チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ナッツのオイル

2020年09月18日 | 料理

大雨、22度、94%

 サラダオイルが主流だった頃に比べるとオリーブオイルが店先に並ぶようになったと感じます。オイルといえば揚げ物、炒め物、ドレッシングに使います。「ナッツオイル」を使い始めたのは「くるみのパン」をよく焼いていた20年ほど前のことでした。「くるみのパン」には「くるみ」も入ります。油脂はバターを使わずに「くるみオイル」とレシピに出ていました。確かアメリカの雑誌のレシピです。香港でも当時は珍しかった「くるみオイル」を一つ買いました。

 「くるみオイル」を使った「くるみのパン」は香ばしく、ほんのりとした甘味があり、しばらく毎日「くるみパン」でした。ドレッシングではなく生野菜にそのまま「くるみオイル」をかけて食べても美味しいと感じました。次に使ったのは「マカデミアンオイル」これはお土産でいただいたものでした。こうしてナッツ一つ一つのオイルを試しました。ナッツを食べる時とは違った香りです。とろみ加減も違います。ナッツですから香ばしいのですがそれが元のナッツによって随分と違います。ほんのりとした甘味も微妙に違います。

 毎朝焼くフランスパンにはバターでなく「ナッツオイル」を浸して食べます。「くるみオイル」「ピスタッチオオイル」「ヘーゼルナッツオイル」が今の我が家の定番オイルです。「ピスタッチオオイル」のエメラルドを深くしたような緑は眺めるだけでもうっとりします。香りも味わいも色のように深く感じます。ライトカラーでちょっと食が進まないときは「ヘーゼルナッツオイル」を使います。とてもシンプルな配合のフランスパンはオイルのうまさ、香りをはっきり映し出します。

 お刺身にもオイルを垂らします。かぼちゃなどのマッシュサラダにはマヨネーズ代わりに使います。納豆にもお醤油は使わずオイルを垂らします。

 デパート、大きな食料品店にはアメリカやフランスなどから輸入される「ナッツのオイル」に混じって日本産のオイルが見られるようになりました。お値段はどれもさして変わりません。メーカーによって香りや味に差があります。今度は日本産を試してみようと思っているところです。


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