気ままに

大船での気ままな生活日誌

魁皇、通算千勝の大記録

2010-05-23 21:39:53 | Weblog
大相撲5月場所、千秋楽。黄金のまわしの白鵬の全勝優勝なるか、そしてそれ以上の関心を呼んだのが魁皇の通算千勝なるか。相手は大関琴欧州。かいおう、かいおうの大歓声。例の手拍子も。

立ちあがる。左差し、得意の右上手をとると、投げを打ちながら前に出て琴欧洲を寄り切る。快心の勝利だった。

1000回目の勝ち名乗り。

嬉し涙 あとで聞いたら、目が痛かったからだそうだ。

うれしいインタビュー。あとは、元横綱・千代の富士1045勝を目指してがんばって。


黄金のまわしの全勝優勝より、はるかに大きな声援だった。


魁皇は相撲界のイチローだ。新記録まで46勝。毎場所8勝ずつで、あと6場所。ちょうど来年の5月場所になる。その日は絶対、国技館に応援に行くぞ。
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川瀬巴水と山のホテル

2010-05-23 11:03:17 | Weblog

今日は、♪雨がしとしと日曜日、ぼくは・・つまらいブログをかいている♪(笑)。箱根行き、一日ずれたら悲惨な日曜日になっていたところ。今日、箱根行っている人は、よほど普段のおこないがワルイのだろう。いい気味だ(爆)。

山のホテルの躑躅もすばらしかったけど、本館内に飾られていた川瀬巴水の”新版画”も良かったなあ。山のホテルと関係があるんだとのこと。ホテルの前身は岩崎小弥太の別邸だった。その別邸時代に、小弥太は、巴水と親交があり、別邸に呼んで6枚の新版画を描いてもらった。そのうち4枚が、それも初刷りの、貴重な作品が本館ロビーの壁に展示されていたのだ。

巴水は最近好きになった画家(定年後、美術館巡りが趣味になったので、ほとんどが最近好きになった画家なのだ;汗)のひとり。江戸博でみた”清洲橋”とか東博でみたものとか、広重風の雰囲気がいいね。つつじの華やかさは、ちょっと巴水らしくないけど、”巴水ブルー”の色調の作品もあった。躑躅もみて、巴水の躑躅もみて、なんだか得した気分だった。

ちょっと、補足説明しておくと、別邸(見南荘)は明治44年に建てられ、そのとき躑躅、石楠花庭園も造成した。巴水がこの絵を描いたのは昭和10年。だから、そのころの躑躅は30年近くになっている(現在は100年を超す躑躅も残っている)。

はじめに紹介するのは、”つつじ庭に遊ぶ二美人”富士山が見えたときのつつじ庭。

今年は、昨日紹介したように、ちらり富士だったけど、3年前は見事な富士山だった。そのときの写真をおみせする。二美人はいないけど。巴水は、ほぼ同じ場所でスケッチしている、えへん。

これは”ベランダよりみるつつじ庭”

絵の中の大きな木がどうしても見つからなかったので、現在のつつじ庭のシンボル三本杉(4本か;汗)を撮った、ぼくの写真を巴水風にアレンジしてみた。


そして、”巴水ブルー”の二作品。
”あけび橋の月”

”湖畔茶室の夜雨”

。。。
補足の補足

”静嘉堂文庫”と”静嘉堂文庫美術館”は、三菱財閥の第二代・岩崎弥之助(弥太郎の弟)とその子で第三代の岩崎小弥太親子が収集した凡そ20万冊の古典籍、5千点に及ぶ古美術品(国宝・重文多数含む)を所蔵しているとのこと。次回(8月)の三菱一号館美術館の特別展ではこれらのものが観られる。川瀬巴水のも展示して。

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