豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

スバルFF-1

2010年03月09日 | クルマ&ミニカー
 
 この≪豆豆先生の研究室≫を読んでいる母から、「軽井沢で撮ったスバルの写真が出てきた」という連絡があった。
 しょっちゅう、「うちの歴代スバルの写真はないだろうか?」と言っているので、気にかけていて見つけだしたらしい。


 撮影年月日は1972年8月となっていた。
 軽井沢の家の前で、母と母方の祖父母が並んで写っている。わが家のスバルの正面の顔もはっきりとわかる。

 さっそく「絶版車アルバム1950-1969[完全保存版]」(コスミック出版、2006年)を調べると、“SUBARU FF-1”のようだ。フロントライト、バンパー、グリル、サイドミラーなどの形状がぴったり一致する。フロントグリルに入った台形のクロム・フレームが特徴だというから、“スバル FF-1”だろう。

 昭和44年(1969年)から同50年(1975年)まで販売されたという。
 1969年はぼくの大学入学の年である。以前にこのコラムに貼り付けた、旧軽井沢町営駐車場にとまっているわがスバルとは違うクルマである。あっちは今回の写真より数年前のものだから、おそらく“スバル1000”なのだろう。

 メカニズムは“スバル1000”のままだが、1960年代の大衆車のスケールアップ傾向に合わせて、排気量をアップさせたエンジンを搭載したと前掲書には書いてある。
 ボディーサイズは、3930×1480×1390である。現代の最小セダンであるベルタよりも小さい。ハッチバックだがデミオくらいのイメージだろうか。

 2010/3/9