晴、11度、68%
昨日「はみずはなみず」と言う言葉を教えていただきました。「はなみず?鼻水?」と思いクスリと笑いました。昨日の私のブログ「初冬の庭」にくださったコメントです。
次第に緑が少なくなる庭でひときわ力強く春先まで緑を湛えるのは「彼岸花」または「曼珠沙華」です。最近では「リコリス」などと洋名でも呼ばれます。秋の畦道の彩り真っ赤な「彼岸花」は秋彼岸の思い出と重なる花です。我が家の庭には黄色と白の「彼岸花」があります。赤い「彼岸花」よりやや遅れて開花します。 今年の9月の写真です。「彼岸花」は夏も終わりになると球根から花芽がまっすぐ伸びます。開花してもご覧のように葉はありません。花が終わり秋が深くなる頃葉の芽が、これまたまっすぐに伸びて来ます。「彼岸花」の花はとっくに終わっています。そしてこの緑の葉が春先まで持ちこたえます。
「はみずはなみず」は「彼岸花」のまたの名前です。漢字を当てると「葉見ず花見ず」。花がある時には葉はなく、葉がある時には花はない。全くよく言い表している言葉です。
ブログに寄せられるコメントでこの10年たくさんのことを教えていただきました。花や庭造りのこと、モモを香港から連れ帰る時は検疫での注意事項、アドバイス、お顔を知らない方からもらう言葉が役に立ち今も私の中で生きています。
そんな思いで昨日は改めて庭の「葉見ず花見ず」を眺めました。ありがとうございます。
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