・*・ etoile ・*・

🎬映画 🎨美術展 ⛸フィギュアスケート 🎵ミュージカル 🐈猫

【play】「レ・ミゼラブル」2013 @帝国劇場

2013-05-22 12:10:51 | play
・・・「レ・ミゼラブル」観劇・・・
見るよー♪ http://t.co/epThxw5qpz Posted at 05:49 PM



最後に「レ・ミゼラブル」の舞台を見たのは何年前だろう? 確実に10年以上前だと思う・・・ 最初に見たのはWest End(WE)でまだ10代だった! ミュージカルもほとんど見てなかったし、原作も子供用に簡略化された「ああ無情」を読んだだけだった。しかも、それすらほとんど忘れていて、ジャン・バルジャンがパンを盗んだことしか覚えてなかった(o´ェ`o)ゞ でも、West Endで初めて見て、言葉も分からないのに号泣してしまった 帰国前夜に見たのだけど、帰りの飛行機の中ではずっと"民衆の歌"のDo you hear the peoples sing~?が、グルグルグルグルずっと頭の中で鳴ってた。

その後、東宝版レミを何回か見て、もちろんその都度感動してたのだけど、あの時の感動までは至らず。何でも最初に受けた衝撃はなかなか越えられないね・・・ とはいえ、もうほとんど覚えてないのだけど(o´ェ`o)ゞ そんなわけで、直近で見たのは東宝版で間違いないのだけど、これまたあんまり覚えてない たしか岡アンジョルラスで超かっこよかった気がするのだけど・・・ イヤ、なにしろ「オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン」を見るまで、ちょっとミュージカル熱が冷めていたもので・・・(o´ェ`o)ゞ

で、何故急に見に行くことにしたかと言えば、最近ミュージカル熱が再燃していることと、今年から新演出版になるというので、見てみたいなと思っていたところ、会社の福利厚生でチケット斡旋があったから。S席13,500円が10,000円で見れるというので、Yuwee誘って行ってみることに♪

本日のキャスト!上原アンジョだったー☆ http://t.co/xvzzUFES5U Posted at 06:09 PM


2013.05.21の出演者

で、以前記事にも書いたけれど、降板やケガでの休演などが相次いでいるジャン・バルジャン役。選択肢はキム・ジュンヒョン氏か吉原光男氏しかなかった。そもそも、今のミュージカル界についても全然詳しくないし、2人とも評判良かったのでそんなに気にしていなかった。

で、個人的にとっても重要なのがアンジョルラス! 映画版『レ・ミゼラブル』の記事にも書いたけど、個人的には作品の成功はどれだけカリスマ性のあるアンジョルラスを配役できるかってことにかかっていると思っている。イヤ、もちろんジャン・バルジャンの物語なわけだから、バルジャンが重要なのは間違いないんだけど、一幕のラストOne Day Moreで終わって、二幕学生達の革命シーンで始ることを考えると、作品の盛り上がり部分は、学生達に負うところが大きいと思っていて、そのリーダーであるアンジョルラスがどれだけ魅力的かってとっても重要!

正直言うと、一人で革命だと突っ走って、周りの人間を巻き込むタイプの人は苦手。その人にだっていろいろ事情はあるのに、腰抜けだみたいなこと言っちゃう場合はホント無理。アンジョルラスはそのタイプに近いと思うけれど、例えばRaminのアンジョルラスには闇雲に突っ走ってしまうのではなく、それぞれの立場も考慮しているけれど、今は革命を起こすべきだと考えている感じが伝わる。強制はしないけれど、自分を信じて着いて来ると思っているというか・・・ まぁ、Raminはカリスマ性の塊だからねぇ(笑) それに二幕で革命の失敗を悟った時「子供ある者と女達は去りなさい」って言ってるし・・・

で、前置きが長いわけだけど、そういうわけでアンジョルラスの配役が自分の中でとっても重要だったと言いたいわけです! で、評判の良かった上原理生くんからチケット取ることに。しかし、意外にも日程などが合わず、一度は挫折しかけたけど、ミュージカル仲間のお友達のアドバイスを聞きつつ、上原アンジョルラスの日にしたわけです!で、キャスト表見てチケ取ったわけだから、当然といえばそうなのだけど、生の舞台は何が起こるか分からない! まして、トラブル続きだったし・・・ ということで、当日キャスト表見て安心したってことた言いたいわけです!ε-(。・д・。)フー 我ながら長いし、熱弁w でも、ホント下の方でtweetしてるの載せてるけど、今作を見る上でかなりの比重を置いてる「群れとなりて-------!」が、裏声になることもなく、ものすごい声量で響き渡った瞬間は鳥肌だった!

レミWi-Fi☆ http://t.co/KZ11iF9fkN Posted at 08:07 PM



イヤ、別にそれだけなんだけどw なんとなくうれしかったから(o´ェ`o)ゞ 使えないけどね(笑)

感想:第一幕
幕間!やっぱりレミ大好きだー!!最初のダッダーンだけで鳥肌!吉原バル声量がスゴイね!上原アンジョかっこいい!←これ行ってなかった(>ω<、) Posted at 09:42 PM




やっぱり自分にとって「レ・ミゼラブル」は特別な作品だなぁ・・・ 映画版の冒頭で音楽が鳴った時点で泣いたけど、このダッダーンだけでホント鳥肌! 今年から新演出版ということで、劇場に入った瞬間からかなり印象が違う・・・ といっても、前回見たのが10年近く前だからあんまり覚えてないんだけど・・・

旧演出版では舞台が回転する仕組みになっていて、周りのセットが変わるのと同時に、この部分が回転することによって場面転換をしていたように思う。セット自体はわりとシンプルだったように思うんだけど違ったかなぁ・・・ もちろんバリケードのセットとかはすごかったんだけど、なんとなく新演出版の方がより原作に近く作りこんでいる印象だったので・・・

で、新演出版を見て分かったことは映画版『レ・ミゼラブル』は新演出版に基づいて製作されたのだということ。来年Broadway(BW)で復活するのは新演出版らしいけれど、本家WEでは今も旧演出版でのロングラン公演が続いている。映画はてっきり旧演出版なんだと思い込んでいたので、印象が違うとビックリしたけど、新演出版だったんだね。

感想:第二幕
良かったー!どちらかというと、旧演出の方が好みだけど、新演出もいいね♪ アンジョ脚引っ掛けがないのがなー(>ω<、) 吉原バルあんまり年とらないけど、ラスト良かった!涙が止まらなかった!やっぱりこの作品スゴイわ!! Posted at 10:56 PM



旧演出版ではアンジョルラスは砦が落ちた後、ぐるりと回転するとバリケードに脚をひっかけてぶら下がっていた。旧演出では遺体となって荷車で運ばれていて、この時にちょっと逆さの名残がある感じ。脚ひっかけかっこよかったのだけど、やっぱり危険だからなのでしょうかね? あと、ちょっとアンジョルラスが目立ち過ぎるってこともあったのかも? 主役はあくまでバルジャンなので・・・

吉原バルジャンとっても良かった! 特に仮出獄中の荒ぶる感じとか、体も大きいからか包み込む具合がもう。゚(●'ω'o)゚。ウルウル 無骨で誠実なバルジャン。そしてお父さんバルジャン。コゼットの父。マリウスの父。でも、あんまり老けない(笑) でもラスト召されるシーンがもう号泣!

【レミ鑑賞メモ】新演出版、映像の使い方がいい!特にジャベ自殺。ただ、時間経過と何所にいるのかが分かりにくいかも?以前見たより全体的に感情表現豊か、日本語も自然。個人的に最重要なアンジョ「群れとなりてー!」がかっこよくてうれしい!吉原バルはお父さんバルである。 Posted at 11:37 PM



セットは大幅に変わったのだけど、どこがと言われるとなかなか難しい(笑) 最初の労働がまず海っぽく、2~3人で船を漕いでるみたいな動き。旧演出だとつるはし的なものを振り下ろしているような動きだった。市長バルジャンが経営している(ファンティーヌが働いている)工場も、女性たちが大きなテーブルでコチラを向いて作業している形に。パリの街並みもすごく立体的。マリウスとコゼットが初めて会うシーンは、とっても狭い路地である感じが増した。バルジャン宅は2階があって、マリウスが訪ねた時コゼットは2階の自室にいて、彼に気づいて降りて来るという演出。回転舞台じゃなくなった以外では、その辺りが大きく違うところかな? あと、観客席の方まで張り出してセットが組んであるので、役者さんが客席近くで演じていたりする。エポニーヌが直ぐ近くで歌っていたり・・・ バリケードはあまり変わってない気がする・・・

舞台後ろをスクリーンのように使っている。まぁたいていは空とかセットの補足だったりするけど、例えばバルジャンがマリウスを救出する際に通る地下道。移動すると地下道の映像が動いて、距離感が出るとか・・・ 一番ビックリしたのはジャベールの自殺シーン。橋から飛び降りるのだけど、ジャベールが飛び降りると、なんと宙を舞う。舞うってまぁ踊ってるわけじゃないけど、要するに宙づりになる。すると映像ガーッと下がって行く感じで、落下している感じがリアル。その前までバルジャンと話してて、舞台上を歩いて歌い出して橋のセットが出て来るのに、いつ宙づりの準備をしたんだろ? これは本当に不思議だった!

全体的にとっても感情表現豊か。結構後ろの方の席だったけど、しっかり感情が伝わって来る。全体的に濃い。上手く言えないけど、旧演出の方が歌に忠実というか・・・ 歌ってる感じだった気がする。新演出ももちろんほぼ歌なんだけど、セリフを言うということに重きを置いているというか・・・ セリフを言うように歌っているというか・・・ うーん 上手く言えない・・・(´・ω・`)

日本語歌詞に関しては、ホントにいつも大変だと思う。日本語ってホント音に乗りにくい。例えばI Love Youは3音で、"あなたを愛しています"って伝えられるけど、日本語では3音では"あ・な・た"しか入らない。そもそも英語で歌うことを前提に作られてる(レミの場合はフランス語だけど・・・(o´ェ`o)ゞ)曲に、歌詞の意味をそこなわないように、限られた文字数で歌いやすいように歌詞を乗せなきゃならない。しかも、レミって結構英語でも早口の部分が多い気がする。それが以前見た時は、ちょっと不自然というか歌いにくそうだった部分が変更になっていたり、普段あまり使わない言葉使いが直されていた。例えばアンジョルラスの僕らにゃ大きな使命があるのだ~が、僕らには大きな~に変わってた。某翻訳家じゃないんだから、"僕らにゃ"なんて言わないし(笑) それはとっても良かったと思う。なくなっちゃって残念な歌詞もあったけど・・・

ただ、全体的にやっぱり旧演出の方が好みではある。どこかやっぱり品がある気がする。新演出が下品ってことじゃないし、もちろん新演出も好き! でも、旧演出も見たくなる。で、多分旧演出見ると新演出見たくなる気がする(笑) 要するにどちらもイイってことなんだけど(o´ェ`o)ゞ

ラストはやっぱり素晴らしい! キリスト教徒ではないので、カトリックの国であるフランスの、しかもビクトル・ユゴーが生きた時代、罪を赦されて神に召されるということが、どういう意味を持つのか自分は分かっていないけど、でもこのラストで、バルジャンが赦されて全ての重荷を下ろしたのだということはとっても伝わる。その事だけで感動してしまう。これは本当に本当に素晴らしい作品! 何度見ても大きな感動に包まれて涙が止まらない。そしてまた見たくなる。

素晴らしい

【レミ鑑賞メモおまけ】ガブはこども店長じゃなかった Posted at 11:56 PM

イヤ、この日ガブローシュだった鈴木知憲くんも良かったし、以前は毎回ガッカリだったリトル・コゼットも近貞月乃ちゃんも良かった。とくにリトル・コゼットって毎回発声が劇団ひ○わり仕込みみたいな感じで、とっても違和感だった。そういうのはなかったし、2人とも歌すごい上手い!ってほどではなかったけど、良かったと思う。ただ、TVで「民衆の歌」を歌ったこども店長こと加藤清史郎くんの歌声が評判だったのと、話題性として見てみたかっただけ。ごめんよ・・・

で、これロビーにあったDVDのチラシ!小さいけどラミンジョ発見!!ラミンジョ見たいー! http://t.co/Hrj5Zb9zA9 Posted at 11:01 PM
おんd

小さいけどラミンジョ!

イヤ、だからこれもそのままなんだけどw ちなみに丸印がラミンジョ あ、一応書いとくけど、ラミンジョっていうのはRaminが演じるアンジョルラスのこと! カリスマ性の塊でございます(゚∀゚)ラヴィ!!


http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする