ボクはこのブログにデジカメ写真を載せる程度の、写真好きにすぎないが、写真展を観るのは好きだ。昨日も、六本木のフジフィルムスクエアで”写真で旅する世界遺産”という展覧会をのぞいてきた。第一部”自然遺産編”が開催されていて、世界の十数か所の世界遺産の景色の写真が展示されていた。もともと被写体写がうつくしい上に、腕のいい写真家が撮るのだから、満足しないわけがない。
一番、感動した写真は、屋久島の縄文杉の巨大な幹を撮ったものであった。幹周りが16メートル、樹高が30メートルもあり、樹齢がなんと3000年という巨樹であるが、写真も巨大で、実際の1/3の大きさまで拡大したものを展示しているのだ。その迫力は尋常でない。こんなに大きくしても、幹の表皮のこまやかな表情も、根元のシダ類のひとつひとつの微細な姿までしっかりとらえられている。屋久島の縄文杉は死ぬまでに一度(笑)、みてみたいもののひとつである。巨樹を描き続けておられる日本画の石村雅幸画伯にも描いてほいしと思う。

これも行ってみたいところの、ひとつだ。チャールズ・ダーウィンの”種の起源”の発想の地であるガラパゴス諸島での写真。巨大なゾウガメが首をあげて、海をじっとみつめている場面。海だけではなく遠い遠い過去をみつめているような、胸が熱くなるのような写真だ。これは絵葉書がなかったので掲載することができない。
ボクが行ったことのある写真がひとつだけあった。イグアスの大滝。ブラジルとアルゼンチンの国境にあり、ボクはどちら側からも観た。ふたつ作品があって、ひとつは荒々しい、濁流のような滝。そして、もうひとつは夕焼けか朝焼けの空を背景にした、おだやかなやさしさを感じる、しかし雄大な滝。10数年前に仕事を兼ねて訪れたが、とにかくすごい滝だった。幅が2.7キロ、高さが60~80メートル、大小300の滝がごうごうと流れ落ちている。あの轟音が聞こえてくるような写真であった。
そのほかどれもこれも、いい。ああ、行ってみたい。”行ってみたいときには体力と金がなし”(笑)。”若いときには暇はなし”うまくいかないもんですね。
そうそう、ここの2階のサロンで”私の街 横浜”展もやってました。横浜好きなボクには楽しめた展覧会でした。
先日、ミューザ川崎シンフォニーホールで開催されていた、”古きよきパリの街並;写真家アジェの仕事”も良かったですよ。モノクロばかりでしたが、パリの何気ない街角の風景が心にしみました。

一番、感動した写真は、屋久島の縄文杉の巨大な幹を撮ったものであった。幹周りが16メートル、樹高が30メートルもあり、樹齢がなんと3000年という巨樹であるが、写真も巨大で、実際の1/3の大きさまで拡大したものを展示しているのだ。その迫力は尋常でない。こんなに大きくしても、幹の表皮のこまやかな表情も、根元のシダ類のひとつひとつの微細な姿までしっかりとらえられている。屋久島の縄文杉は死ぬまでに一度(笑)、みてみたいもののひとつである。巨樹を描き続けておられる日本画の石村雅幸画伯にも描いてほいしと思う。

これも行ってみたいところの、ひとつだ。チャールズ・ダーウィンの”種の起源”の発想の地であるガラパゴス諸島での写真。巨大なゾウガメが首をあげて、海をじっとみつめている場面。海だけではなく遠い遠い過去をみつめているような、胸が熱くなるのような写真だ。これは絵葉書がなかったので掲載することができない。
ボクが行ったことのある写真がひとつだけあった。イグアスの大滝。ブラジルとアルゼンチンの国境にあり、ボクはどちら側からも観た。ふたつ作品があって、ひとつは荒々しい、濁流のような滝。そして、もうひとつは夕焼けか朝焼けの空を背景にした、おだやかなやさしさを感じる、しかし雄大な滝。10数年前に仕事を兼ねて訪れたが、とにかくすごい滝だった。幅が2.7キロ、高さが60~80メートル、大小300の滝がごうごうと流れ落ちている。あの轟音が聞こえてくるような写真であった。
そのほかどれもこれも、いい。ああ、行ってみたい。”行ってみたいときには体力と金がなし”(笑)。”若いときには暇はなし”うまくいかないもんですね。
そうそう、ここの2階のサロンで”私の街 横浜”展もやってました。横浜好きなボクには楽しめた展覧会でした。
先日、ミューザ川崎シンフォニーホールで開催されていた、”古きよきパリの街並;写真家アジェの仕事”も良かったですよ。モノクロばかりでしたが、パリの何気ない街角の風景が心にしみました。
