ワイフが、目黒雅叙園に行ってみたいとゆうので、ついていった。お目当ては、昭和10年建築で、戦災にも免れたという百段階段。そして、その階段の途中にある六つの部屋。清方の部屋とゆうのもあるし、宮崎駿監督の、”千と千尋の神隠し”の湯殿のモデルになった部屋なんかもある。そのガイドつきの百段階段見学に参加したのだ(限られた期間しか公開しない)。
もともと、この目黒川沿いの地域は、昨日紹介した、細川家の所有地だったそうだ。それを、石川県から上京し、お風呂屋さんの丁稚奉公から始まり、事業を始めて、お金持ちになった、熊本の細川家と同姓の、でもなんのゆかりもない細川力蔵が昭和6年にこの土地を買い取り、そこで本格的な北京料理や日本料理の料亭を開いたのが始まり出そうだ。その後、酒井久五郎棟梁をはじめとする当時の名工たちを集めて、贅をこらした建築物を増築していった。しかしながら、当時の建物は戦時中に焼け、この百段階段の建物だけが残ったというわけだ。けやきの板材でつくられた階段は、実際は百段ではなく九十九段だそうであるが(笑)。国の登録有形文化財に指定されている。
百段階段(パンフから)。
そして、下から順に6室を設け、各室に、当時の若手の、あるいは円熟期を迎えていた日本画家に欄間や天井に美人画や花鳥図を描いてもらうという、贅をつくした。床柱や障子の幾何学模様などもすばらしいものであった。
ぼくの好きな、清方さんの部屋もあった。欄間の絵は額縁になっていて、人気の絵(真ん中の左)は貸出しもしているらしい。ここには写っていないが、なぜか、白井権八の絵もあった。権八が鈴が森で処刑され、恋仲の吉原の遊女、小柴が墓の前で後追い自殺をした。二人の比翼塚が近くの目黒不動にある。目黒ゆかりの人なのだ。ついでながら、八百屋お七と恋仲の寺小姓吉三ゆかりのお寺が雅叙園の前にある。目黒はさんまだけではないのだ。
。。。。。
旧本館が移築されて、豪華絢爛な姿をみせてくれる。たしかに”竜宮城”のようだ。
貝でつくった螺鈿(らでん)の鶴もつるつるしていた。
いたるところ、びじょびじょの水びたしだった(笑)。
一億円のトイレがあった。入ったけれど、恐れ多くて、出せなかった(爆)。
久しぶりにフランス料理のフルコースもいただき、千と千尋の神隠しにあったような一日だった。
もともと、この目黒川沿いの地域は、昨日紹介した、細川家の所有地だったそうだ。それを、石川県から上京し、お風呂屋さんの丁稚奉公から始まり、事業を始めて、お金持ちになった、熊本の細川家と同姓の、でもなんのゆかりもない細川力蔵が昭和6年にこの土地を買い取り、そこで本格的な北京料理や日本料理の料亭を開いたのが始まり出そうだ。その後、酒井久五郎棟梁をはじめとする当時の名工たちを集めて、贅をこらした建築物を増築していった。しかしながら、当時の建物は戦時中に焼け、この百段階段の建物だけが残ったというわけだ。けやきの板材でつくられた階段は、実際は百段ではなく九十九段だそうであるが(笑)。国の登録有形文化財に指定されている。
百段階段(パンフから)。
そして、下から順に6室を設け、各室に、当時の若手の、あるいは円熟期を迎えていた日本画家に欄間や天井に美人画や花鳥図を描いてもらうという、贅をつくした。床柱や障子の幾何学模様などもすばらしいものであった。
ぼくの好きな、清方さんの部屋もあった。欄間の絵は額縁になっていて、人気の絵(真ん中の左)は貸出しもしているらしい。ここには写っていないが、なぜか、白井権八の絵もあった。権八が鈴が森で処刑され、恋仲の吉原の遊女、小柴が墓の前で後追い自殺をした。二人の比翼塚が近くの目黒不動にある。目黒ゆかりの人なのだ。ついでながら、八百屋お七と恋仲の寺小姓吉三ゆかりのお寺が雅叙園の前にある。目黒はさんまだけではないのだ。
。。。。。
旧本館が移築されて、豪華絢爛な姿をみせてくれる。たしかに”竜宮城”のようだ。
貝でつくった螺鈿(らでん)の鶴もつるつるしていた。
いたるところ、びじょびじょの水びたしだった(笑)。
一億円のトイレがあった。入ったけれど、恐れ多くて、出せなかった(爆)。
久しぶりにフランス料理のフルコースもいただき、千と千尋の神隠しにあったような一日だった。