豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

東京の雪景色 (2012年1月24日)

2012年01月24日 | あれこれ

 昨夜は 夜の7時45分に補講が終わり、帰路についたのだが、お茶の水界隈は冷たい雨が降っていた。

 途中で軽い食事をとって、地下鉄に乗った。そして自宅の最寄り駅で降り立つと、何と一面の雪化粧。深々と雪が降っているではないか。
 さくさくと積もり始めた雪を踏みしめて家に戻った。

 「明日はきれいな東京の雪景色を写真に収めながら出勤だ!」と思っていたのだが、今朝起きてみると、もう雪は解けはじめていた。
 それでも、わずかに残った雪をとりながらの出勤となった。

 まずは、西武線の車窓から。

       

 ぼくの子どものころは「かちどき製粉」という工場があって、その北側のなだらかな斜面に積もった雪がきれいだったのだが。

 つづいて、いつもの飯田橋駅からの道。
 最初は、ホテル・メトロポリタン・エドモント前の植え込み。
 生垣がわずかに雪帽子をかぶっている。

       

 つづいて、東京しごとセンター前の植え込み。

       

 そして、住友不動産の千代田ファーストビル西館裏の植え込み。

       

 赤い実をつけた南天(?)もわずかに雪をかぶっていた。

       

 そして、研究室に到着。
 いつもながらの、研究室の窓から眺めたお茶の水界隈の屋根、屋根、屋根・・・、と言いたいところだが、ビル、ビル、ビル。

       

 東京の雪にはいくつか思い出があるが、ぼくにとって一番印象的な東京の雪景色は、丸の内のサントリー美術館の窓から眺めた都心の雪景色である。
 大学生の頃、友人に誘われて、当時は皇居を見下ろすビルの上層階にあったサントリー美術館に出かけた。何を展示していたのかはまったく記憶にない。
 ちょうど今日と同じような雪の降った翌日で、窓から見下ろしたお堀端の雪景色だけが印象に残っている。

 その頃、結城昌治の『公園には誰もいない』という推理小説を読んでいたのだが、講談社文庫の表紙カバーに雪景色の公園の絵が描かれていた(はずである)。
 サントリー美術館から眺めた雪景色と、結城昌治の文庫本のカバーの挿画とが、なぜか思い出されるのである。

 * 最初の写真は、今日の飯田橋garden air-i(通称? 飯田橋のホッペマの並木道)。雪はまったくなかった。

 2112.1.24 記

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