ムスカリ
2023年03月25日 | 花

雨、12度、88%
夏中、実を沢山つける「イチジク」は冬になると葉を全部落とします。表の道に面した庭に植えています。この裸木を見ると寂しく思います。そこで、昨年の秋に「イチジク」に根元に「ムスカリ」の球根を植えました。
「ムスカリ」も好きな花の一つです。大きな花弁こそありませんが群生していると景観を作ります。ブルー一色にするか濃い紫、白も足すか、球根を買うときに迷いました。数多く植えたいので、ミックスの球根を選びました。大袋に入ってお安いのです。
球根は植えると間違いなく芽出し、開花するもが多くあります。「ムスカリ」もその一つです。しかも、植えっぱなしで来年も咲きます。管理が非常に簡単です。地面から芽が顔を出したのは一月でした。でも植えた数よりはるかに少なく、球根が溶けたのかと心配していました。気温が上がり始めると、芽の数も増え、葉っぱが出て来ました。「心配かけるわね。」
ブルーの花は咲き揃いました。同じ植物でも開花時期が色によって若干違います。ブルーの次は紫、白はいまだに蕾です。色によって葉の大きさも違います。一つの植物をじっと見てるとそんなことを教えてくれます。寂しかった「イチジク」の木の根元、青く染まって賑やかです。昨夕、所用で香港から帰宅した主人が、車から降りるなり目敏く「ムスカリ」を見つけました。「綺麗だね。」
足元ばかり見て過ごした、ふた月、目の前の「イチジク」の枝にも芽吹きが始まっています。 花の咲かない「イチジク」、ご覧のように芽吹きの横にすでに実が形成されています。私はニンマリと夏のおやつ「イチジク」を思い浮かべました。
植えっぱなしで分球してくれたら、来春の「ムスカリ」は見応えが出るはずです。だから、庭仕事は面白い。
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