もう1つ、BMWのクルマを。
“BMW City”というクルマの記事や写真がネット上に散見される。
クルマの名前は“BMW City”で一貫しているのだが、中身は様々である。
1つは、Audi A1に対抗するために、MINIのプラットフォームに全長3.75mのボディーを乗っけたFFのガソリン・エンジン車で、Audi A1にぶつけて2010年末に発売されるという記事。
アドレスの末尾が“hu”となっていたから、ハンガリーの記事か・・・。
BMWが1950年代に作っていた“Isetta”というミニカーの後継車とでもいうべきクルマで、玉子に車輪がついたような恰好から、“Rolling Egg”と呼ばれると書いてある。
“Rolling Egg”風の“BMW City”らしき写真は“worldcarfans.com”というページに載っていた。
もう1つの“BMW City”は、BMWの出す電気自動車の名前で、2012年に出ると書いてある。
ただし、電気自動車の“BMW City”の写真も何種類かあって、どれが本物に近いのか分からない。
ここで引用したのは、“bmwofsouthatlanta.com”というのに載っていたもの。いかにもBMW 1シリーズをさらに短くしたような形で、“Rolling Egg”という愛称からはほど遠い印象。
前の記事でふれた“BMW E1”というクルマとはどういう関係なのか? 両方とも発売予想は2012年だけれど・・・。
しかし、いずれにしても、クルマの世界が大変革期にあることは間違いない。
「地球から石油がなくなる前に人類は滅亡する!」などと言われてきたが、人類が滅亡するかどうかはともかく、地球から石油がなくなる前にガソリン車はなくなるかもしれない。
ひょっとすると、ぼくが生きているうちに、Panasonic製のクルマ、sony製のクルマ、Sharp製のクルマなどにお目にかかれる予感がする。
ヤマダ電機で電気自動車が売られ、ヤマダの駐車場で充電ができてポイントがつくような時代が来るのだろうか。
軽自動車を売っている田舎のスーパーをTVで見たことがある。
2009/12/25