チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

真っ白なランチョンマット

2024年12月16日 | 日々のこと

雨、9度、70%

 寒くなったので朝ご飯を部屋の中で食べるようになりました。デッキでの朝食ではトレーに乗せて運びます。小さなバゲットを焼きながらの朝食は、食べるものが一度に並ばずひとつひとつ持ってきます。早朝の朝ごはん、居間のカーテンは閉めたままです。数日前、急に真っ白なランチョンマットを敷いて朝食がしたくなりました。

 数枚ある白の「ランチョンット」を出してきました。 汕頭の「万里の長城」という名前がある白刺繍のマットです。これはお客様用、お正月用です。朝食に使う気がしません。香港に長くいるつもりではなかった頃に買ったものですから、40年近く前のものです。昨今はこれ程よい「汕頭刺繍」が少なくなったと聞きます。手仕事の極みです。

  これはフランスのキルト「ブティ」と呼ばれるものです。オフホワイトで優しいキルト地です。キルトをしない私はキルトと「ブティ」の違いがよくわかりません。これはお昼に女性の友人を招いた時のマットです。

  これも古い「ランチョンマット」、コットンの糸で編んだものです。息子が赤ちゃんの頃、寝てる横で編みました。夏の朝食にはこのマットがよく登場します。でも、今私が欲しいのとはちょっと違う。

 そこで、ゴソゴソと布の山を探したら、先日「枕カバー」を縫った残りの麻布が出てきました。これよ!シャッキリとした麻です。二枚しか取れませんでしたが、すぐに端ミシンをかけました。布端が可愛いので縫ったのは3辺です。 

 同じような白の「ランチョンマット」なのに生地の質や厚さで感じが変わります。今の朝の気持ちに沿うのは素っ気ない真っ白の「ランチョンマット」でした。

 焼きたてのバゲットにありつけるのは、朝食の最後です。

 


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