
晴、16度、60%
真っ赤な唐辛子のペースト、中国の「豆板醤」韓国の「コチュジャン」など国によって様々な味があります。アフリカのチュニジアの唐辛子ペーストが「ハリッサ」です。「クスクス」小さなパスタに添えられて出て来るのもので、ヨーロッパの国では普通に調味料として用いられている唐辛子ペーストだそうです。チュニジアは元フランス領、おそらくフランスで洗練された唐辛子に変わったのかもしれません。
「ハリッサ」は激辛と良く言われます。私が食べた「唐辛子ペースト」の中では中国の湖南地方のものが一番辛かったように思います。辛いものは世界中まだまだあります。「ハリッサ」は辛いのですが、唐辛子の甘い香りがします。唐辛子は香水にも使われる香りがあります。棘を指す辛い匂いではなく、甘い香りです。「ハリッサ」は唐辛子に「コリアンダー」や「クミン」を加え「オリーブオイル」で和えたもの、それらのスパイスの陰から「唐辛子」の甘い香りが出て来ます。
チャーハンの最後にちょっぴり落とすと、香りと味がまろやかになります.「辛味」を足すというより、味に奥行きができ、「香り」が深くなる調味料です。ハウス食品からはチューブ入りが出ています。私が買ったのは瓶詰めで、瓶が好きでなかったので別の瓶に詰め替えました。「豆板醤」「コチュジャン」代わりにも使います。「辛い」と思えば量を少なく、もう少しインパクトが欲しければ少し足す、好みで量は加減します。
作り置きの「ワカメのナルム」は「ハリッサ」と「ナンプラー」と「ごま油」で作っています。「コチュジャン」で作るのとは香りの深さが段違いです。この「ワカメのナルム」を生野菜と合わせるとサラダとしていくらでも食べられます。彩りよく生のパプリカです。
これからの季節「辛味」が食欲を促します。以前より「辛さ」を減らしていますが、「辛さ」の効用は大事だと思います。甘く深い唐辛子の香りの「ハリッサ」、試してみてください。
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