気ままに

大船での気ままな生活日誌

フラワーセンターの春/華やぎと侘び

2009-03-21 09:09:15 | Weblog
先日観た、畠山記念館の展覧会”日本の春・華やぎと詫び”を思い出し、こんなタイトルをつけてみました(笑)

春分の日、午前中の雨まじりの曇天が、うそのように晴れ上がった午後(そしてWBC韓国戦の大勝に気分も最高で)、10日振りに大船フラワーセンターを訪れました。すっかりフラワーセンターの春は華やいでいました。

まず、桜から。
トップバッターは”春めき”。文字通り、春めいて、華やいでいました。

そして”敬翁桜”。翁とは思えない華やぎです。加山雄三さんだって古稀になってもあのは華やぎです。”青春”は心のもちようですね。

10日前、全盛期を迎えていた、玉縄桜とおかめ桜は、もうすっかり葉桜になっていました。これからはいよいよお染ちゃん(ソメイヨシノ)や八重ちゃん(八重桜)の時代。今年はどこに行こうかな。大阪の通り抜けも一度は行かなければ。

そして、華やぎの花桃。紅白で妍を競っていました。ゴルフの桃子ちゃんもがんばってね。ワイフと同じ熊本出身です。


華やぎのハクモクレン。これほど、見事に花をつけたハクモクレンはめったに見られませんね。


これは、こぶしですが、これも大木で花を思い切りつけています。♪ こぶし咲くあの丘 北国の春♪を口ずさんでしまいました。

紫モクレンとハクモクレンの交配種だそうです。はなやかですね。


華やぎばかりでは、タイトルの”詫び”が生きてきません。いくつか詫びの美を。

温室内では、ヒスイカズラが10日前より、ずっとりっぱになっていました。翡翠色が見事です。この翡翠色、ちょっと無理して”詫び”にしました。花の色としては”詫び”側に入るでしょう。


バナナの木の下に、こんな大きなバナナの房が置いてありました。横に説明書があって、あまりに大きな房で、重くて木から落ちてしまったそうです。”おくられびと”となってしまいました。究極な詫びです(笑)。


このスミレは”悲劇のすみれ”と呼ばれています。自生地の沖縄でも絶滅してしまい、現在は植物園などでの栽培で生き延びているそうです。”おりづるすみれ”という可憐な名前がついています。”詫び”の美ですね。
”山路きて なにやらゆかし すみれ草”


華やぎと侘びのコンビ。

華やぎのつつじ(吉野)・・吉野の桜、また行きたいです。


春の華やぎと侘び、本当に三月っていいですね。ボクと母は3月生まれなんです。いいとき生まれました(笑)。
コメント
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