気ままに

大船での気ままな生活日誌

この10年間のフィギア女王は真央

2014-02-21 18:14:00 | Weblog

さすが、真央、フリーで、トリプルアクセルを決め、ミスなしでフリー自己最高点をたたき出し、有終の美を飾った。ショートプログラムでは16位に沈み、悲願の五輪金メタルとはならなかった。でも五輪運が悪いだけで、この十年をトータルでみたときに、フィギアの女王は誰かと言ったら、真央以外の名を探すのは難しい。

キムヨナがいるではないかという人がいるかもしれないが、グランプリファイナル、世界選手権の優勝回数でも真央に負けるし、第一、ソチ五輪前の長い空白期間には何の記録もない。それに、五輪のときだけにピークを合わせてくるというのでは、それだけで女王の資格はない。

真央は、五輪運が悪かっただけなのだ。まず、荒川静香が金メタルをとったトリノ大会では、年齢制限で出場できなかった。そのシーズン、GPファイナルで優勝しているから、実力は荒川静香と変わらないか、むしろ上を行っていた。そして、4年後、満を持して、バンクーバー。宿命の対決でキムヨナに負け、銀メタルに終わる。このときは、真央だけではなく、ぼくらも悔しい思いをした。ショートプログラムで、真央はトリプルアクセルを決め、完璧な演舞をしたにも関わらず、飛ばないキムヨナの点が上を行った。フリーでもキムヨナに異常な高得点がつき負けた。

男子も同様に4回転を決めたプルシェンコが、飛ばない選手に金メタルを奪われ、表彰式で悪態をついた。アイスダンスじゃないんだから、高度な技術のジャンプは評価してくれよ、というわけだ。その後、彼の意見も通り、四回転の基礎点が大幅に上がり、今では4回転を飛ばなければメタルはもらえない。ところが、女子の3回転半の基礎点は、男子の4回転に比べると、お茶を濁したという程度。だから、今回も、真央以外は誰もやらない。もし、男子並みに上げていたら、大分、様子は違っていたことだろう。

五輪金メタルはなかったけれど、この10年間のフィギア女王は真央しかいない!。どうだ、文句あるか!。

。。。。。

今日の未明というか、真夜中。完璧の演舞で、感極まって、涙。

 

フリー自己最高点を出した女王。

トリプルアクセルが出来るのは真央しかいない!有終の美。お見事、真央ちゃん!

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黒田辰秋の世界/目利きと匠の邂逅

2014-02-20 07:58:52 | Weblog

横浜のそごう美術館で開催されている表記の展覧会を覗いてきた。木工作家で人間国宝の黒田辰秋(1904~1982)の作品展なのであるが、副題にもあるように、”目利きと匠の邂逅”という切り口での展示がとても面白い。

その、目利きというのがすごい。展示順にあげれば、河井寛次郎、柳宗悦、鍵善良房、白洲正子、小林秀雄、武者小路実篤、川端康成、黒澤明である。みな彼の作品や人柄を愛し、自分の手元に作品を置いていた。

黒田が、初めに出会った目利きは、河合寛次郎であり、さらに柳光悦である。彼らの支援により上加茂芸協団で木工藝術の腕を磨く。当時の作品、根来鉄金具手箱などが展示されている。ぼくにでもいいものだとわかる、落ち着いた輝き。そして、まだ無名だった頃の彼に店内装飾を依頼した京都祇園の老舗菓子屋”鍵善良房”。家一軒建つような高額な請求書がきたが、出来栄えがすばらしく認めたとのこと。現在でも大飾り棚がお客様を迎えるらしい。その実物大の写真も展示されている。

そして、白洲正子も長女が嫁ぐときに白洲家家紋入りの溜漆椀をつくってもらう。それも展示されている。武相荘所蔵のいくつもの小物も。小林秀雄は、あるところでみた小箱が気に入ったが、何年振りかに友人宅で再会、どうしても欲しくなり手に入れたという拭漆欅彫花文小箱。黒澤明監督は御殿場に別荘を建てたときに、内装を依頼。”王様の椅子”というニックネームの拭漆楢彫花文椅子が会場に。座ってみたいようなりっぱな椅子。

そして、人間国宝に認定され、晩年は宮内庁新宮殿に朱溜栗小椅子30脚を納入。そのひとつが展示されている。晩年の傑作とのこと。

著名人に好まれた黒田辰秋の作品の多くは、生漆を木地に何度も拭きこする、拭漆という技法によるもの。うつくしい木目がとても印象的。ほかに、朱漆、溜漆のもの、螺鈿などの華やかなもの等、多彩な作品も。そうそう、赤楽茶碗まで手がけていた。

さすが目利きの眼、素晴らしい作品ばかりだった。

こういう作品が。でも、本当にいいものはこのちらしには載っていません(笑)。

 真央ちゃん、残念でしたね。フリーでは思い出に残る、伝説の演舞をみせ、有終の美を飾ってね。

 

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ラファエル前派展

2014-02-19 10:02:52 | Weblog

二年ほど前になるが、ロンドンのテート・ブリテン美術館を訪れたとき、まず、ジョン・エヴァレット・ミレー作の”オフィーリア”を真っ先に観に行った。でも、当時、ラファエロ前派のこともよく知らなくて、今回の主役、”ラファエロ前派兄弟団”の一員、ロセッティとハントの絵は観ていたはずだが、記憶に残っていない。その証拠に当時のブログ記事には、ミレーとターナーのことしか書いていない(汗)。もし、この展覧会を観てから、テート・ブリテンに行ったならば、ぜんぜん面白みが違っていただろうなと思う。

今回の展覧会でも、やっぱり”オフィーリア”がお目当てだったが、見始めてから、19点も来日しているというロセッティの作品に徐々に惹かれていき、ロセッティ美女が大集合している第6章”美/Beauty”でクライマックスに達した(笑)。まず、そこから入ろうと思う。

1860年代に入るとラファエル前派は”芸術のための芸術”を目指す唯美主義運動に接近する。ロセッティはそれまでの水彩画を止め油彩画へ復帰し、装飾性豊かな女性の胸像を描くようになる。ロセッティ美女がずらり。全部、気に入りました(汗)。以下、なるべくたくさんご紹介します。

”アウレリア(ファツィオの恋人)”。アウレリアとは黄金の髪という意味。画題の通り、豊かな金髪のうつくしいこと。ファツィオの恋人とは、14世紀イタリアの詩人ファツィオ・デリ・ウベルティの恋人。彼女のつれなさを嘆く詩があり、それに取材している。


”ベアタ・ベアトリクス” ロセッティの妻エリザベス・シダルの死の悲しみを、13世紀の詩人(同じ苗字の)ダンテが愛するベアトリーチェの死(新生)に重ねて、描いた絵。意識が朦朧とし、肉体を離れる瞬間を描いている。背景にフィレンツェの街が。

”最愛の人(花嫁)”旧約聖書の”雅歌”から取材している。未来の夫の前でベールをはずそうとする官能的な美女は、なんと日本の着物をイメージした衣装を着ている。
 

そして、”プロセルピナ” ローマ神話に出てくるザクロの種を食べて、半年づつ地上と天上に住むことになった女神を描いている、とみせかけて、実は黒髪の女性は、ロセッティの朋友ウイリアム・モリスの妻ジェイン。ロセッティと不倫関係にあった。ラファエル前派グループでは当たり前で、不倫関係図がこの章のあとに、表にまとめられている。 よく言えば、おおらかな恋愛関係、悪く言えば、不道徳のかたまり集団。 展覧会ポスターを飾るロセッティの代表作。

して、この章に、ぼくが選んだ今回の美女ベスト1がいる。絵ハガキ購入。”聖なる百合” 由来はよくわからない(汗)。図録は買わないので。

と、以上ご覧の通りの美女だらけ。ここだけでもう十分と思ったら、次の第7章象徴主義にも、音無しめの美女がいらっしゃいました。バーン・ジョーンズの”夕暮れの静けさ”。絵ハガキもあり、購入。”聖なる百合”と共に、年末の展覧会美女ベストテンに入る可能性が高いと思う(笑)。

 そして、重複する人もいるけれど、まだまだいる美女軍団。

漱石に風流な土左衛門と称された、ミレー美女オフィーリアは第1章歴史に。

ロセッティ”見よ、我は主のはしためなり(受胎告知)”は第2章宗教に。

第3章風景。ラファエル前派の風景画が、ダーウィンの”種の起源”(1859年)発表前後の英国の自然科学の発展に影響を受けているというのが面白かった。ウィリアム・ダイスの”ペグウェル・ベイ、ケント州-1858年10月5日の思い出”。貝殻や軟体動物など海辺の生物、地質学も考慮した岸壁の描写。

第4章近代生活 社会改革を求める労働者階級による運動が最後の盛り上がりを見せていた時代。ウィリアム・ホルマン・ハントの”良心の目覚め”は囲われ者の女が目覚め、明るい将来を目指そうと立ち上がろうとする。

第5章 詩的な絵画 ロセッティは1850年代半ばには初期ラファエル前派の自然主義から離れ、ダンテの詩やアーサー王伝説を題材に濃厚な彩色を施した水彩作品を制作するようになる。ウイリアム・モリスやバーン・ジョーンズが接近。 ロセッティの”ダンテの愛”

そして、前述の第6,7章へとなだれ込むのである。

ラファエル前派が”唯美主義運動”に接近したように、この展覧会を観たものは、三菱一号館美術館の”唯だ美しく”展になだれ込まざるを得ないのでアル。今日、行くかな

テートブリテン

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宝戒寺 残雪の梅と福寿草

2014-02-18 22:26:40 | Weblog

まだ雪の残る宝戒寺に梅と福寿草を観に行ってきました。

お目当ての枝垂れ梅は、まだ、こんな風。やっと一輪か二輪。

紅梅、白梅は見頃に

蝋梅もまだまだイケる。紅白梅と黄色で三色団子。

福寿草も。雪とのコラボはめったにないので。


椿も

境内残雪風景

富士山と雪だるま(これは小町通り付近で)

江ノ島の弁天さま(これは今晩のテレビで、めったに撮れないので)

渡部暁斗選手、転倒するも、6位入賞。メタルは明後日の団体戦で頂きやす。では、おやすみなさい。



 

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日の丸飛行隊 お見事銅メタル

2014-02-18 08:42:09 | Weblog

今朝、午前3時には起きるつもりにしていたが、寝過ごして、4時になってしまった。もう終わったかなとテレビをつけると、二回目の、それも4人目のラストグループのジャンプが始まっているところだった。何とか間に合った。ほっ!

いいぞ、ここまで日本チームは3位につけているようだ。葛西のラストジャンプでメタルが決まる。さあ、いよいよ、登場。お願いします、葛西さま。スタート・・・・ジャンプ・・・・飛ぶ・・・いくいく・・・130メートル越え!よし、これで間違いない!・・・そして点数発表、暫定順位は・・・1位!!!銅メタル以上決定の瞬間。選手たちも葛西選手に駆け寄り、喜び合う。

1998年長野オリンピックのシーンを思い出した。船木選手がラスト大ジャンプを決め、金メタルを獲得したとき。結局、今回は銅メタルとなったが、メタルはそのとき以来、16年振りというからりっぱな成績!日の丸飛行隊復活だ!

インタビューでの葛西選手の涙にこちらもついほろり。個人の銀より団体の銅の方がうれしいらしい。膝の故障をもつ選手、難病抱えている選手、20歳の新人選手と、決して万全とはいえないチームであったが、彼らにどうしてもメタルを獲らしてあげたいと思っていたのだった。

葛西選手の飛行

日の丸飛行隊 お見事銅メタル

地球飛行隊 金銀銅の輝き


さあ、今日は、渡部暁斗がノルディックスキー複合個人ラージヒルで2個目のメダルに挑戦だ。

そして、明日は、いよいよお待ちかね。女子フィギアが開幕!滑走順も決まった。

真央の金メタルは間違いなし!保障する!

 

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Jazz in 鎌倉

2014-02-17 07:55:10 | Weblog

土日の二日間にわたって、毎年、今頃開催される”JAZZ IN 鎌倉”。ところが、大雪の影響で、土曜日の公演が中止になってしまった。湘南、横浜の14のアマチュアバンドが出演する予定だったが、前半予定の6チームが一年、お預けになってしまった。気の毒なこと、みんな雪のせいだ!(笑)。

ぼくらも土曜日に行く予定だったが、日曜に変更。午後7時過ぎまであるので、のんびり出掛けたら、もうすでに満員。整理券が配られ、その番号が132番。どうもあと100人後らしい。とほほ。でも、いいこともあった。お待ちの人には300円のワインを100円でおわけします、とのこと。ラッキーと赤ワインをもらい、ちょうどそのとき空いた、りっぱなソファーに座ってちびりちびり。会場からかすかに聞こえてくる演奏でがまん。二チーム演奏の1時間後に休憩があるが、そこで、いくらか席の順位が上がる。でも、休憩中はドリンクコーナーで生演奏が聞ける。

そして、30分後、ようやく声がかかり、前の方の席につく。藤沢の企業バンドの演奏がはじまるところだった。今年で17回だが、第1回から出演しているそうだ。震災後、仙台の定禅寺ストリートジャズフェステバルにも連続出演しているとのこと。転勤があるので、ときどきメンバーが入れ替わります、と新しい奏者を紹介。それに今年は取引先の人にもお願いしましたと(爆)。ボーカルで、芸大出の、本格的な歌声だった。Mack the nifeとか Night and day等5曲。そして、大船のミュージックラウンジからのバンドメンバーによるうつくしい歌声。また、一休みあって、また演奏がつづく。ジャズの夜は更けていったのであった。

 

ロビーでの演奏

17回のポスター

大雪の影響は大きかった

鎌倉芸術館

中庭の竹林にも雪が残る


 

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かわいい展

2014-02-16 09:19:20 | Weblog

この記事は、山種美術館のKAWAII展の感想文ではありません。残念でした(笑)。雪道でなければ、そちらに行く予定でしたが、近くのホールで開かれている、かわいい小学生の展覧会を観てきました。その、”かわいい展”です。

素晴らしい作品ばかり。ちびっこ画伯に金メタル!。

まず、雪の結晶から。

風神雷神図屏風

大人顔負けの抽象画も

段ボールのギターも

ごちそうさん

モネの睡蓮だって。

ベニヤ板でつくった動物園

動物園といえば、先日、熱海から三島に行ったとき。楽寿園の動物のかわいかったこと、かわいい展第二部のはじまりはじまり。

アルパカ(このブログ画面ではPAはBAになってしまいますので、ARUBAKAではなくARUPAKAです、名誉のために

ポニー(これもPONII)

山羊のおじさん

ベネット・ワラビー(カンガルーの仲間)

わしは三島神社の神馬じゃ、えへんえへん。

わてらは三島神社のお使いじゃ。

葛西選手、41歳の快挙!おめでとうございます。

今朝の富士山は雲にまつわりつかれていた。新雪から雲が湧き出ているのだろうか。


 

 

 

 

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澤田政廣記念美術館 館蔵名品展

2014-02-15 13:24:33 | Weblog

熱海梅園の敷地内にある市立澤田政廣記念美術館。梅まつり期間は入場無料ということで必ず寄っている。すばらしい彫刻作品ばかりで、無料では申し訳なく、500円の絵ハガキセットをいつも買っている。今回も(以前の記事と重複するものがあるが)、絵ハガキの作品を中心に紹介しようと思う。

玄関口に、巨大な楠の原木が置かれているように、澤田は木彫りの彫刻が多い。また、建物の周囲に、いくつもの彫刻(これはブロンズ)が設置されているが、それらは、女体や人魚であり、実際、館内の展示品も女性美を追求したものが多い。

さて、館内に入ってみよう。受付の方が天井を観てください、飛天のスライドグラスです、床を観て下さい、それが映っています、と言う。本当だ、とまず、感心する。これも澤田の作品だという。驚くのはまだ早い。なんと、彫刻だけではなく、デッサンは当然としても、墨彩画はあるは、木版画・リトグラフなども。九谷焼の皿まである。モチーフは、女性や人魚だけではなく、仏像もかなりのウエイトを占めている。だから、仏像の版画なんかもあり、棟方志功の作品と見紛うほどのもあった。肖像彫刻もあり、現役時代の厳しい顔をした長嶋茂雄選手もここにいる。

澤田政廣(1894-1988)は、熱海で育ち、19歳で彫刻家を志し、山本瑞雲(高村光雲の高弟)に師事。伝統的木彫技法を学ぶ。朝倉文夫、北村西望、平櫛田中に次ぐ、4人目の彫刻家の文化勲章者である。ちなみに、そのときの同時受賞者は今西錦司、中村歌右衛門、堀口大学というからすごい。

さて、作品のいくつかをご紹介します。

まず、飛天のスライドグラス。

人魚。谷崎純一郎の”人魚の嘆き”に感銘を受け、捕らわれた人魚のなまめかしい美しさを表したいと思い、制作したという。ここで一番の作品だと思う。もうひとつ彩色のなまめかしい人魚の彫刻があったが、絵ハガキにはなかった。

 

白日夢”は裸体の女の踊るような仕草の木彫のレリーフ。

蓮華

長嶋茂雄

庭園の作品から。

蒼穹

美術館前の人魚

楠原木

澤田政廣

また、来年も寄らせてもらおうと思っている。

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羽生結弦 金メタル!

2014-02-15 10:41:10 | Weblog

結弦(ゆずる)はSPトップの座をゆずらず、見事、金メタルを手にした。生中継で観ていた人は、みな起きてて良かったと思ったことでしょう。でも、羽生がスタートしてすぐの4回転サルコウに転倒したとき、あああ、これで金メタルは駄目だと、誰もががっくりしたことでしょう。次の4回転トゥループはうまく着氷したものの、つづく3回転フリップでは、バランスを崩し、両手をついてしまう。あじゃー、もうだめじゃ、下手するとこのまま大崩れ、金メタルどころか、メタルも危ないかもしれない、と悪夢がよぎる。

しかし、ロミオとジュリエットの曲にのる結弦の舞は、悲劇にはおわらなかった。そのあとのジャンプとステップを軽快に優美にこなし、無事、演技を終了。苦笑いながらも、銀メタル以上は間違いない点数をもらった。そして、ぼくらの願いはただひとつ、次ぎの演技者、パトリック・チャンがミスを連発すること(汗)。最初の4回転トゥループ-3回転トゥループは見事に決める(これは、まずい)。と、ところがデアル、続く4回転トゥループで両手をついた、トリプルアクセルではバランスを崩す(おおおっ!)。これで、何とかなるかもしれない、とごくりと、赤ワインを飲みこむ。

後半は、ほぼ無難に演技を終了する。ぼくらには分からないが、解説の本田さんが、いろいろミスしてますね、結構減点されます、とぼくらを喜ばす。さて、点数表示。息詰まる一瞬。パトリック・チャンの順位は・・・2位!!!!!!!結弦、金メタル!!!!!。祝杯の赤ワインをグラスに注いだ。こんなうまいお酒は久しぶり。そのあとは、7時半までぐっすり

本当は、羽生もチャンも完璧な演技をして、決めてほしかったけど、これがオリンピック。本当におめでとう、羽生くん。これで真央ちゃんの闘争心に火がついただろう。今度こそ、しばらく引退していたようなキムヨナに負けるわけにはいかない。がんばれ、真央ちゃん!

 

銀メタルのパトリック・チャンと銅メタルのデニス・テン(カザフスタン)と一緒に花束贈呈式。

高橋大輔は有終の美。六位入賞。羽生金メタルの道筋をつけた功労者、大輔。ご苦労様でした。

 

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ぜんぶ雪のせいだ!

2014-02-14 21:00:04 | Weblog

ぜんぶ雪のせいだ!

 

その一、大船の観音さまの影がうすくなっているのも

 その二、バレンタインデーのデートがキャンセルされたのも

その三、冬物大幅値下げになったのも

その四、自転車がつかいものにならなくなったものも

その五、芸術品の狙いが不明瞭になったのも

逆に、なんでもないものが芸術になったりするのも

南国風な植栽が北国風になってしまったのも

寅さんが風邪を引きそうになってるのも

ぜんぶ雪のせいだ!!!

ぼくが、今日、新記録の、一日4回目のブログ記事を書いたりしているのも、(外に出られる時間が少なくなったためで)、これも、ぜんぶ雪のせいだ!!!

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