気ままに

大船での気ままな生活日誌

夕月夕星夕富士 地上の星

2020-12-18 21:28:01 | Weblog

こんばんわ。

昨夕は三日月と木星と土星の接近で楽しませてもらったが、今日もまた、夕月は少し離れたが、木星と土星とのラブラブ行進(笑)を楽しんだ。

今日の夕月は、日の入り直後から南の空に現れた。

月齢3.4の細い月。

日が暮れて、お月さまははっきりと。

さらに暮れると、月はさらに鮮やかに、そして木星と土星のカップルが姿をみせた。

木星(赤)、土星(青)

夕富士

8時半頃、ベランダへ。

月と木星・土星はもう沈んでいた。その代わり、天上には火星が輝き、東の空にはオリオン座が昇ってきていた。冬の大三角も。大三角を形成するシリウスがこうこうと輝いていた。

火星はいつも赤く撮れる。

シリウスは初めて撮ったが、青く撮れた。太陽の次に明るい恒星。

地上の星も撮ってみた。昴のよう。

地上の星 / 中島みゆき

近所の紅葉

モミジの親子

では、おやすみなさい。

いい夢を。


十月桜と紅葉(東慶寺にて)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙本寺の紅葉も見頃

2020-12-18 09:05:38 | Weblog

おはようございます。

妙本寺の紅葉の盛りはいつも遅れてくる。まだ、早いかなと思って、行ったが、もう十分、見頃となっていた。見どころは山門と鐘楼の周辺と祖師堂周辺。

山門周辺

鐘楼周辺

祖師堂周辺

なんともう紅梅が咲き始めている。紅梅と紅葉!

素晴らしい妙本寺の紅葉でした。まだまだ見頃はつづく。クリスマスモミジも見に来よう。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三日月に寄りそう木星と土星

2020-12-17 21:52:23 | Weblog

こんばんわ。

今日は妙本寺の紅葉狩をして、帰り道、大船の眼医者さんちのメグスリノキの紅葉や御成り通りのもみじ茶屋のもみじも見た。

大船の眼医者さんちのメグスリノキの紅葉

御成り通りのもみじ茶屋のもみじ(タムケヤマ)

帰宅すると、夕焼雲がまるでもみじ雲のようになっていた。

雲の紅葉

富士山の山頂にも、もみじ雲

そして、今日のメインイベント。西南の夕空に三日月が出るはず。それも木星と土星が寄りそうように。雲が多いが地平はもみじ空。月の入り時刻は19時3分。その間に、果たして、見られるか。どきどきわくわく。

18時15分。雲を抜け出し、現れました!月に木星と土星が寄り添うように!

木星ははっきりしているが、土星は弱い光で、ようやくカメラが捉えてくれた。木星のすぐ上。

たぶん、スマホでは土星が見えないと思うので、木星(ピンク)と土星(青)の位置に印をつけてみた。

木星と土星はさらに接近し、4日後の21日には800年振りの大接近となるようだ。二つの星の距離がみかけ上、満月の1/5ほどにまで接近する。関東地方では、今日のように、6時から7時までのわずかな時間帯しか見られない。ただ、このときお月さまは離れてしまう。

新月から二日目の細い月

つい、月が沈むまでベランダで見惚れてしまった。おかげで、思いがけない光景まで見ることができた。

三日月がまるで牛の角のように!

どうも建物に沈んでいるようだ。

そして、最後は蝋燭の灯となって消えていった。

めったにみられない素晴らしい天体ショーだった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


妙本寺の紅葉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬師寺東塔の紅葉を茅ヶ崎で

2020-12-17 09:30:22 | Weblog

おはようございます。

薬師寺東塔といえば、フェノロサに”凍れる音楽”と評された美しい建築の三重塔。六重塔にみえるが、下から1,3,5番目の小さな屋根は裳階(もこし)と呼ばれる飾り屋根。

この薬師寺東塔が茅ヶ崎、高砂緑地の松籟庵庭園にミニサイズで建てられている。毎年、紅葉の時期に訪ね、ミニ奈良散歩を楽しんでいる。

薬師寺東塔と紅葉

これが本物の薬師寺東塔↓(2011年7月撮影)。松籟庵の塔はこれに模してつくられた。

春日大社の石灯籠と紅葉(笑)

猿沢の池の紅葉(笑)

今朝の”凍れる音楽”

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉の大銀杏といえば

2020-12-16 22:34:58 | Weblog

こんばんわ。

鎌倉の大銀杏といえば、八幡さまの大銀杏と相場が決まっていたが、10年前、突如、倒木して以来、恐れ多くて、どこも後継者として名乗りを上げてこない。

10年ひと昔、もうそろそろ、新横綱に昇進させても良いのではと思う大銀杏がある。日本三古天神社のひとつ、荏柄天神社のご神木で、樹齢900年を超えるという。堂々たるキャリアである。あとはお墨付きだけである。横綱審議会を代表して私メが審査に行って参りました。

大きな鳥居の向こうに巨大な銀杏が聳え立っている。横綱の貫禄、十分なり。

石段の下から見上げる。

真下から見上げる。

なんと、太い幹にはしめ縄が!見事な土俵入りでござんす。これで新横綱決まり!

モミジの化粧まわし。

重要文化財の本殿。本殿は、江戸時代初頭に鶴岡八幡宮の若宮本殿を移築したもので、鶴岡八幡宮の室町時代に遡る主要社殿を伝える唯一の例として重要である、という理由で重文指定。

八幡さまの大銀杏の跡継ぎとして申し分ない本殿の履歴!新横綱決定と致しまする!

そのあと、八幡さまの大銀杏の二代目にご報告。二代目も十年目でだいぶ育ってきた。

その向こうの大銀杏のなきがらにも報告。

あの日のことを思い出す。2010年3月10日、倒木当日、撮影↓

八幡さまの紅葉は見頃になっていました。

白幡神社の池周辺

国宝館周辺

源平池周辺

では、おやすみなさい。

いい夢を。


八幡さまの白鳩。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広重の忠臣蔵 

2020-12-16 08:54:35 | Weblog

おはようございます。

もう赤穂浪士の討ち入りの日は過ぎてしまったが、先日、東博の浮世絵室で広重の16枚からなる忠臣蔵シリーズを見てきたので、ここに記録しておこうと思う。

広重は、10種に及ぶ”忠臣蔵”の揃物を描いたということだが、本シリーズが最高傑作と評価が高い。二つ巴を雷紋でつないだ枠の中に各段場面を描いているのだが、我々に馴染みのある討ち入りとその後の十一段目を六図にしている。

元禄赤穂事件と呼ばれるこの事件は、江戸時代以降、”仮名手本忠臣蔵”として演劇化され、歌舞伎や人形浄瑠璃の演目として人気を集めた。武家社会の事件を上演することが禁じられたので、太平記の時代を舞台とし、登場人物の名前を変え、さまざまな脚色がなされて演じられた。

登場人物の名前も浅野内匠頭は、赤穂藩の名産である”塩”にかけて、塩冶判官(えんや はんがん)。吉良上野介は、高家肝煎(官職)であったことから、高師直(こうの もろのう)、大石内蔵助は、大星由良助、息子の大石主税は、大星力弥(おおぼしりきや)。討ち入りに加わらず不忠臣とされた大野九朗兵衛が、斧九太夫(おのくだゆう)、息子が斧定九朗。浅野内匠頭の正室阿久利は、顔世御前(かおよごぜん)、大坂の義商天野屋利兵衛は、天川屋儀平となっている。

忠臣蔵(広重)全16図

忠臣蔵 大序 新田義貞着用の兜を見極めるため、塩冶判官の妻かほよ御前が直義の前に呼ばれる。場面は鶴岡八幡の境内、画面左脇には大銀杏の木が見える。石段にはかほよ御前、そのすぐ左下には仕丁ふたりが、兜を収めた唐櫃を抱えて運ぶ。

忠臣蔵 二段目 塩冶判官の使者として、大星由良助の息子、力弥が若狭之助の館を訪れた。使者の役目を終え帰ろうとする力弥、それを見送る加古川本蔵の娘小浪。

三段目 師直と伴内主従の前に現われた本蔵は、様々の進物を並べる

四段目 ”花籠”の場面。かほよ御前が夫判官のために花を誂えているところに、原郷右衛門と斧九太夫が参上する。

五段目 京に程近い街道筋、老人から金を奪おうとする定九郎。

六段目 画面手前には与市兵衛の死骸を届けて帰る猟師たち、画面右奥には勘平の住いに二人の侍、千崎弥五郎と原郷右衛門が訪れているのが描かれる。

七段目 九太夫と酒を飲む由良助。そのまわりを仲居や幇間が取り巻く。

八段目 戸無瀬と小浪は京山科に居る力弥のもとへと、東海道を歩いて向う。

九段目 事切れようとする本蔵をあとに、その袈裟や編笠で虚無僧に変装し、堺へと立つ由良助。画面奥には雪で作ったふたつの五輪塔が見える。

十段目 由良助たちのために武器防具を手配する天河屋義平の店に、捕り手が踏み込もうとする。

十一段目 夜打押寄 義士一党が夜陰に乗じて両国橋を渡ってくる。画面の手前、川岸に停泊させた舟の上では、2人の同志が隠し置いていた梯子や提灯、大槌を取り出している。

夜打二 乱入 屋敷内への乱入の場面。

夜打三 本望 炭小屋に隠れていた師直を見つけ出し、本望を達する。

夜打四 引取 引揚げの途中、辻番の者たちから事情を尋ねられる。

夜打四 両国引取 両国橋上で、馬上の桃井若挟之助が義士一党の歩みを押し留めるところ

夜打六 焼香場 一党が亡君菩提所の入口までたどり着いたところである

とくに前半は分かりにくいが、仮名手本忠臣蔵のあらすじを読みながら、絵を見ると、納得できる。

東博の常設ではこの日も宝物がいっぱい。その一部。

酒井抱一 夏秋草図屏風(江戸時代)

国宝 白氏詩巻 藤原行成 (平安時代)

みみずく土偶(縄文時代)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浄智寺とその界隈の紅葉

2020-12-15 18:13:18 | Weblog

こんばんわ。

11月末に浄智寺を訪ねた時には、鎌倉の観光ポスターにも採用されたことがある本堂前の銀杏の黄金色の絨毯は見頃だったが、紅葉はまだまだだった。あれから半月、寒い中、出掛けた甲斐があった。浄智寺境内の紅葉ばかりか、浄智寺界隈の紅葉もばっちり。素晴らしい紅葉狩となった。

山門

山門から鐘楼門への石段

拝観受付の横

その横に茶室の門がある。この庭園の紅葉が素晴らしい。ここからも覗けるが、左に回り、塀が大きく壊れたところから眺めることができる。

書院前の紅葉

本堂前のイチョウの絨毯は見頃を過ぎたが、左のイチョウの黄葉は見頃に。

いちょうと紅葉

本堂周辺の紅葉も見事。

木造観音菩薩立像と紅葉

浄智寺境内を離れ、源氏山に向かう通りを歩く。ここがまた素晴らしい。北鎌倉らしい住宅がつづく道だが、お庭の紅葉や道沿いの紅葉やいちょう。

このイチョウ道の先は、小津安二郎や小倉遊亀が住んでいた家屋があったと想像している。現在は通行止め。

このイチョウの木の下辺りかも(笑)。

先に進む。

竹林と紅葉。この先はもう源氏山。

とても素晴らしいもみじ道でした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


紅葉と栗鼠 ちょうど目を合わせてくれました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちいさな美術館 奥村土牛

2020-12-15 08:24:54 | Weblog

おはようございます。

先日、山種美術館を訪ねたときに、来年の美術館カレンダーを買ってきた。その表紙に選ばれていたのが、奥村土牛の聖牛だった。そうか、来年は丑年だし、牛の絵といえば土牛だしね。

そのあと、自分の本棚を眺めていたとき、たまたま、土牛の小冊子が目にとまった。”ちいさな美術館/奥村土牛”というタイトルのミニサイズの画集で、一枚ずつはがして、ポストカードとしても使えるというものだった。どこかのミュージアムショップで買ったものだろう。

32枚つづりのもので、ぼくの好きな山種美術館の名品がほとんどすべて入っていた。醍醐寺・三宝院前の土塀のしだれ桜を描いた”醍醐”をはじめ、吉野山の桜の”吉野”や渦潮の”鳴門”の三羽烏。そして、”舞妓”、”踊り子”、”朝市の女”の三人娘も選ばれている。

土牛の雅号は寒山詩の”土牛、石田を耕す”からきているが、彼自身も着実に歩み、晩年になるほど輝きを放った画家と評されている。画題は多岐にわたり、前述の風景画、人物画のほか、静物画、動物画にもいいものがたくさんある。

せっかくだから、ぼく好みで15点ほど選び、ここにも残しておこうと思う。

聖牛 丑年生まれの土牛は格別に愛着を感じる動物だったようだ。

醍醐  

吉野

鳴門 奥さんの郷里、徳島からの帰途、鳴門に立ち寄り、渦潮を見て、描きたいと思った。船上で何十枚もスケッチを描いたという。

 興福寺の釈迦十大弟子を描いたもの。

舞妓

踊り子

朝市の女

鹿

シルバータビー

閑日

泰山木

山中湖富士

今朝の富士山は雪をたっぷり載せていました。

向かいの新築マンションの植え込みの紅葉が見頃になりました。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三渓園の紅葉(2)内苑の部

2020-12-14 21:47:59 | Weblog

こんばんわ。

三渓園の紅葉は外苑に負けず劣らず、内苑も素晴らしい。南門の近く海岸門が内苑の入り口。ここの鮮やかな紅葉に度肝を抜かれてしまう。

海岸門

門をくぐると、山茶花の落ち花がきれいだったのでついパチリ。山茶花は苑内のあちこちで咲いているが、これを代表選手に選びました。(笑)

旧天瑞寺寿塔覆堂(重要文化財)秀吉が建てたものと確認できる数少ないもの。

この橋の右手が臨春閣(重要文化財)。現在、改修中でメッシュシートで覆われている。景観的には残念だが、内部の装飾品が三渓記念館で特別展示されている。

橋を渡ると、紅葉に包まれた聴秋閣(重要文化財)が目の前に現れてくる。1623年(元和9年)建築で、家光が二条城内に建て、後に春日局が賜ったと伝わる建物。

山に登ってみる景観も素晴らしい。

外苑の三重塔も視野に入ってくる。

橋を渡り、左手には春草廬(重要文化財)が。織田信長の弟・織田有楽の作とされる江戸時代初めごろの茶室で、月華殿とともに大正11年(1922年)に京都・宇治の三室戸寺金蔵院から移築された。この茶室と待合室の敷地に銀杏の落ち葉が敷き詰められている景観が好きだが、去年、大銀杏が大剪定されたせいか、今年も見られなかった。でも、紅葉はばっちり。

春草廬と待合室

近くの旧天瑞寺寿塔覆堂のうしろにはいちょうの絨毯。

月華殿、金毛窟、天授院に向かう道。

月華殿

天授院

最後は三渓記念館で特別展を見て、茶室でゆっくり。記念館周辺の紅葉もきれいでした。

とても素晴らしい三渓園の紅葉でした。来年も是非!

では、おやすみなさい。

いい夢を。


ホシハジロ(雄)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三渓園の紅葉 外苑の部

2020-12-14 09:46:14 | Weblog

おはようございます。

横浜本牧、三渓園の紅葉狩には毎年のように出掛けている。今年もGO! まだ見頃は続いてました。ここは見どころがいっぱいなので二部に分けてレポします。まずは外苑の部。

京都の燈明寺から移された室町時代の建築、三重塔(重文)が山の上に聳えている、麓には燈明寺の本堂(重文)、合掌造りの民家旧矢箆原家住宅(重文)、旧東慶寺仏殿(重文)、茶室・林洞庵、横笛庵など。これら古建築群の間に大池に流れる小川があるがその周囲の紅葉が素晴らしい。

大池と三重塔

林洞庵

横笛庵

旧燈明寺の本堂

旧東慶寺仏殿。残念ながら改修中。

↓昨年の写真(仏殿は良かったがもみじがだめ)

旧矢箆原家住宅

初音茶屋からの紅葉

ここから見える臥竜梅と水仙。

素晴らしい外苑のもみじでした。一旦、ここで休憩し、より素晴らしい内苑の部は次回にお届けします。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする