八幡さまご神木の大イチョウが立ち上がったというニュースを聞いて、早速、訪ねた。確かに、立ち上がっていた。二本も立っていたが、根元の方のは、幹が太いのですぐ分かった。酒樽が奉納されている近くの方だった。

ズームアップしてみる。高さは4メートルくらい。相変わらず、布で囲まれているので詳細は分からない。

朝日新聞の朝刊の写真はヘリコプターで撮っているので、よくわかる。重さ約17トンでクレーンで持ち上げ、根元部分を土に埋め込んだそうだ。

もう一本のはこれ、すでに真ん中から若木が育っている。
これは別の木です。
これには根がついていないのに、何故なのか。ただ、影武者として立てているだけかもしれない。

さて、どうなることか。専門家は根付いて再生する可能性は高いという。これをみて、根尾谷の樹齢1200年の薄墨桜のことを思い出した。桜好きの、宇野千代さんが薄墨桜がだいぶ弱ってきているのをみて悲しみ、当時の県知事であった平野さんに直訴し、若い桜の根を接ぐなどして、見事に再生させた。さて、今回はどうなるか。ぼくは、ちょっとむづかしいかなという気がしている。
ぼくが大イチョウだったとしたら、延命治療はやめてくれと言うだろう。裏山にそのまま、切らずに置いて、枯木として、苔やきのこを幹の上で育て、何百年後に土に帰る。それでいいというだろう。自然にまかせてほしい言うだろう。
でも、”りんごは何にも言わないけれど りんごの気持ちはよくわかる”けど、大イチョウの気持ちはわからない。ひと(木か)それぞれだから、もっと生きたければ、応援するよ。
君はどう? あたしはおいしく食べられるなら、いつまでも生きたい。

君はどう? あたしは愛人がいれば、いつまでも生きたい。

君はどう? おれは、お酒が飲めなくなったら、いつあの世へ行ってもいいよ。



ズームアップしてみる。高さは4メートルくらい。相変わらず、布で囲まれているので詳細は分からない。

朝日新聞の朝刊の写真はヘリコプターで撮っているので、よくわかる。重さ約17トンでクレーンで持ち上げ、根元部分を土に埋め込んだそうだ。

もう一本のはこれ、すでに真ん中から若木が育っている。




さて、どうなることか。専門家は根付いて再生する可能性は高いという。これをみて、根尾谷の樹齢1200年の薄墨桜のことを思い出した。桜好きの、宇野千代さんが薄墨桜がだいぶ弱ってきているのをみて悲しみ、当時の県知事であった平野さんに直訴し、若い桜の根を接ぐなどして、見事に再生させた。さて、今回はどうなるか。ぼくは、ちょっとむづかしいかなという気がしている。

ぼくが大イチョウだったとしたら、延命治療はやめてくれと言うだろう。裏山にそのまま、切らずに置いて、枯木として、苔やきのこを幹の上で育て、何百年後に土に帰る。それでいいというだろう。自然にまかせてほしい言うだろう。

でも、”りんごは何にも言わないけれど りんごの気持ちはよくわかる”けど、大イチョウの気持ちはわからない。ひと(木か)それぞれだから、もっと生きたければ、応援するよ。

君はどう? あたしはおいしく食べられるなら、いつまでも生きたい。


君はどう? あたしは愛人がいれば、いつまでも生きたい。


君はどう? おれは、お酒が飲めなくなったら、いつあの世へ行ってもいいよ。


