おはようございます。
猛暑の中、上野の東京都美術館で開催されるている再興第105回日本美術院展覧会、院展の会場に入ると、そこは別天地。涼やかな風が吹き、穏やかな日が差し込んでいる。
前回は主として第1室の同人の作品を紹介したが、そのあと巡った順に撮った絵画を紹介します。風景画、動物画、人物画とジャンルはいろいろです。
浅埜水貴 白土の地 (奨励賞)
江藤紀代 歳月
岸本浩希 夕暮れのブタペスト (ぼくも定年の年にブタペストを訪ねた。まだブログをはじめていなかったので記録がないのが残念)
西沢秀行 白夏(すさなつ)
木村恵子 老婆の手
よく見ると、右隅に、2020年5月、母104歳の文字が。娘さんに傍でていねいに描いてもらって幸せなお母さんですね。
斎藤博康 緑霧
木下千春 夜行 (日本美術院賞、大観賞)
高島圭史 山の心臓
吉村誠司 古代浮遊 (シーラカンスをテーマに)
伊藤髟耳 重なる山の向こう
小山硬 パリの風景 カルーセール凱旋門
大矢紀 大樹・五色八重咲散椿図 (モデルはてっきり京都の地蔵院・椿寺のものと思っていたが、その子孫で樹齢300年の川崎市立小学校の椿だそうだ。来春、是非、訪ねなければ。)
院展の日本画はいいね。どの絵も、涼やかな風が吹き、穏やかな日が差し込んでいる。
(つづく)
これを書きながら、全米オープン準々決勝の大阪なおみ対S.ロジャース戦の速報をチャックしていた。見事2対0で快勝!ベスト4へ。二年振りの全米OPチャンピオンも視野に!
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!