気ままに

大船での気ままな生活日誌

ブルーポピーと黒ユリ in 箱根湿生花園

2010-05-24 18:43:52 | Weblog
箱根湿生花園はいつ行っても、なにかしら見頃の花があり、あたりはずれがない。今回の訪問ではブルーポピーと黒ユリが、まさに見頃を迎えていた。何度も行っているが、咲き始めとか、最後のひと花とかが多く、こんなうつくしく咲きそろったのははじめてのことだ。近くのホテルに泊ったので、9時頃から入った。湿生花園の入り口近くに人だかりがある。ブルーポピー園のところだ。走るようにして近づく。な、ななんと、全部の株が花をつけているではないか。こんなのは、もちろんはじめてみる。







この花から、去年、箱根の成川美術館で観た堀文子さんの”ブルーポピー”を思い出した。ネパールの奥地の急斜面の山に登って出会ったそうだ。80歳を過ぎてからのことである。こうゆう、厳しい環境に生き抜く花で、夏の暑さには弱いそうだ。ブルーポピーは、金色の棘で武装しているが、それらもよく描かれていた。もうひとつの隣りの作品”孤独のブルーポピー”はその7年後に描かれている。すごいことだ。堀文子さんは、現在も、”サライ”でエッセイ”命といふもの”を連載されている。



黒ユリも咲きそろっていた。ある年配以上の方なら、黒百合とえば恋の花、皆、観ながら、あ、恋の花だ、あなた浮気しちゃだめよ、という中高年のご婦人もいた(爆)。歌は知っていても、実物を観た方は少ないと思う。うつむき加減に咲いていた。




織井茂子さんのヒット曲。
♪クロユリは恋の花 愛する人に捧げれば 2人はいつかは結ばれる♪
中高年のみなさま、”カルピスの味”だけで我慢してくださいね(爆)。

そのほか、たくさんの花々がありましたが、織井茂子で(おりをみて)紹介したいと思います。

今日、天皇陛下ご夫妻が箱根湿生花園に行かれたそうです。ブルーポピーと黒ユリが歓迎してくれたことでしょう。
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東慶寺のカルミヤ

2010-05-24 17:26:03 | Weblog
小雨になってきたので、ぶらりと東慶寺のカルミヤを観に行ってきた。それに、岩たばこ、岩がらみの様子も探りたかった。

山門を入ってすぐに、カルミヤの木があり、毎年、開花を楽しみにしている。アメリカシャクナゲの別名もあり、とくに咲き始めの、金平糖のような蕾が半分くらい入った時期のが、ぼくは好きだ。今日のは、その時期は少し過ぎていて、もう満開といってもいい風情だった。でもよくみると、おいしそうな金平糖がいくつか混じっていた。




カルミヤは、1915年(大正4年)に北アメリカから渡来したものだが、先日訪ねた、箱根の山のホテルには、日本で一番古いカルミヤがある。まだ、固い蕾だった。


岩たばこは、まだ固い蕾だった。でも、ひとつ、ふたつ蕾から花びらがはじけそうなのを見つけた。岩がらみは本堂の裏の岩にからみついているので、外から観ることができない。東慶寺のブログによると、まだ固い蕾で、今月末から6月はじめに特別公開があるとのことだ。これも、毎年みているので、公開日に注意しておこう。

これから梅雨にかけての時期の苔の緑も、うつくしい。ここでは、墓地の苔がいい。水木しげるさんは子供の頃から墓場巡りが好きだったそうだが、ぼくも好きだ。西洋の墓地は、まるで公園のようで、あまり好まない(笑)。東慶寺のお墓の苔では、実篤の愛人で女流作家だった、真杉静江の墓のが一番うつくしい。


竹の落ち葉が、まるで秋のようだった。竹の子に精力をとられてしまったのだろうか。俳句では”竹の秋”は春の季語だそうだ。

夕風や吹くともなしに竹の秋 (荷風)



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大相撲五月場所予想の結果は?

2010-05-24 10:19:24 | Weblog
恒例の(笑)、ぼくの大相撲五月場所予想の結果を報告します。今場所は大穴ねらいで、稀勢の里初優勝、とぶち上げたのですが、結果はトホホのゲゲゲゲゲゲゲ(黒星数)の稀太郎に終わりました。これで、稀勢の将来性は限りなく無になったといってよいでしょう、ムムムの稀太郎、横綱どころか大関も無理でしよう。ただ”万年関脇”の可能性はわずかに残っています。でも、ぼくは永遠に応援します。毎日、勝ったり、負けたり、一喜一憂するのも、心にリズム感がでて、心地よいものです。

ただ、稀太郎のいいところは、稽古熱心で、身体をきたえていますから、怪我をしませんし、多少の頭痛肩こり樋口一葉でも、絶対休みません。で、目標は、横綱大関はあきらめて、関脇在位場所一位とか、幕内連続出場記録、さらに幕内最多勝ち星数の更新、そして通算勝ち星の新記録更新です。そうです、あの魁皇を目標にするのです。なにも、地位やお金だけが人生ではありません。地道な努力が評価され、いずれは国民栄誉賞と茨城県の名誉県民賞も。牛久ワイン飲み放題賞を牛久市からもらえるかもしれません。

冗談はさておき、(なかば本気だけど)、捲土重来、マワシの色を変えてみたらどうでしょうか。白鵬の、黄金色のマワシに対抗し、純白のマワシ。もちろん源氏の白旗をイメージしています。白鵬の黄金時代は長くつづきません。おごれるものひさしからず、平家物語です。ひよどり越えの坂落としのように、誰も考えつかない裏技を研究したり、むかし舞の海がやったような八双飛び(重くて飛べないかな)など、飛んだり、はねたり、アタマを使った相撲に切り替える メンタルな面も大きいから、頼朝のように、気の強い政子のようなお嫁さんをもらって、叱咤激励してもらうのも良いかもしれない。ゴルフの上田桃子ちゃんなんかがいいかもしれない(爆)。

愚痴が長くなってしまいましたが、いよいよ本論の予想結果。従来通り、勝敗数がひとつはずれたものまでを勝ち星、それ以外を負け星にします。以下の通り、8勝8敗で、稀勢の里並みの成績でした。 人の悪口はいえませんね。稀太郎さん、ごめんなさいね、言いたいこと言って。でも、白鵬には善戦したし、把瑠都海峡冬景色には変化されて負けたんだし、実力的には、上位3、4番目くらいだと思いますよ。
。。。。

平成22年・五月場所予想(左)と結果(右)
(前頭3枚目までと豪栄道豪太郎)

稀勢の里 13勝2敗   8勝7敗 ●
白鵬 13勝2敗   15勝0敗 ●  
把瑠都 11勝4敗   10勝5敗 ○  
琴欧洲 10勝5敗   9勝6敗 ○  
日馬富士 9勝6敗   9勝6敗 ○
魁皇 8勝7敗   9勝6敗  ○ 
琴奨菊 8勝7敗    9勝6敗 ○
豊ノ島 8勝7敗   5勝10敗 ●  
琴光喜 7勝8敗   9勝6敗  ●
安美錦 7勝8敗    5勝10敗 ●
鶴竜 7勝8敗   6勝9敗  ○
栃煌山 5勝10敗   7勝8敗 ●
栃ノ心 4勝11敗   8勝7敗 ●   
雅山 4勝11敗   5勝10敗  ○
豊真将 4勝11敗   途中休場 -
若の里 4勝11敗    6勝9敗 ●

豪栄道 10勝5敗   9勝6敗 ○
。。。

稀勢はえんじ色のマワシから純白のまわしへ。 着物はこれでいいです、似合います。


黄金のまわし、白鵬。驕れる者久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。猛き人も遂には滅びぬ。
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