気ままに

大船での気ままな生活日誌

よく見ればなずな花咲く垣根かな

2010-05-03 10:30:54 | Weblog
今朝5時15分の朝日。


いつもの朝散歩。ぼくの好きな芭蕉の句。よく見ればなずな花咲く垣根かな。さっそく、ナズナの花をみつける。目立たない花だけど、ひそやかに咲く姿に惹かれる。

葉の形が三味線の撥(ばち)に似ているので、ペンペン草とも呼ばれる。”ぺんぺん草がはえる”と、いい意味では使われないこともある。”ゲゲゲの女房”で、新婚の水木しげるさんが、奥さんに、ハートのような葉っぱだねと言っていた。芭蕉も水木さんも、あたたかい目でみている。

よく見なくても、目立ち始めた道端の女王、春紫苑。これもひとつひとつの花に個性があり、とてもうつくしい。




山路きてなにやらゆかし菫草 これも芭蕉の名句。今は、もう名残りの菫草が。


タンポポも花から綿毛へ。花もいいけど綿毛もいい。花より団子(し、失礼しました)。


そして、ひとつひとつ脱藩して、雄飛する種子。昨日の”龍馬伝”、勝海舟について、目標をみつけた龍馬のうれしそうな顔。脱藩せにゃいかんぜよ。


脱藩して野生化したポピーもあちこちに。あたたかい色だ。


こころがあたたかくなる朝散歩だった。
コメント
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