おはようございます。
7月の山百合見物以来、久し振りに東御苑を訪ねた。紅葉には早いが、今が見頃のツワブキの群生がお目当て。
大手門の手前のお堀端に数本のラクウショウの大木が並んでいる。これが、結構、色づいていて、楽しませてもらった。仲間のメタセコイアより少し早くもみじになる。


大手門をくぐると楓の早い紅葉と山茶花の花が出迎えてくれた。

そして、うれしいことに、石垣前に懸崖が。新宿御苑のりっぱな菊花壇を見たばかりだが、こちらも風情があって、なかなか良い。


いつもは、ここから二の丸雑木林方面に向かうのだが、今回は本丸広場へ。こちらにツワブキの群生があるし、天守閣模型も展示していると入り口に案内があったので。
まず、松の廊下辺りに群生しているツワブキを見に行った。新宿御苑に負けないくらいの数だった。

花弁が細いのと太いのと二種類あった。


手前の果樹園では柿とミカンがたわわになっていた。収穫の秋。


えがみぶんたん

奥の雑木林では、トチノキとナンキンハゼがもみじに。


これは、ゴンズイの実。

山茶花の花が満開。

そして、江戸城天守復元模型展示会場へ。待ち時間0分!ラッキー!

本丸休憩所の横に仮設の建物が建てられ、その中に模型が展示されている。この復元模型は、寛永期の天守の30分の1スケールとのこと。

姫路城と比較しても、だいぶ大きな天守である。高さは約60m、20階建てのビルに相当する高さだそうだ。

これを制作するのに参考にされた資料。江戸幕府の大棟梁を務めた甲良家に伝わる図面。



江戸図屏風にも描かれている。

現在は天守台のみ残っている。この上に復元されるのはいつか。このままでもいいと思うけど。

この近くにもツワブキが群生している。

本丸広場の冬桜と桜紅葉と菊花壇。



二の丸雑木林に降りてゆく。

林内に野菊があちこちで咲いていた。


とても素晴らしい晩秋の東御苑だった。次は、紅葉の頃に。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!