'11.07.27 『Movies-High11 片岡翔監督特集』@新宿K's Cinema
当blogで何度も紹介している、片岡翔監督の特集上映会に行ってきた。当日は映画bloggerさん達とタイ料理食べてから走って大移動(笑) エレベーター降りたら溢れる人! 1週間前にはチケット売切れてたけど、さすが『SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2011』3冠!
上映作品は6作品。半分が見てて、半分が未見。ちょうどいいバランスかも! 全編短編。少しずつご紹介♪
『SiRoKuMa』
この作品が『SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2011』で3冠を獲得した。「ストップ!地球温暖化部門」にエントリーということで、地球温暖化がテーマ。ドキュメンタリーが多い中、"映画"で勝負! 生まれたくないと言う自分の子供が、生まれたくなる世界にしようと、自分のできる範囲で頑張る姿は、押し付けがましくなく、すっとテーマが入ってくる。主演の芹澤興人さんがいい! 映画の中でもネタになっているけど、とにかく顔がいい。実物はかっこいいので、あのおトボケ顔は演技なんだよね。役者さんはスゴイな。赤ちゃんとの掛け合いが「一人ごっつ」みたいでおもしろい。そして、楽しみながら温暖化対策を学べる。ラストの感じもちょっと松ちゃんのコント風でシニカルで、ちょっと笑える。これは好き。
『Lieland』
これは脇知弘さんとかテレビでも見かける俳優さんも出演。それだけに役者さんの個性を良く生かしている。坂本真さんは確かキムタクと商店街でロケした時、あまりのギャラリーの多さに極度に緊張して吐いてしまったんだよね(笑) そんな人の良さみたいのが伝わる。マメ山田さんをいい意味でオモチャのお人形のように使っているのも、主題と合っている。実は重いテーマを扱っているのだけど、ファンタジーに仕上げている。そういう作品はたくさんあるけど、このファンタジー部分がやっぱり独特の感性。上手く言えないけど、監督のお父様のギャラリー「マリアの心臓」に行くと分かるかも(笑) 原菜乃華ちゃんがかわいくて健気で泣ける。
『ゲルニカ』
これは3回目。これやっぱり好き。実はすごく重いテーマで、何故そんな事になってしまうのかと、見る度思うけど、その切なさ、やるせなさ含めて美しい作品だと思う。特に少年と少女の、透明感のある美しさが切ない。今しか出せない美しさ。2人を包む日の光が、"あわい"を思わせる。2人が歩くこのシーンは好き。毎回、泣いちゃうけど、ピカソが…(涙) ピカソが救いになっかたもしれないのに。でも、映画としてはいいラストだと思う。
『ゆきだるまとチョコレート』
たしか、監督のご出身でもある札幌で、小学生達と撮影したんじゃなかったかな… これは、ちびっ子ながらに恋愛映画。もちろん、小学生だから初恋レベルだけど、意外に男女の機微なんかも感じられて侮れない(笑) おませな女の子は、自分の世界を持ってる男子に惹かれたりするよね(笑) 子供達がかわいかった。真っ白な雪景色の校庭の、北海道という緯度の高い土地の独特の寒さを感じさせて、ちょっと『ぼくのエリ』みたいな雰囲気だった。もちろんヴァンパイアは出てこないけれど(笑)
『くらげくん』
これは2010年、下北沢映画祭グランプリを初めとして、あらゆる映画祭で賞を取った作品。もはや風格が漂っている(笑) 自身も何度目になるんだろう・・・ 5回は見たと思う。とにかく子供達がいい。よくこの子達を見つけたなと思う。こうして他の作品と並べて、大人の役者さん達の演技を見てしまえば、正直彼らの演技は拙い。でも、だからこそ伝わってくるものもある。くらげくんの郡司大輝くんと、虎太郎の安田連くんの、あの時にしか出せない世界というか・・・。江ノ電で2人並んで眠るラストは、本当に美しくて切なくて好き。壊しちゃいけない世界だと思うけど、実はこの瞬間にしか存在しない世界・・・
『ぬくぬくの木』
新作! なんと草村礼子さんと、麿赤児さんがご出演! やっぱり上手い。空気感の作り方が違う。さすがの存在感。ただ、それだけに監督独特のピュアさみたいなものは少し弱まったかな・・・ もちろん、お2人が汚れているという意味ではない! 見ている側の思い入れもあるのかもしれないけれど、少しお2人に引っ張られたかも・・・ ただ、はりこ役の小野ゆり子さんが、また清々しくも凛とした女優さんで、必死で赤ちゃん=自己を守ろうとする姿が胸を打つ。こうして6本見てみると、何となく女の子達に共通点が・・・ 透明感があって、清楚で、芯が強い。なるほど(笑) 実はこの作品に使うため、twitterなどでぬいぐるみを募集してて、協力したかったのだけど、キャラモノしか持ってなくて・・・ どんな使い方をするんだろうと思っていたら、そう来ましたか(笑)
・・・
舞台挨拶
・・・
上映終了後、片岡翔監督、『SiRoKuMa』の芹澤興人さん、『ゲルニカ』の川村悠耶くん、『ぬくぬくの木』の小野ゆり子さんの舞台挨拶があった。一言ずつ挨拶をということだったけど、役者さん達って意外にシャイ(笑) 特に、まだ高校生の悠耶くんは照れまくっててカワイイ。小野ゆり子さんのかわいさにビックリ。色が白くて肌がキレイ。なんという透明感! 芹澤さんは実物かっこいいよ! 写真OKだったので、撮りまくってたし、メモも取ってなかったので、ちょっと内容が・・・

左:片岡翔監督 右:芹澤興人さん
唯一まともに撮れた写真 あとピンボケ・・・
・・・
皆様の近況報告
・・・
片岡翔監督:新作を撮り終えたそう
芹澤興人さん:Movies-High11にて『影向こうの灯り』が上映予定(終了しちゃいました・・・)
川村悠耶くん:学業専念? 悠耶くんは『愛のむきだし』に出演してます。
小野ゆり子さん:野田秀樹の舞台にご出演
舞台挨拶終了後、芹澤興人さんと川村悠耶くんにツーショット撮らせてもらっちゃった
(`゚Д゚´)ゞ以上!! とっても楽しかった~★ いい企画だと思う!
当blogで何度も紹介している、片岡翔監督の特集上映会に行ってきた。当日は映画bloggerさん達とタイ料理食べてから走って大移動(笑) エレベーター降りたら溢れる人! 1週間前にはチケット売切れてたけど、さすが『SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2011』3冠!
上映作品は6作品。半分が見てて、半分が未見。ちょうどいいバランスかも! 全編短編。少しずつご紹介♪
『SiRoKuMa』
この作品が『SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2011』で3冠を獲得した。「ストップ!地球温暖化部門」にエントリーということで、地球温暖化がテーマ。ドキュメンタリーが多い中、"映画"で勝負! 生まれたくないと言う自分の子供が、生まれたくなる世界にしようと、自分のできる範囲で頑張る姿は、押し付けがましくなく、すっとテーマが入ってくる。主演の芹澤興人さんがいい! 映画の中でもネタになっているけど、とにかく顔がいい。実物はかっこいいので、あのおトボケ顔は演技なんだよね。役者さんはスゴイな。赤ちゃんとの掛け合いが「一人ごっつ」みたいでおもしろい。そして、楽しみながら温暖化対策を学べる。ラストの感じもちょっと松ちゃんのコント風でシニカルで、ちょっと笑える。これは好き。
『Lieland』
これは脇知弘さんとかテレビでも見かける俳優さんも出演。それだけに役者さんの個性を良く生かしている。坂本真さんは確かキムタクと商店街でロケした時、あまりのギャラリーの多さに極度に緊張して吐いてしまったんだよね(笑) そんな人の良さみたいのが伝わる。マメ山田さんをいい意味でオモチャのお人形のように使っているのも、主題と合っている。実は重いテーマを扱っているのだけど、ファンタジーに仕上げている。そういう作品はたくさんあるけど、このファンタジー部分がやっぱり独特の感性。上手く言えないけど、監督のお父様のギャラリー「マリアの心臓」に行くと分かるかも(笑) 原菜乃華ちゃんがかわいくて健気で泣ける。
『ゲルニカ』
これは3回目。これやっぱり好き。実はすごく重いテーマで、何故そんな事になってしまうのかと、見る度思うけど、その切なさ、やるせなさ含めて美しい作品だと思う。特に少年と少女の、透明感のある美しさが切ない。今しか出せない美しさ。2人を包む日の光が、"あわい"を思わせる。2人が歩くこのシーンは好き。毎回、泣いちゃうけど、ピカソが…(涙) ピカソが救いになっかたもしれないのに。でも、映画としてはいいラストだと思う。
『ゆきだるまとチョコレート』
たしか、監督のご出身でもある札幌で、小学生達と撮影したんじゃなかったかな… これは、ちびっ子ながらに恋愛映画。もちろん、小学生だから初恋レベルだけど、意外に男女の機微なんかも感じられて侮れない(笑) おませな女の子は、自分の世界を持ってる男子に惹かれたりするよね(笑) 子供達がかわいかった。真っ白な雪景色の校庭の、北海道という緯度の高い土地の独特の寒さを感じさせて、ちょっと『ぼくのエリ』みたいな雰囲気だった。もちろんヴァンパイアは出てこないけれど(笑)
『くらげくん』
これは2010年、下北沢映画祭グランプリを初めとして、あらゆる映画祭で賞を取った作品。もはや風格が漂っている(笑) 自身も何度目になるんだろう・・・ 5回は見たと思う。とにかく子供達がいい。よくこの子達を見つけたなと思う。こうして他の作品と並べて、大人の役者さん達の演技を見てしまえば、正直彼らの演技は拙い。でも、だからこそ伝わってくるものもある。くらげくんの郡司大輝くんと、虎太郎の安田連くんの、あの時にしか出せない世界というか・・・。江ノ電で2人並んで眠るラストは、本当に美しくて切なくて好き。壊しちゃいけない世界だと思うけど、実はこの瞬間にしか存在しない世界・・・
『ぬくぬくの木』
新作! なんと草村礼子さんと、麿赤児さんがご出演! やっぱり上手い。空気感の作り方が違う。さすがの存在感。ただ、それだけに監督独特のピュアさみたいなものは少し弱まったかな・・・ もちろん、お2人が汚れているという意味ではない! 見ている側の思い入れもあるのかもしれないけれど、少しお2人に引っ張られたかも・・・ ただ、はりこ役の小野ゆり子さんが、また清々しくも凛とした女優さんで、必死で赤ちゃん=自己を守ろうとする姿が胸を打つ。こうして6本見てみると、何となく女の子達に共通点が・・・ 透明感があって、清楚で、芯が強い。なるほど(笑) 実はこの作品に使うため、twitterなどでぬいぐるみを募集してて、協力したかったのだけど、キャラモノしか持ってなくて・・・ どんな使い方をするんだろうと思っていたら、そう来ましたか(笑)
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上映終了後、片岡翔監督、『SiRoKuMa』の芹澤興人さん、『ゲルニカ』の川村悠耶くん、『ぬくぬくの木』の小野ゆり子さんの舞台挨拶があった。一言ずつ挨拶をということだったけど、役者さん達って意外にシャイ(笑) 特に、まだ高校生の悠耶くんは照れまくっててカワイイ。小野ゆり子さんのかわいさにビックリ。色が白くて肌がキレイ。なんという透明感! 芹澤さんは実物かっこいいよ! 写真OKだったので、撮りまくってたし、メモも取ってなかったので、ちょっと内容が・・・



唯一まともに撮れた写真 あとピンボケ・・・

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片岡翔監督:新作を撮り終えたそう
芹澤興人さん:Movies-High11にて『影向こうの灯り』が上映予定(終了しちゃいました・・・)
川村悠耶くん:学業専念? 悠耶くんは『愛のむきだし』に出演してます。
小野ゆり子さん:野田秀樹の舞台にご出演
舞台挨拶終了後、芹澤興人さんと川村悠耶くんにツーショット撮らせてもらっちゃった

(`゚Д゚´)ゞ以上!! とっても楽しかった~★ いい企画だと思う!