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【Googleのロゴ】ワールドカップ2014

2014-06-20 23:09:48 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ワールドカップ2014!

はぁ・・・
本日(6月20日)日本代表2戦目対ギリシャは0-0の引き分け
お互い勝ち点1となったものの、
自力での決勝リーグ進出は無くなった・・・

ギリシャ VS コートジボワールの結果次第とはいえ、
日本はコロンビアに勝たなければならない!

イヤ、スペインだってGL敗退決定だし、
イングランドも絶望的な状況になっている。


全て格上相手のGLを勝ち抜けるのは大変なことだと思う!
でも、今のところ「残念な敗戦」という感じでもない気がする・・・

浅田真央ちゃんの奇跡のFPのように、
日本人はメダルや勝利が全てではない!
どんな手を使っても勝てばいいという価値観はない!
試合内容が感動的なものであれば負けても健闘を称える!

だから残り1試合全力で戦って欲しい!
悔いが残らないように!!


今日のDoodleはイングランド VS ウルグアイ



検索画面のロゴはこんな感じ



日本 VS コロンビアの試合は、日本時間6月25日早朝!
ガンバレ! 日本!!

Go!! Japan!!



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【cinema】『トランセンデンス』(試写会)

2014-06-20 03:09:48 | cinema
'14.06.14 『トランセンデンス』(試写会)@ユナイテッドシネマ豊洲

過去形になりつつあるけどジョニー・デップのファンなのと、クリストファー・ノーラン製作っていうことで気になってた作品! 試写会応募しまくったけどハズレ お友達のおこぼれに与って行ってきた

ネタバレありです!結末にも触れています! 辛口・・・

「世界初の人工知能PINNを開発した科学者ウィル・キャスター。彼の活動を危険と考える、反テクノロジーを掲げるテロ組織RIFTのメンバーに放射性物質を撃ち込まれてしまう。残された僅かな日々、同じく科学者の妻と穏やかに過ごしたいと考えていたが、妻はウィルの意識をPINNにアップロードしようと考えていた・・・」という話。うーん、実はTwitterなどで酷評されていた今作。なので相当酷いものを覚悟していた。そのせいか、思っていたよりも酷くはなかった印象。とはいえ、おもしろかったかといえばそうではないのだけど・・・

監督は今作がデビュー作となるウォーリー・フィスター。元々は映像作家で、撮影監督として『メメント』以外のクリストファー・ノーラン作品に参加。『インセプション』(感想はコチラ)でアカデミー賞撮影賞を受賞している。今作では撮影監督は『リトルランボーズ』(感想はコチラ)などのジェス・ホールが担当しているけれど、キャスター家の庭のヒマワリから滴り落ちる水滴とか、最先端のSF装置(何それ(笑))と、どこかレトロな感じが漂う街並みや、インテリアなどの感じは、たしかにノーラン作品に通じるものがあるように思うけれど、やっぱり映画を監督するということは、映像を作るということとは別なんだなと感じる。

ジャック・パグレンという方が書いた今作の脚本は、ハリウッド業界人が選ぶ製作前の優秀作品"ブラックリスト"に選出されたそうだけれど、実は彼の長編作品が映画化されたのはこれが初めてらしい・・・ 初監督×初脚本というのは、ちょっとリスクが大きかったかもしれないなぁ(´ェ`)ン-・・ この脚本のどの辺りがハリウッド業界人の心を捉えていたのかイマヒトツ分からないのだけど、確かに発想としては面白いと思う。ちょっとキリスト要素も入っていたりして・・・ でも、形は違うけれどコンピューターと人間の融合みたいなものって、全く初めてじゃないと思うしなぁ。

もう完全に文系脳なので、個人的にはこの映画で描かれていることが、どの程度実現可能なのかもサッパリ分からない。前述のジャック・パグレンが脚本を書くきっかけとなったのも、コンピューター科学者の妻との会話からだそうだし、公式サイトによると、今作の技術顧問でもあるカリフォルニア大学バークレー校 電気工学&神経科学のホセ・カルメナ博士によると、明日にでも現実のものとなる状況なのだそう。神経科学、ナノテクノロジー、細胞研究、ロボット工学など、SFとして描かれて来たものの中には現実のものとなったものもあり、今作でブレイン・マシン・インターフェイス(脳介機装置)を取り上げたことは先見の明があると言えるのだそう。同じく技術顧問として参加した同大学のマイケル・マハルピッツ博士は、今作を明らかにSF作品ではあるが、前半部分についてはリアルタイムなリサーチがなされていると語ったとのこと。なので、全くの荒唐無稽な話ということではなさそう(笑)

まぁ、そもそも映画の題材として、現実的でなければならないってことはないわけで、荒唐無稽な話だって散々映画化されてきた。公開中の『X-MEN:フューチャー&パスト』(感想はコチラ)だってそうだし、全てのファンタジー映画は成り立たなくなってしまう。何故、実現可能かどうかつらつら書いていたのかというと、監督が今作に惚れ込んだ理由が、コンピューターが人間のコミュニケーションを制覇する時代が来るのではないかと考えたからだそうなので・・・ 監督は、すでに自分たちは電話を通じて話すのではなく、電話を相手に話していると感じているのだそう。これはSiriとかその辺りのことを言ってるのかな? まぁ確かにそういう側面はある。で、何が言いたいかといえば、映画の表現の仕方というか、見せ方として、荒唐無稽な話を荒唐無稽なまま見せるとか、逆にリアリティを持たせて見せるとか、いろいろな手法があると思うのだけど、監督が惹かれた要素から考えると、リアリティを感じて欲しいのかなと思ったわけです。その辺りにちょっと難ありだったかなぁと・・・

原題もTrancendenceで、これは"超越"という意味らしいけど、映画の前半でジョニー扮するウィルがドヤ顔で発表したり、AIとなってからも大事なことなので、もう一度言いますね的に言うわり、あまり伝わらないというか印象に残らない。まぁ、超越してるといえば、ものすごくしてると思うけど(笑) そもそもは、コンピューターが人間の知性を超えてしまう現象を"シンギュラリティ"と言うそうで、それよりも上を行くというような意図で「トランセンデンスだ!」ってドヤっていた気がする。それを可能にするのが、夫婦で開発していた世界初の人工知能PINN。友人の科学者マックス・ウォーターは、その存在を認めつつも懐疑的。後に彼が説明したところによると、人間の感情には矛盾がある、誰かを愛しく思いながら、半面憎く思う部分もある。その相対する感情が同時に成立するのが人間の感情であって、コンピューターにはそれが理解できないと言う。なるほど・・・ 確かにそうかも。そして、よく考えるとこれは後の伏線でもあるんだね・・・

ネタバレ含めてザックリあらすじを語ると、夫婦共同で人工知能PINNを開発していたウィルは、私生活では自然と妻を愛する穏やかな男。ウィルは特に野望があったわけではないけれど、妻はこれを利用して世界を変えたいと考えていた。もちろん平和的で良い方向ではあるけれど・・・ そんなウィルたちの研究を危険視したテロ組織RIFTが、ウィルを襲撃し、放射性物質を埋め込んだ弾を体内に撃ち込む。徐々に放射能汚染されていくウィル。彼を失いたくないと考えた妻のエヴリンは、ウィルの意識をPINNにアップロードしようと考える。当然、マックスは反対するけど、ウィルが合意したことにより、2人を助けることになる。初めて人類と融合したAIとなったウィルは、その力を発揮し始める。全てのコンピューターを掌握し、増幅していく。株式市場を操作し、エヴリンの会社に莫大な資産を持たせると、彼女に命じて過疎化したブライトウッドという町に、彼らの拠点となる建物と、膨大な量の電力を得るためのソーラーシステムを建築させる。ある夜、建築現場で働く男性が、襲われ瀕死の重傷を負う。エヴリンは彼を建物内に運ばせ、ナノテクノロジーを駆使して治療する。驚異的な回復をしただけでなく、超人的なパワーを持った彼の姿が話題となり、次々に障害を抱える人々がブライトウッドを目指して来る。

これに対しFBIのブキャナン捜査官は、RIFTと協力してウィルを追いつめる。RIFTはマックスを拉致。最初はウィルとエヴリンを裏切ることに抵抗していたマックスだが、ウィルの暴走を止めるために彼らに協力する。常に自分を監視しているウィルに恐怖を感じるようになったエヴリン。彼女にとってもウィルの暴走は予想外だったが、マックスに「世界を変えたいと思っていたのは君の方だ」と言われ、AIとなったウィルは自分の夫だったウィルではないこと、そしてそれを作り上げてしまったのは自分であることに気づく。もはや、暴走を止められるのは自分だけだと考えたエヴリンは、自らを犠牲にすることでウィルを止めようとする。人間の姿を取り戻したウィルは、彼女の思いを受け入れる・・・ という感じ。

一気に書いてみたけど、この文章だけ読んでみると面白くなる要素はあるように思うのだけど・・・ 何だろう? とにかくテンポが悪いんだよね・・・ 冒頭、幸せそうな夫婦の日常を描くところから始まっているので、ラストも夫婦愛で終わっても別にいいし、あそこまで暴走しちゃったらウィルが自ら死ぬ(?)しか方法はないように思うのだけど、そもそもウィルがAIになっちゃう理由が妻の暴走だからねぇ・・・ それで、AIとなったウィルに監視されているのが怖いって言われても、この妻がずい分身勝手だなとしか思えない。もちろん、科学者として試してみたかったというのはあったと思うので、その辺りウィルも同じだから同意したのだとは思うんだけど、やっぱり凡人OLちゃんの感覚としては、夫の肉体はもはやなく、意識が存在すると言われてもコンピューターと対話して愛することはできないかなぁ・・・ 監督としては、既にそういう世の中になりつつあると感じているわけで、だからこそ今作を撮ったということなのだろうけれど、それにしたって妻のこの感覚が理解できないと、ラストをいくら美しい画にしても、感動はできないかなぁ・・・

ナノテクノロジーのことがサッパリ分からないので、致命的な傷を治してしまうことが可能なのかも分からないし、さらに超人的な能力を授けることが出来るのかも不明。なので、ツッコミ入れる資格はないのだけど、角膜を再生させるとかなら、彼には"目"があるのだから、受け入れられるのだけど、湖に散骨されちゃったのにウィルはどうやって再生したの? あれは映像? でも、エヴリンを姫抱っこしてたしなぁ・・・ まぁ、そこのツッコミは別にいいけど(笑)

監督がこだわったという35mmフィルムでの撮影は、確かに監督のおっしゃる通り深み、色の彩度、コントラストを与えていたと思うし、デジタル処理ではなく光学フィニッシュをしたというのは、どういう処理なのかサッパリ分からないけど、とっても美しかったと思う。土の中から触手みたいのがたくさん現れるところとか、破壊されたソーラーパネルがキラキラ再生する映像は、今作の撮影監督ジェス・ホールによるものではあるけれど、やっぱり『インセプション』を思わせる映像でもあった。AIとなったウィルとエヴリンが会話するシーンは、画面のジョニーとレベッカ・ホールは別室ではあるけどライヴ撮影したそうで、確かに自然な感じになっている。

何役を想定していたのかは不明だけど、監督はノオミ・ラパス、ジェームズ・マカヴォイ、トビー・マグワイアに会い、クリストフ・ヴァルツにもオファーしたのだそう。実現してたらスゴイ豪華だけど、今作もかなり豪華なキャストだと思う。ただし、全員生かし切れていないような・・・ エヴリン役のレベッカ・ホールは知的な雰囲気の女優だと思う。科学者の役なのだから適役だと思うのだけど、自身も優秀な科学者であるという部分が後半あまり生かされていなかったように思う。途中からはウィルの指示に従ってるだけだし・・・ 世界を変えたいという彼女の思想が、ウィルに影響を与えて暴走してしまったのだし、彼女がウィルをアップロードしようとしなければこんなことにならなかったわけで・・・ その辺りがただの思慮の足りない人みたいになっちゃったのが残念。2人の友人でありながら、最後は世界を救うために2人に重大な決断を迫るマックス役のポール・ベタニーは久しぶりに見た。この役、得な役だと思うので、まぁ良かったと思う。ブキャナン捜査官はキリアン・マーフィー! 出てるの忘れてたのでうれしかったのだけど、誰でもいいような役でガッカリ・・・ 出番が意外に多いのだけど、結局全然役に立ってないし┐(´д`)┌ それは、モーガン・フリーマンにも言えること。まぁ、敵か味方か分からない役で通常運転という気もするけれど(笑)

さて、ジョニー・デップ。ジョニーが好きだった理由としては、演技が上手いことと、作品選びが面白かったから。でも、最近のジョニーの作品選びには、首を傾げたくなることが多い。どうしちゃったんだろう? 演技は上手いけれど、そもそも表情豊かに演じる方じゃないし、感情を込めてセリフを言うというよりも、むしろ淡々とした中に切なさを込めるようなタイプ。それが、最近全然空回りしているような・・・ 例えば盟友ティム・バートン作品にしたって、白塗りが飽きてきていることもあるけど『シザー・ハンズ』では無表情でほぼセリフもないのに、主人公の切なさ、悲しさ、そして愛情が伝わったのに、『ダーク・シャドウ』(感想はコチラ)では、どんな人物なのかも分からない感じに・・・(感想読み返したら意外にホメてた(笑)) かなり厳しい意見だけど、ファンだったからこその苦言。もうファン止めます!とか言うこともないけど、ジョニーが出てるから絶対見る!という対象ではもうないかな・・・ そもそも、ファンでもダメなものはダメっていうタイプだし。つらつら長いけど、ウィルが妻を愛していたっていうことが、結局世界を救うことになったわけなんだけど、それが陳腐になっちゃダメなわけで、陳腐とまでは言わないけど、うーん(゜-゜)ってなってしまったのは事実。それには、もちろん脚本、演出のまずさもあると思うけど、ジョニーの演技をもってしてもダメだったと言わざるを得ないかなぁ・・・

前述したけど、映画監督の仕事っていうのが、実際はどういうものなのか分かっていないけど、よく役者さんが映画は監督のものだと言うからには、全てを監督するものなのでしょう。個人的には演出が一番重要なのかなと思うのだけど違うのかな? 作品に息を吹き込むのは役者の演技だから・・・ でも、役者を生かし切れていないと感じてしまった以上。それが出来ているとは思えない。初監督作品なのだから、仕方のない部分も多いと思うけれど、製作費100億円のプロジェクトだからね・・・ ジョニー・デップのギャラが高かったとも言われているけれど(笑)

と、貶してばかりで申し訳ないな・・・ 何度も言うけど画は面白かった。ウィルの家のインテリアをブライトウッドの基地内でも再現してたのは好き。という感じで・・・(o´ェ`o)ゞ

あまり難しいことを考えずSFっぽい作品を見たい人オススメ? ジョニー・デップ好きな方は、ジョニー目当てで行くと、最初と最後以外は出てこないのでどうかな? という感じで(笑)

『トランセンデンス』Official site


コメント (8)
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