晴、3度、74%
お正月の明けて7日、「七草粥」の日です。と言うよりお正月明け一息してくださいと言う日だと思います。4年前帰国して驚いたことの一つが「七草」セットでした。初売りの日からパックに入って「七草」がスーパーに並びました。便利になったなあと喜んで買いました。さっと湯がいて刻みますが、ちっとも「七草」の香りがしません。昔は山に摘みに出かけました。元気のないパックの「七草」でした。
その翌年から、庭の青い葉っぱを7種類摘んでおかゆやリゾットを作りました。「七草」は決まった7種類でなくても、寒の内に青々とした緑濃い葉っぱならいいと思います。その元気を頂戴するのが「七草粥」です。
カゴを持って庭に出ました。私の弾む気持ちがココさんにも伝わってココさんも庭に出て来ました。 「なんですか?これ」 左上から「イタリアンパセリ」「ルッコラ」「ディル」「パクチー」「よもぎ」「チャービル」「チャイブス」の7種類です。昨年夏に植えた「よもぎ」が初登場。「よもぎ」は季節によって香りが変わるそうです。春の新芽とは違った香りがします。摘みたてを洗ってさっと湯に通し、刻みます。ほんのりと暖かい青草の香りが鼻をくすぐります。緑も鮮やか。
今年は焼き餅と合わせました。刻んだ「庭の七草」を焼きたてのお餅に絡めるだけです。お餅の香ばしさ、草の香り、目にも鮮やかな緑。「この冬も元気に乗り越えられますように。」手を合わせて頬ばりました。
来年も庭の葉っぱで「七草」を楽しむつもりです。タンポポの緑が「ここにもいますよ、きれいな緑。」と言っているようでした。
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