気ままに

大船での気ままな生活日誌

母の退院

2009-03-26 21:42:19 | Weblog
立春の日に、83歳にして、生まれて初めての入院生活を開始した母が、今日、7週間ぶりに退院しました。川崎の朝は小雪がちらついていたようですが、ぼくらが病院を出る頃は、すっかり晴れ上がり、絶好の退院日和となりました。

家に帰って、家族で、軽い退院祝いのランチパーテー。母も一口ビールに、ああ、おいしいの声。看護婦さんに、お酒はたしなむ程度ならいいですよ、と言われたからと、早速実践(笑)。

看護婦さんの仕事って大変ね、入院してはじめて知った、と母。同室の患者さんの夜中のナースコールにも、すぐ駆けつけ、やさしく接している姿を何度も目撃したそうです。亀井勝一郎さんだったと思いますが、職業に貴賤はないけれど、男性の職業としては職人さん、女性の職業としては看護婦さんが自分としては一番好きだねと述べられたことを思い出しました。たしかに、やさしい、包容力のある心をもっている人でないと、病人を看護できませんもんね。そういう職業を選ぶ女性はやっぱり素敵な人だと、ボクも思います。
。。。

母が入院した頃は梅の花でしたが、実家の近くの公園は桜が咲き始めていました。


黄色い花では、福寿草から山吹の花に代わっていました。


母の庭は、もうこんなに花盛りになっていました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六義園の枝垂れ桜

2009-03-26 07:45:18 | Weblog
ご近所の枝垂れ桜が見頃になってきたので、早速、毎年訪ねている駒込の六義園の枝垂れ桜を観に行った(汗)。大船始発の湘南新宿ラインで池袋まで出て、山手線で駒込へというコースをとった。ゆっくり座れて、乗り換えも1回で済み、時間的にも早く現地に到着した。染井門(ソメイヨシノの染井)に、”只今見頃”の表示があった。うれしか(熊本弁)、うれちい(幼児語)、うれしい(標準語)



目指すは、枝垂れ桜。ととととっ(走る様)。

1年ぶりの”再会”。♪逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋心
こんなにあなたを 愛してるなんて ああ ああ 鴎にも わかりはしない♪

松尾和子さんを彷彿させる、妖艶なお姿。


横顔もおうつくしい。


うしろすがたも、とろけるよう、というか、グラマー(爆)。


顔を近づけると、ぽおと頬を赤らめ、恥じらうお姿も何やらゆかしい。


雨が降ってきましたので、また来年の”再会”を約束して早々に、次の目的地、小石川後楽園に向かいました。♪仲よく二人 泳いだ海へ ひとりで今日は 来たわたし 再び会える日 指折り数える ああ ああ 指先に 夕陽が沈む♪
。。。

ここ六義園は川越城主だった柳沢吉保が元禄15年(1702)に築園した大名庭園です。古地図がありました。この地図の一番右端中央です。江戸城の北側になります。この当時は大名屋敷があちこちにあり、それぞれが緑の庭園をもっていましたから、江戸は、当時、世界一のグリーン都市だったと聞いたことがあります。それらが現在まで緑地として残されていれば、東京は、素晴らしい緑の都市になっていたでしょうね。

あ、そうそう、この枝垂れ桜は”江戸彼岸”の変異系(しだれ)だそうです。そういえば、染井吉野は江戸彼岸と大島桜の交雑種でしたね。染井は地名で、この近くです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする