豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

ポラン書房、閉店(2021年2月11日)

2021年02月11日 | あれこれ
 
 きのう2月10日の午前、休日前に相手に届いてほしい急ぎの郵便物があり、散歩がてら石神井郵便局まで歩いた。
 一昨日までよりはやや寒いが、風もなく、天気がよくて気持ちがよい。
 北の空には、一筋の飛行機雲が西から東へと流れていた。

 30分ほど歩いて、午前9時半すぎに郵便局に到着。
 以前は「即日速達」というのがあったが、いまは「新特急郵便」というのなら当日に配達されるというので、それにした。郵便追跡サービスで確認すると、午後2時40分すぎに相手に到達したようだ。

 帰り道、西武線の踏切待ちの間に、空がきれいだったので、スマホで写真を撮る。

              

 ついでに通過して行く電車の車両も。新型なのかどうかは分からないが、あまり見慣れない顔である。

              

 
 ショックだったのは、下屋敷通り(わが家ではそう呼んでいるが、地図には「旧大泉街道」と書いてあった)沿いの古書店、ポラン書房が閉店してしまったこと。
 2月7日で店舗での営業は終わり、ネット上のみの営業になるという。

              

 あまり利用しなかったので仕方ないが、思い出はある。
 まだ、関越道の近くに店舗があった頃、新潮文庫のモームの「アシェンデンⅠ」を見つけた。Ⅱ巻がないので買わないでいるうちに売れてしまった。その後、新潮文庫の「アシェンデン」には二度とお目に書かれない。広瀬正の「マイナス・ゼロ」もこの店の店頭100円均一で見つけた。
 最後に入ったのは、去年の10月頃に、「呂運享評伝 上海臨時政府」を買った時だった。もともとネット上の「日本の古本屋」を探していたところ、ポラン書房で売られているのを発見して、しかもポランが最も安かったので、店舗に買いに行った。今後はこの方法でしか購入できなくなる。

            

 --と書いたが間違いで、ことし1月に店頭にあった山本周五郎全集の最終巻を300円で買ったのが最後だった。

 そう言えば、去年の中ごろだったか、「ポラン書房」の看板がなくなっていると息子から聞いたので、行ってみたらテレビか何かの撮影だった。

  2021年2月12日 記

             

 追記 きのう(2月16日)店の前を通りかかったら、引越しのトラックが横づけされて、荷物を積み込んでいた。

             

 追記2(3月13日)そして、2月24日に通りかかったところ、今度こそ本当に看板が外されてしまっていた。

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