産名車コレクション”(アシェット・コレクションズ・ジャパン)の2009年12月2日号、vol.102号の「おまけ」(?)は、わがトヨタ カローラ・ランクス(2001)という予告が出ていたので、12月1日の発売日の昼休みに、駿河台の書泉ブックマートに出かけて、早速買ってきた。

 カローラ・ランクスのミニカーも、実は持っている。しかも2台。
 1台目はMINICHAMPS製の“TOYOTA COROLLA reflective green”というやつ(台座には“reflective green”と書いてあるが、箱には“TOYOTA COROLLA 5-Door 2001 green metalic”とある)。
 渋いグリーンで色は悪くないのだが、わが家の初代ランクスは白だった。しかも、ミニチャンプス製のため、ヨーロッパ仕様の左ハンドルである。

 もう1台は、J-collection製で、ボディーは赤。こっちは国産のミニカーなので(といってもmade in Chaina だけど)、右ハンドルで、しかもシートがきれいなベージュのレザー風。そこまではいいのだが、なぜか、台座や箱に“TOYOTA COROLLA ALLEX”と書いてある。
 いったいどういう意味なのか? COROLLA RUNX ,ALLEX ならまだ分かるのだが…。

 「国産名車」のおまけのカローラ・ランクスが白であることを祈って、書泉に出かけたのだが、残念ながらボディーはシルバーだった。しかし、内装はわが家の初代ランクスと同じアイボリーだった。
 そして、こんどこそ、ちゃんと“Toyota Corolla Runx(2001)”と表記されていた。
 ただし、今回新たな謎となったのは、これまでの“国産名車コレクション”についてきたミニカーは「1/43ノレブ社製ミニチュアカー」と表紙に書いてあり、“NOREV”のロゴも入っていたのに、今回のカローラ・ランクスは「1/43スケール・ミニチュアカー付き」と表紙にあるだけで、本文中にもミニカーの台座などのどこにも製造社名がないこと。
 何かあったのだろうが、何があったのか・・・。

 * 写真は、“国産名車コレクション”2009年12月2日号(vol.102)についている“Toyota Corolla Runx(2001)”の1/43ミニカー。

 2009/12/13

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スバル360(1/43 EBBRO製)

2009年12月13日 | クルマ&ミニカー

 去年の今頃は、ミニカー集めにはまっていた。

 きっかけは、夏休みに近所のスーパーのお菓子売り場で偶然見つけたカバヤ製菓の“Rally Car Series”だった。
 しかも、偶然にも今ぼくが乗っているカローラ・ランクスのWRC仕様を見つけたのである。
 それ以来、わが家の歴代のマイカーを1/43のミニカーで集めることを目ざしたのだった。

 そして、スバル360(初代、アイボリー)、スバル360(2代目、ブルー)、スバル1000、スバル1100、カローラ(セダン)、カローラ・ランクス、VWポロ、ふたたびカローラ・ランクスと、一通り揃えることができた。
 残念ながら、年式やボディーの色まで完全に揃えることはできなかった。それでも、これらのミニカーを並べてみると、スバル360からスバル1000に買いかえた時の、あのスバル1000の室内の広々とした印象などが鮮やかによみがえってきた。

 今年は、もう早くも飽きてしまって、ミニカーとはすっかりご無沙汰していたが、10月の下旬ころ、何かの拍子に、EBBRO製の“スバル360”の1/43モデルが再発売されていることをネット上で知った。
 「さくらや」のポイントが残っていたので、久しぶりに新宿東口の「さくらや新宿ホビー館」に出かけた。そして、“スバル360”のブルーのやつが1個だけ残っているのを見つけて、買ってきた。さくらや価格で2856円だった。

 “スバル360”のミニカー(?)は、実は持っているのだが、これが1個200円のユージンのいわゆる「ガシャポン」なのである。
 ガシャポンとはいっても、サイドミラーやリアリッドのヒンジなど結構細かい部分も再現してあり、サイズもほぼ正確に1/43になってはいるのだが、やっぱり「ガシャポン」はガシャポンである。
 ミニカーがあるのならほしいと思っていたところだった。

 ところで、わが家の2台目のマイカーは、2代目のスバル360でボディーは水色だったように記憶していたが、いざ水色の(ミニカーの)スバル360を目の当たりにしてみると、こんな色だったろうかという疑問が湧いてきた。
 ネット上には、グレーのスバル360も出ているが、どうもあんな色だったような気もしないでもない。1964、5年の記憶なので、しかもわがアルバムに1枚だけ残っているスバル360の写真はモノクロのため、確認ができない。
 いずれにしても、もし水色だったとしても、もっと淡い水色だったのではないだろうか。

 * 写真は、EBBRO製“スバル360”の1/43のミニカー。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする