チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

虎屋の缶

2022年09月20日 | 美味しいもの

晴、21度、64%

 老舗のお菓子屋さん、いえお菓子屋さんばかりか老舗のお店は包装紙や商品を入れる箱もいい作りをしています。デザインがいいのも一つ、質感がしっかりしていることも特徴です。ひと目包み紙を見るとどこのものかわかる、老舗の持つ強みのように思います。

 一年に幾度か虎屋のものをいただきます。羊羹の虎屋です。お使い物として虎屋の和菓子は私も重宝しています。ずっと変わらない包み紙、お菓子に合わせた箱、貰った物も差し上げるものも手にした時に包み紙から虎屋の匂いがします。

 虎屋ですから虎の文様。先日、初めて虎屋の缶入りお菓子をいただきました。いつもはしっかりした箱です。しかも虎屋らしからぬブルーの缶です。らしからぬですが、とても綺麗な色、虎がうっすら見えています。

 ドキドキしながら蓋を取りました。 和菓子のセットです。小羊羹のパッケージは秋の紅葉です。蓋を取っても美しい。

 虎屋の空き箱は硯入れにしたり、箸入れにしたりと日常に使っています。この缶には何を入れようかな。贈り主は私の缶好きをよくご存知の方です。

 お菓子を食べようと缶を開けます。でも、お菓子の並んでる様子が素敵で食べられません。食べる喜び、見る喜び、缶を使う喜びです。虎屋はパリにもお店があるそうです。パリのお店ではどんな包装紙、どんな箱が使われているのか見てみたい。頂きものから広がる楽しさです。ありがとう。

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台風の前

2022年09月19日 | 日々のこと

雨、26度、84%

 大型の台風がゆっくりと北上して来ました。2日前から、市や県から台風関係のお知らせが入ります。私自身とても緊張しました。鹿児島や宮崎の街の様子をテレビで見ると台風の大きさを感じます。30年住んだ香港では大きな台風を幾度も経験しました。南の台風は強烈です。でも今回ほど緊張しませんでした。私の心配の原因はこの家です。なにぶんにも古い家です。屋根瓦、木のなぎ倒し、要するに雨でなく風での被害を心配しました。自然現象ですから、天に任せるしかありません。

 二週間前の台風の時、オリーブとユーカリが大きく揺れました。春先にどちらも切ったばかりです。この夏でどちらも1メートルから2メートル、伸びているのがわかります。オリーブは実をつけています。ユーカリは3年前の台風でも倒れ根っこがむき出しになりました。ユーカリの枝を切ることにしました。

 チェーンソーは使わないと決めています。手鋸を使います。手鋸も5年間使い、切れが悪くなりました。新しい刃に付け替えての作業です。 この夏伸びた幹の緑色の部分から上を切り落とします。緑の幹はまだ柔らかく、女の私でも無理なく切り落とせます。ユーカリの新芽は細葉です。丸葉になる前に切るのはかわいそうですが、風の影響を抑えることが必要です。ひと枝だけ残して家に活けました。

 他の庭木も夏に伐採してもらい風通しが良くなっています。昨日は雨が降り出す前に「イチジク」の枝も切り落としました。この夏の実が終わった枝ばかりです。非力な私でも出来ることは済ませました。

 現在、福岡市のすぐ南にまで台風は北上しています。一時的に雨風は収まっています。台風の目が近付いているのでしょう。このあと通り過ぎると風向きが変わり、雨が降り出します。

 香港にいる主人が心配で幾度も電話をくれます。「古い家よりマンションの方が安心だわ。」とぽろっと本音を言ってしまいました。大きな被害はまだ報告されていないそうです。今から中国地方に向かいます。大事なく行き過ぎてくれますように。

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砂肝のサラダ

2022年09月18日 | 昨日のお昼ご飯

曇、28度、82%

 福岡は「水炊き」の料理が有名な街です。小さい頃は父母に連れられて料亭に食べに行きました。鶏一羽を丸ごと使う料理が次々に出て来ました。「レバー」はもちろん「砂肝」も薄造りでお刺身で食べました。食が細い子供でしたが、この「レバー」と「砂肝」のお刺身を柚子胡椒で食べるのが大好きでした。

 砂肝のコリコリした食感を大事に残して火を入れ過ぎないサラダを作りました。 砂肝を日本酒で軽く煎り焼きします。その時出て来たスープで「柚子胡椒」をのばしてタレにしました。「柚子胡椒」は塩分が非常に高いので、最近はこうして薄めて使っています。 柚子の香りと辛味は私には「砂肝」とワンセットになっているようです。

 お酒のアテにもなりそうですが、お野菜たくさんでおかずで食べました。今ではお刺身にできるような「砂肝」や「レバー」が手に入らなくなりました。残念です。新鮮な鶏の「砂肝」「レバー」のおいしさ、甘みを思い出します。

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秋バラ

2022年09月17日 | 

曇、27度、74%

 秋の花が咲き始めました。「ホトトギス」「曼珠沙華」秋らしい花たちです。そしてポツポツですが「秋バラ」が咲きます。四季咲きのバラたちです。枝いっぱいに花を付けるのは春だけですが、一年を通して花を見せてくれます。

 一斉に咲き揃う春のバラたちは見事です。花の大きさ、香り、色、全てにおいてバラが全身の生命力を見せてくれます。夏バラは一転して花は小振り、香りもなく姿も乱れ見るに忍びありません。そして秋、徐々にバラたちが体力を戻します。春ほどではありませんが、色が戻って来ます。花姿も整って、香ります。 ロゼッタ咲きと呼ばれる花も夏と違い花弁の美しさを見せてくれます。秋空に朝日を受けて色濃く咲きました。 夏は薄オレンジ色ですが色も深みを増します。色気が庭に戻って来ました。

 今日から台風の影響が出るそうです。咲いているバラ全部を切ります。雨風で散らせたくありません。

 秋一番初めに咲いたバラ、甘い香りとともに父母に供えました。

 

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芝刈り機の刃の交換

2022年09月16日 | 庭仕事

晴、27度、80%

 この夏は庭の草刈りを全くしませんでした。芝刈り、草むしり、気力が失せるほどの暑さでした。芝は伸び放題、雑草も気持ち良く伸びていました。月初め、気温が下がったのを機に芝刈りに手を付けました。15センチほどに伸びています。ここまで伸びると一度では2、3センチまでにすることは難しく、2度続けて芝刈りをするつもりでした。ところが2度目でもちっとも芝が短くなりません。あまり暑くないので、3度目の芝刈りをしました。

  3度目が終わった時の芝の状態です。この写真を見て主人が「芝がフカフカですね。」と言って来ました。なぜ芝が短くならないか悩んでいる最中でした。もしかしたら芝刈りの刃が切れなくなったのかな?6年目に入る芝刈り機です。私にとって初めての芝刈り機です。

 芝刈り機を持ってホームセンターに行きました。替え刃を探します。いいお値段します。1万円足せば新品の立ったまま使える芝刈り機が買えます。しばらく芝刈りコーナーで考えました。いやいや、我が家の芝の面積は狭いし、地面を這っての芝刈りは楽しいものです。替え刃を買いました。

 家に帰り、刃を付け替えて、さあ芝刈り。面白いように切れます。5年間油を注したり、草ヤニをとったり手入れはしていましたが、刃そのものが切れなくなっていたのです。 芝刈りを終えて庭で一息、ココの向こうに芝の小山が見えています。4回、短い期間に芝を刈りました。

 帰国して我が家の電化製品はほとんど全て新調しました。5年が過ぎ、小さな故障や部品交換が必要な時期に入りました。芝刈り機の刃を替えるのは5年ほどが目安のようです。

  昨日の芝の様子です。また伸び始めています。「一週間に一度芝刈りを」と言われることを実感します。4度目の芝刈りの後の写真を見た主人、「よく芝が手入れされてますね。」芝刈り休みに入るまであと2ヶ月、切れ味よくなった芝刈り機を楽しみます。

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辛ラーメン

2022年09月15日 | 昨日のお昼ご飯

晴、28度、84%

 「辛ラーメン」を急に食べたくなりました。何のきっかけかわかりません。近くのスーパーに買いに出かけると、3袋入りのものしか売っていません。「3回も食べるかな?」そこで、コンビニに行きました。「辛ラーメン」一袋だけ買いました。

 20年ほど前、仕事が一番忙しいかった頃のことです。受験シーズンを前に教え子たちが次々に我が家に来て勉強をします。一人一人違う部屋で机に向かっていました。お昼を作る時間もなく、子供達の勉強をみていました。その時分この「辛ラーメン」をお昼ご飯にしました。2袋を急いで食べる私に「先生、たくさん食べるね。」と子供達は驚いていました。香港はインスタント麺の宝庫です。東南アジアのフォーなどの麺、中国の麺、日本のインスタント麺、アメリカのインスタント麺、何でも手に入りました。「出前1丁」は日本製と香港製があったほどです。この「辛ラーメン」も日本で流行った同じ頃香港でも流行りました。香港では「韓国製」と「中国製」が売られていました。微妙に味が違います。今思えば「唐辛子」の違いでしょう。

  コンビニで売られていたのは韓国製の「辛ラーメン」でした。たっぶりのスープで作ります。具材を入れずそのものだけを食べようと思います。スープを一口飲むと「懐かしい。」と思うそばから「干し椎茸」の香りがします。「辛ラーメン」は「干し椎茸」の出汁ベースだったことを忘れていました。腰のある麺がいつ食べても美味しい。昨日、33度近い中「辛ラーメン」を食べました。暑い上に汗が吹き出ます。一袋で満腹でした。

 香港時代は売られている「インスタント麺」ほぼ全部食べてみました。アメリカのものは美味しくない、中国のものは油がきついように思います。麺のうまさも違います。香港製の「出前1丁」は日本のものより種類豊富です。久々の「インスタント麺」、満足。でも何で急に「辛ラーメン」を食べたくなったのか、わからず仕舞いです。

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ナイキのランニング用ソックス

2022年09月14日 | 走ること

晴、26度、84%

 走り始めて25年、ランニングシューズ、ウェアが全て進化しました。素材の進化に始まって、走るという機能に即したものが作られています。疲れないように筋肉サポート機能がついたスパッツ、より軽く反発力を利用するシューズ、見た目もカラフルで楽しくなるものが増えました。ただ走るだけですからそれなりのシューズがあればいいようですが、こうしたウェアを身に付けると確かに速度も、走った後の疲労感も変わってきます。

 5年前香港から帰国した時、冬用のランニングウェアを持たない私はスパッツに始まり防寒具を揃えました。シューズは消耗品です。定期的に新調します。一年から一年半で履きつぶします。ところがウェアは冬物以外はすでに10年以上着ています。汗をかく夏物は日々軽く漂白をかけます。それでも10年経つと黄ばみが出てきました。細身に作られたナイキのウェアが好きです。

 ソックスは走るための機能をサポートするものを使っています。以前は底厚なソックスがランニングソックスでしたが、かかとや土踏まずを軽く締めることでサポートする機能を持っています。ソックスもシューズ同様消耗品と思っていました。5年前帰国する時にすでに5年近く履いたソックスを荷物に入れました。日本のナイキショップで新しいのを買うまでのつもりでした。ところがこのソックスちっとも傷みません。ゴムの部分も、ネット上になっている甲の部分も緩みません。私の足指は人差し指が長くて、他のソックスは全て人差し指の部分から破れます。破れることもなく新調せずに履き続けました。10年履いています。生地が薄くなったところが出始めました。1日に履くのは1時間足らずのランニングソックスです。

 ナイキのショップで新しいランニングソックスを買いました。機能付きのソックスです。生地は薄く、左右の指定がありません。 値段は他のソックスより高いものです。

 古いソックスをまだ使います。走る私の足を長いこと支えてくれました。どうしてこんなに丈夫なのかな?履けるところまで履きます。新旧4ペアのソックスを並べて思うこと、「新しいソックスを履いてどのくらい走れるかな?」10年経ったら、私は75歳です。ゆっくり無理せず、楽しんで走ります。走る喜びを体が覚えています。私を支えてくれるソックスです。

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孫娘が髪を切りました。

2022年09月13日 | 孫娘

曇、28度、90%

 私は高校を出るまでずっと短い髪でした。小さい頃は「サザエさん」に出てくるワカメちゃんのような髪型でした。髪を伸ばしたいと母に言っても許してもらえず、中学、高校と幾度か床屋さんの鏡の前で泣きました。反動で家を出た高校卒業後は髪を伸ばしました。50代でも腰まで髪がありました。

 孫娘は長い髪でした。ママや私とそっくりな柔らかい細い髪です。この暑い夏、孫娘が幾度も髪を搔き上げる姿を見て「髪を切ったら?」とつい言いそうになりました。でも自分の小さい頃のことを思うと言い出せず仕舞いでした。

 日曜日の夕方、髪を切ったと写真が送くられてきました。「あら、可愛い。」自分でもさっぱりしたと言っているそうです。テレビ電話では初めてバリカンを当てられたことを話していました。まだ10歳、これから髪を長くしたり、短くしたりするでしょう。うるさいババですが、髪のことはできるだけ黙って見守ることにします。

 孫娘の置き土産の水風船、ずいぶん小さくなりました。今度はいつ会えるかな。

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ルンバのバッテリー交換

2022年09月12日 | 身の回りのもの

曇、26度、84%

 6年使った「ルンバ」の稼働時間が短くなりました。吸塵力はフィルターを毎回掃除するので変わらないような気がします。稼働時間1時間を切ったのは先日です。

 「ルンバ」の正規のバッテリーは1万円以上します。最近は「ルンバ」自体が安く手に入ります。バッテリーの値段に1万円足すと新しい「ルンバ」が買えます。我が家の6年目の「ルンバ」はまだ使用可能です。そこで、互換性のバッテリーを探しました。5千円足らずで売られていました。不良品も多いと聞く互換性バッテリーですが、返品可能という品を選びました。

 交換はいたって簡単、裏蓋を開けて、 交換するだけです。 動物を飼っている家庭では、「ルンバ」の裏蓋を開けると必ず「毛」を発見するでしょう。

 交換後、早速掃除をしてもらいました。 驚きです、稼働時間が2倍以上になりました。吸塵力も増しました。現在2台の「ルンバ」を同時に使って掃除します。もう一台は5年目を迎える機種です。こちらは今だに稼働時間2時間をキープしています。

 さて、互換性バッテリー、今後どれだけ使えるのか6年使えることが出来れば正規品よりお得です。そのうち、2台目のバッテリー交換も必要になると思います。今はこうした選択肢もあり、古いものを息長く使うことが可能です。

 取り出した「ルンバ」のバッテリーが格好いいので、文鎮がわりにデスクで使っています。道具がきちんと作動するのは気持ちがいいものです。

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マンゴーとチキンソテー

2022年09月11日 | 昨日のお昼ご飯

晴、24度、88%

 日本の果物は高い、日本の果物は甘すぎる、と帰国以来思っています。日本の果物農家の方達が少しでも美味しく、甘い果物をと作っているからこの甘さにこの値段になるのでしょう。香港にいた頃は輸入のオレンジ、りんご、バナナが一年中安く買えました。「マンゴー」はフィリピンからの輸入品で小ぶりのものが一つ200円もしなかったと記憶しています。帰国後5年間、「マンゴー」は高嶺の花、びっくりする値段です。買ったことがありません。何かの折デザートに出されて食べると、その甘さにまたしても驚きます。

 「マンゴー」をいただきました。持ち重みのする緑色のマンゴーです。熟すのを待って、さてどうやって食べようかな?甘みと酸味のバランスよく、熟れているのに実がしっかりしています。切っている端から口に放り込みました。「美味しい!」

 このまま食べては勿体無いと、チキンソテーに合わせました。「マンゴー」を潰してソースにしてもいいのですが、締まりのある「マンゴー」を小さくカットして添えました。 チキンはイタリアンハーブのミックスにマリネして焼きます。焼いているとオレガノの香りが立ちあがります。思い付いて庭のオレガノを摘んで来ました。

 「マンゴー」の甘さとチキンの淡白さがミックス、そこにオレガノが香ります。美味しい一皿でした。「おごちそうさま。」久しぶりの高価な「マンゴー」でした。

 

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