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【cinema】『X-MEN:フューチャー&パスト』(プレミア試写会)

2014-06-01 04:59:49 | cinema
'14.05.27 『X-MEN:フューチャー&パスト』(試写会)@TOHOシネマズ六本木ヒルズ

ヒュー・ジャックマン舞台挨拶つきプレミア試写会! これは行きたいってことで、応募しまくった。Movie Walkerで当選! ありがとうございました❤ ということで、喜んで行ってきたー!! ちなみに、舞台挨拶の様子はコチラ

ネタバレありです!結末にも触れています!

「2023年バイオメカニカル・ロボット センチネルによるミュータント絶滅計画により、ミュータントや彼らに協力する人間たちが次々と殺害されていた。思念を過去に送ることができるキティにより、センチネル計画が実行されるきっかけとなった事件を阻止するため、1973年にウルヴァリンを送り込む。彼はそこで若き日のプロフェッサーXに接触するが・・・」という話。面白かった! イヤ、細かく言えばいろいろツッコミどころがあると思うんだけど、圧倒的なスピード感と映像によりねじ伏せちゃう感じ。でも、粗くてスカスカということではなく、いろいろな要素を時には説明不足に感じるほど、当然のこととして見せられるけれど、それで理解できないってことはない。その辺りの潔さと、見せ方の上手さが良かったと思う!

『X-MEN』シリーズは全7作あるけれど、前述したとおり今作を見るために『X-MEN』と『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の2本しか見ていない。『X-MEN2』をテレビで見たような気もするけど、全く覚えていないので、見てない方にカウント(笑) ということで、毎度のWikipediaや、公式サイト、町山智弘の解説動画を聴いてみた(諸事情によりYouTubeリンクなしです(;´・ω・`)ゞごめんなさい)などを参考にちょっと知識を入れてみた(笑) そもそもは1963年公民権運動盛んな頃のアメリカで出版されたアメコミ作品が原作。原作は「スパイダーマン」シリーズでもおなじのスタン・リー。実は、このスタン・リーが原作であることにも、とっても意味があるそうなのだけど、それは後ほど・・・ アメコミが原作の映画のレビューを書く際に、必ず書いてきたので重複するけど、アメコミは版権が版元にあり、各シーズンごとに作画者も違うし、物語の方向性が全く違ってしまうこともある。例としては「バットマン」シリーズの「ダークナイト」とか・・・ あれはDCコミックなのだけど(o´ェ`o)ゞ で、この映画の元になっている「デイズ・オブ・フューチャー・パスト」は、マーベルコミックの「X-MEN」を元に1981年にクリス・クレアモントとジョン・バーンが「アンキャニィX-MEN」誌で執筆したもの。プロデューサーのローレン・シュラー・ドナーはこの「デイズ・オブ・フューチャー・パスト」を映画化したいと考え、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の後、ブライアン・シンガー監督にもちかけたそうで、『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』と『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の続編となっているとのこと。

で、この「デイズ・オブ・フューチャー・パスト」は何がこれまでと違っているかというと、センチネルというロボットにミュータントたちが追われる別の未来が描かれているということ。原作は未読なので、この映画がこの原作に忠実に描かれているのかは不明だけど、これはタイトルどおり未来と過去を行き来する話。タイムトラベル的なものではあるのだけど、その辺りに一ひねりしてあってなかなか面白い。ただ、いわゆる過去を変えたために、未来が変わるというタイムパラドックス部分が、大雑把なのはどうなの?という問題もあると思うけど、その辺りはややこしくなるから、個人的にはなくても全然OK。

冒頭から戦闘シーン。感情を持たず、ひたすら攻撃してくるセンチネルと、必死に戦うミュータントたち。全員倒されたかに見えたけれど、実は彼らは20分(だったかな?)の未来から思念を送られてきたミュータントにより、警告を受けていたのだった。この辺りのことはセリフで説明されるのだけど、冒頭からのアクションでボーっとしてる頭にはちょっと難しかった。なので、きちんと理解できているか不安・・・ で、彼らが戦っていた相手はセンチネルというロボット。ミュータントと、彼らに協力し匿った人間を殺すために作られた。数十年に渡る戦闘で、もはや人類にも影響が出始めている。ミュータントだけではなく、世界を救うためプロフェッサーXとマグニートーは協力しあい、中国の奥地にある修道院で密かに対策を練っていた。仲間の思念を過去に飛ばしていたのはキティ・ブライド。彼女の力を使い、誰かがセンチネル計画が実施に向けて動き出すきっかけとなった事件、ボリバー・トラスク殺害未遂事件を阻止するという計画。事件を阻止するためには、1973年に思念を送らなければならず、そこまで時を遡った経験はキティにもないため大変危険。脳や体に重大な損傷を受けた場合を考慮して、ヒーリング・ファクター(治癒能力)を持つウルヴァリンが行くことになる。

さて、センチネル計画というのは、科学者ボリバー・トラスクが考案した、殺人ロボット センチネルを使い、ミュータントを抹殺する計画。なぜ、ミュータントを抹殺しようとしているのかといえば、普通の人間より優れた能力を持ったミュータントに淘汰され、人類は滅亡してしまうと考えたから。当初は異端視されていたこの計画が、実際に導入されるきっかけになったのは、この計画に気づいたミスティークがトラスクを襲い、逆に捕えられてしまったから。彼女のDNAが採取され、ミュータントの能力を装備したセンチネルが出来上がってしまった。なので、彼女が捕えられるのを阻止しようというわけ。ウルヴァリンの精神は1973年の彼の体に入ることに成功! ちなみに、ウルヴァリンは長寿のため、年をとる速度が緩やか。なので、2023年も1973年も姿が変わっていないため、そのままヒュー・ジャックマンが演じることができるのも利点かも? CGで若返らなくてもいいし(笑) 転送されたウルヴァリンの意識が目覚めたのは、マフィアのボスの娘のベッドにいるところに踏み込まれるシーンから。何でこのシーン?と思うけれど、全裸ヒュー様サービスカットありなのでOK(笑) どうやら『ターミネーター』のオマージュなのではないかとのこと。

センチネル計画阻止計画にはプロフェッサーXの助けが必要ってことで彼を訪ねるのだけど、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』ラストのキューバ危機から約10年後、ベトナム戦争で多くの生徒を失ったことで心に傷を負ったチャールズ・エグゼビアは、すっかり変り果て廃人のような生活をしていた。前作の事故で車椅子になっていたけど、ビーストことハンク・マッコイの開発した薬を打つことで、歩行可能になっているものの、副作用で能力を失っていた。何とか説得に成功したウルヴァリンは、チャールズとハンクとともに、ある青年を訪ねる。それがクイックシルバー! 彼の能力は、超人的な速度で動けること。彼の協力を得て、今はペンタゴンの地下に収監されているマグニートーことエリック・レーンシャーを救い出すこと。ファスジェネで意見が分かれ、別の道を歩んだけれど、この計画には彼の助けが必要だったから。この救出シーンは楽しい! 特にクイックシルバーの能力が堪能できる厨房シーンは最高 でも、ここしか登場しなくて残念・・・ エリックが捕えられている理由がケネディ暗殺に関わったためというのも( ̄ー ̄)ニヤリ 弾道を変えたというのがその理由なのだけど、エリックとしては阻止するために弾を反らすつもりが、直前で捕まったため失敗したというのが真相らしい。エリックのセリフによるとJFKもミュータントってこと? 少なくともミュータントの味方であったということだよね? 実はこれはJFKが公民権法成立に向けて動いていたことに関係あり。このシリーズの面白いところは、実際の歴史的事件を巧みにミュータントと絡めているところ。

さて、ここから視点は大きく3つに分かれる。1973年のX-MEN、2023年のミュータント、そして単独行動する1973年のミスティーク。チャールズの幼馴染でありながら、ファスジェネでは袂を分かちマグニートーと行動を共にした。誰にでも変身できる能力を持つけど、苦労して人間の姿を保たなければ、全身真っ青で鱗のようなもので覆われている彼女は、その生い立ちゆえ最終的な目的は同じでも、攻撃的な行動をとりがち。攻撃しなければ、攻撃されるという思想は危険ではあるけれど、理解できないことはない。それが彼女の悲しさでもある。1973年のX-MENたちは、彼女に接触するも止めることができない。結局、テレビカメラや群衆の集まる中で、ミスティークやビーストはその本来の姿を、そして彼女を追ったエリックはその力を見せつけてしまい、人々の恐怖を煽ってしまうことになる。

手こずっている間にも、未来のX-MENの元にセンチネルの大群が迫っていた。ミュータントの主導者であるプロフェッサーXとマグニートーが倒されれば、それこそミュータントは全滅したも同じ。この3つの視点を交互に見せる手法はありがちではあるけれど、やっぱりドキドキしてしまう。ミスティークはあくまで自分の信念に従い行動を続けるし、そんな彼女の行動を阻止した上で助けたいチャールズ、ウルヴァリン、ハンク。彼らに協力はするものの、問題行動を起こすのであれば、例え一時は同じ道を歩もうとしたミスティークでも切り捨て、殺してしまおうとするエリック。それぞれが自分が信じる正しいことをしようとしていて、センチネル計画阻止の目的は同じなのに、手段が違ってしまい足並みが揃わず混乱してしまう。その辺りも単純に盛り上げるだけでなく、よく考えられていると思う。

いろいろな出来事を詳しく書いてしまうのもどうかと思うので、細かい部分は触れずにおくけど、結局センチネル計画推進に拍車をかけてしまったわけで、最終的なGOサインが出るのを阻止しようと、ホワイトハウスに潜入するミスティーク。そして、彼女を追うX-MEN。演説をするニクソン大統領。別行動をとるエリック。センチネルを運ぶ列車を襲いある仕掛けを施していたらしい。そのセンチネルはホワイトハウスの庭(?)に設けられたステージに並ぶ。マグニートーの姿となったエリックが現れたのは巨大スタジアム。なんと彼はスタジアムを持ち上げて空を飛び運んでいく! そして、ホワイトハウスを取り囲むように落とす! スゲー!! 一番興奮した場面! その頃2023年の未来では、いよいよセンチネルが迫っており、応戦するストームをも殺害! マグニートーが前面に出て戦うも、辛うじてウルヴァリンが横たわり、キティがコントロールしている部屋にギリギリ逃げ込むような状態で、なすすべなし。

結局、チャールズの説得により大統領暗殺を思いとどまったミスティーク。散々、暴れまわったマグニートーも去っていく。セリフ自体はあまりよく覚えていないのだけど、マグニートーがホワイトハウスを封鎖した後、テレビカメラの前で演説した内容は、同性愛者であることをカミングアウトした上で、当選したハーヴェィ・ミルクの有名な演説を引用したものだったらしい。医者や弁護士など地位のある同性愛者は、それを周囲に悟られまいとしている若者たちに勇気を与えるために、カミングアウトして欲しいという内容。ただ、ミルク本人は黒人、アジア人、身障者など、差別を受けている全ての人々に対しての差別をなくしたいという思いでした演説だと語ったのだそう。今作がとういうよりも、そもそもこの「X-MEN」というシリーズには"差別"というテーマがあるそうで、シリーズが発表された1963年は公民権運動が盛んな時期、原作者のスタン・リーはユダヤ人。だから、本来ヒーローであるはずのアメコミの主人公たちが、その能力ゆえに差別され、自分本来の姿を隠さなければならないという物語になっていということ。プロフェッサーX≒キング牧師、マグニートー≒マルコムXなのではないかとのこと。なるほど!φ(・ェ・o)メモメモ しかも、今作の監督ブライアン・シンガー監督はカミングアウトしてるゲイだそうで、やはり差別される側からの視点ということなのでしょうけれど、ただ自分が意識していようがいまいが、差別する側やされる側になることなんて、ほぼ全ての人に起こりうることで、この作品を見ている人が根底にあるテーマを明確に気づいてなくても、何か感じる部分があるとしたら、そういう製作者側の意図が伝わっているということなのだと思う。

そうそう! ウルヴァリンはマグニートーと戦い、体に鉄の棒を刺された揚句、川の底に沈められてしまう。彼の治癒能力をもってしてもなかなか回復できないほどの深手だったけれど、皮肉にもストライカーらに救出される。ただ、このストライカーは目が黄色く光ったのでミスティーク? ワシントンDCだから、この川はポトマック川なのかな? そして、彼が目覚めた未来は・・・ 前述したとおり、自身は『X-MEN』と『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』しか見ていないので、カメオ出演的に出てきたジーンですら、誰だっけ?状態だったのだけど、シリーズ見てきた人はニヤリとしっぱなしなのでは?

フューチャー&パストというものの、メインの舞台となるのはほぼ過去。とはいえ、未来でギリギリのところで戦っているという事実があるから、ドキドキしている部分もあるわけで・・・ まぁ、相変わらず、ジェームズ・マカヴォイ→パトリック・スチュワート、マイケル・ファスベンダー→イアン・マッケランという構図に若干の違和感があるものの、例えば自身がミュータントを導く立場であるプロフェッサーXでいることに自信が持てないチャールズが、未来の自分と対峙し、導かれるというのは面白い。どんな立派な人物だって、いきなり"その人"になれたわけじゃない。悩んで苦しんで、乗り越えてきた結果であるということ。そういう意味で、マイケル・ファスベンダーがインタビューでファスジェネはマグニートー誕生の物語だったけれど、今作はプロフェッサーXの物語であると語ったそうだけれど、なるほどそのとおりだと思った。

豪華キャストたちはみんな良かった! こういう作品て賞レースなどでは絶対対象にならないけれど、こういう娯楽作品だからこそ演技が上手くなかったら目も当てられなくなってしまう。イヤ、作品が粗いってことじゃなくて、そもそも全身真っ青で鱗に覆われた体を持ち、誰にでも変身できる特殊能力を持つ人類がいるなどという荒唐無稽な話なのだから、どこかしらにリアリティを感じさせなきゃ、ただの絵空事になってしまう。そういう意味で、ミュータント絶滅の危機を招いてしまったミスティークは、迷惑な存在なのだけど、自分を守るために攻撃的になってしまう彼女の悲しさを感じさせたジェニファー・ローレンスはやっぱり上手い。パトリック・スチュワートと、イアン・マッケランの親友コンビは、さすがの存在感。「ゲーム・オブ・スローンズ」のティリオン役でおなじみのピーター・ディンクレジがボリバー・トラスクを怪しく演じている。彼が小人症であるということが、この作品のテーマであるマイノリティの差別の一つの側面として、差別される側が差別する側に回る構図という、負のスパイラルを表しているのだと思うので、とっても重要。そういう意味で、とっても良かったと思う。

舞台挨拶に来てくれたヒュー・ジャックマンだけど、今回の役は狂言回し的な感じだったかな。エンドロールのクレジットは1番最初だったけれど、内容的には主役はチャールズとエリックだと思うので・・・ ただ、ジャン・ヴァルジャンになろうとも、娘を誘拐されて暴走してしまう父親になろうとも、ウルヴァリンはヒュー・ジャックマンでしょう! 意外に『ヴァン・ヘルシング』も好きだけど そして、最強ミュータント2人のうちでも、今回の主役はプロフェッサーXかなと思うので、そういう意味では人の思念が次々読めてしまうけれど、結局誰も救えないということに苦悩し、自信を失っていたチャールズが、ミュータントや人類のため、再び立ち上がる姿をジェームズ・マカヴォイが好演していたと思う。そして、何といってもエリックのマイケル・ファスベンダー! 分かりやすい意味での悪役とは言えないけれど、それでも正義とも言い切れないマグニートーを、例えその能力でスタジアムを持ち上げて運び、ホワイトハウスを取り囲むように落とすなどという、あり得ないシーンの時ですら、切なさを感じてしまうのはマイケル・ファスベンダーのおかげ! 本人がこの役についてどう解釈して演じているのか不明だけど、見ていて感じたのは力を使うことを辛いことだと思っているのではないかということ。力をコントロールできるようになる前は、怒りによって力が引き出されていた。彼にとっては力を使う=辛い思いをするということなのかなと・・・ だから、そのとてつもない力を使っている時ですら、悲しいというか切ないというか・・・ ホントに見ていて切なくてたまらない! その辺りが世界一セクシーと呼ばれる所以? 男の色気は切なさだと思う! あんな変なヘルメット被って切ないって、どれだけスゴイのファスベンダー

と、熱く語っておりますが(笑) どうやらブライアン・シンガー監督は、Twitterでキャスト発表をしていたらしく、2012年11月にジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト。12月にはイアン・マッケランとパトリック・スチュワートの出演を発表したのだとか。なるほど面白い! 撮影は2013年4月15日から開始、カナダのモントリオールをメインに行われたそうで、メルズ・シテ・ドゥ・シネマ、オリンピック・スタジアム、モントリオール・シティー・ホール、マギル大学などで行われたのだそう。London Unitとかもクレジットされてたから、ロンドンでの撮影もあったのかな? まぁいいけど(笑) そうそう!豆知識としてローグ役アンナ・パキンの名前が大きめにクレジットされていたけど、出演シーンそんなにあったかな?と思っていたら、当初は大きな役だったけれど、ポストプロダクションで削減されて、カメオ出演なみになってしまったのだとか・・・ どこに出演するかはお楽しみに!

とにかくスピード感と映像で見せる作品ではあるけれど、支えているのはやっぱりきちんとしたテーマと役者の演技! TOHOシネマズ六本木ヒルズでのプレミア試写会だったので、3D字幕版で鑑賞。3Dは特別嫌いではないけど、最初はビックリするけど、たいてい途中で慣れちゃって、あんまり効果が分からない(o´ェ`o)ゞ この作品での3Dは飛び出しよりも、奥行きを感じさせる作りだったように思うけれどどうかな? 字幕版の上映回数が少ないようだけれど、ミスティークの吹替えが剛○彩芽なんだよね┐(´д`)┌ ミスティークかなり重要な役なので、これは字幕版の方がストレス少ないかも?

ミュータントのキャラや能力などは、知っているものとして進むので、できれば全部見てからの方が楽しめるのだと思うけれど、自身のように見たことない人は『X-MEN』と『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は見ておいた方がいいと思う。最悪 『X-MEN』と『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』だけでも見て!

『X-MEN』シリーズ好きな方はオススメされなくても見ると思うけれど、きっと楽しめる作品になっていると思う! マカヴォイ&ファスベンダー好きな方必見です!

マーベル原作映画の恒例、エンドロール後のおまけ映像あり! 最後まで席を立たないように! 次回作に登場するアポカリプスがピラミッド造ってます!

『X-MEN:フューチャー&パスト』Official site


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【drama】「SHERLOCK S3 E2:三つの兆候」

2014-06-01 00:00:00 | drama
SHERLOCK S3 E2:三つの兆候
「SHERLOCK」正座待機!! Posted at 08:54 PM

先週から放送開始した「SHERLOCK」シーズン3の第2話。当然、録画してるけど、やっぱり生で見ないとね! ってことで、バナナスムージー用意して待機!

おー!今回も面白かった!バラバラに見えて最後に全部つながるのがスゴイ! #SHERLOCK Posted at 10:30 PM

ジョンとメアリーの結婚式でベストマンを務めることになったシャーロック。ブライズメイドは知ってたけど、ベストマンというのは知らなかった。ブライズメイドが花嫁付添人なら、ベストマンは花婿付添人。どちらも友人が務めることが多い。



スピーチの原稿を考えたり、受付担当と打ち合わせしたりと、細々した仕事をシャーロック節でこなすけれど、どうにも調子が狂いがち・・・ ナプキンの折り方をネットで検索して、必要以上に折ってしまったりする。ジョンはそんな姿を見たメアリーから、シャーロックに結婚しても今までと何も変わらないと教えてあげてと助言される。素敵な婚約者! で、ジョンは事件の依頼を受けてみようと提案する。

依頼主は衛兵。衛兵交代で有名なバッキンガム宮殿など、重要な場所を警備している人。彼は数日前から男性にストーカーされているのだという。勤務中に見張られていたり、勤務を終えて着替えをしているところを写真に撮られたり。2人は面会に行くけど、勤務を終えた衛兵は何者かに腹部を刺されて重傷を負ってしまう。密室であるシャワー室で誰が彼を刺したのか? 未解決となっている。

独身最後の夜、花婿とベストマンはパブ巡り モリーに依頼して、足元がおぼつかなくなるのはOKだけど、前後不覚にならない量のビール摂取量を割り出してもらい、メスシリンダーを持ってパブ巡りするのがシャーロックらしくて面白い!

いい感じで泥酔した2人の元に、ある女性が訪ねて来る。ある男性と知り合って、彼を好きになったのだけど、その後連絡がない。部屋を訪ねたところ、大家さんから部屋の住人は自分と知り合う数日前に亡くなっていたことが分かった。自分は亡霊とデートしていたのかもしれないという。酔っ払っていたけど興味を持ったシャーロックはこの依頼を引き受ける。男性が住んでいた部屋を調べながら眠ってしまう、証拠を荒すなと言いつつお粗相してしまうなどコミカルな調査場面が後に重要な手がかりとなる。

実はこの男は、複数の女性と同じ手口で関係を持っていた。亡霊とデートした女性が集まるサイトができるほど。彼は住人が亡くなったばかりのアパートを見つけ、亡くなった住人になりすまし、1夜限りの関係を持つ"かげろう男"であることが分かる。この男性の目的は何か?

これらの話は実はジョンの披露宴の席でシャーロックのスピーチで語られる。この事件を語っている時、シャーロックは2つの依頼の関連性に気づく。ジョンのミドルネーム"ヘイミッシュ"が手がかりとなり、かげろう男の狙いは披露宴の出席者であることが分かる。今、この場で殺人が行われようとしている! それを犯人に気づかれることなく、レストレード警部、ジョン、そしてターゲットのみに知らせるため、必死のスピーチをするのが見どころ!

そうそう! 三つの兆候から殺人事件を防いだわけだけど、三つの兆候からメアリーご懐妊も見抜いてしまう! 何故医者の僕より先に気づくんだ?!というジョンの言葉のとおり、こんなに何でも分かってしまうと高機能社会不適合者になってしまうよね(笑) っていうか、高機能社会不適合者だから分かってしまうのか?

もちろん今回もシャーロックの推理で無事解決となるわけで、その辺りは相変わらず楽しいのだけど、今回はシャーロックが初めて孤独を感じるという場面がちょこちょこ入ってくるのが見どころ! 自分では自覚がないけれど、ジョンのことが大好きであるという気持ちがあふれ出てしまったスピーチで、列席者を感動させてしまうシーンも! ロバート・ダウニー.Jrとジュード・ロウの映画版も、そういう風に描いていたから、これは原作でもあるのかな? でも、事前に見た「徹底解明! SHERLOCKの秘密!」によると、原作では記録者という位置づけだったらしいし・・・

というわけで、Episode:2も最高に面白いかった! あと1話で終わっちゃうの悲し過ぎ・・・ だって、まだS4は撮影されてもいないからね・・・

SHERLOCK:2014年5月24、31日、6月7日21:00~@BSプレミアム
SHERLOCK(シャーロック)3|NHK BSプレミアム 海外ドラマ

RT @MovieStar_mag: トニー・スターがアイアンマンを完成させたところで…シャーロックがジョンとメアリーの為に大量に作っていたオペラハウスの折り方がコチラ【「SHERLOCK/シャーロック」シーズン3、NHKプレミアムにて放送中】 http://t.co/09m97Axs46 Posted at 10:31 PM

後で折ってみる!! >RT Posted at 10:31 PM


http://twitter.com/maru_a_gogo


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