南信州のりもの倶楽部♪

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部品と共に精神を磨く

2014年07月13日 22時16分37秒 | 輸入横型エンジン編
今日は日曜日だってのに仕事に呼ばれちゃったから、
午前中で終わらせてクラッチカバーを磨いていた。

しかしだ、俺はよく思うんだけどバフ研磨って日本人向きの仕事だとホントに思う。
部品が光り輝く日を夢見て、
コツコツと努力をし、
あくる日もひたすらペーパーを当てる(笑)

でもそんな努力家の性格を誰もが持ってはいるはすで、
なぜなら我々は敗戦後の焼け野原から見事復興を遂げた人々の子孫だからだ。
つまりみんなバフ研磨が好きなはずだ(笑)

まぁ冗談はさておき、
バフ研磨ってのはその前のペーパーかけ作業の方が肝心で、
粗めのペーパーで消せない傷は細かいペーパーで消せないから、
部品を良く見ながらペーパーかけをしないと仕上がりがとても悪くなるから、
ある意味性格がとてもよく出る仕事だと思うわ。

でも素材によっては思ったより鏡面にならないのもあって、
それは実際に磨いてみないと分からないから、
努力が報われない場合があるのも真実で、
一生懸命に磨いても霧がかかったような鏡面になる時がある。
まぁメッキには敵わないんだけど頑張ったのに曇ってるのは辛いなぁ。
さらに部品は中華だし。

これを装置するエンジンは全体を剥離した上に、
腰下がWIN120、ヘッドはビッグバルブに、
ハイコンプピストンやローラーロッカーやBREカムまで使うスペシャル。
これをゴリラに載せてツーリングしたいねぇ。

ツーリングにそんなパワー要らないんだけど。
コメント (2)
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