南信州のりもの倶楽部♪

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またもや悩むベアリング

2014年07月31日 21時44分15秒 | 輸入横型エンジン編
今日は山ちゃんが仕事で使ってる営業車のドライブシャフトを交換したんだけど、
2人であ~でもない、こうでもない言いながら片側1時間かかりながら交換したんだが、
もう片側は要領が分かってるから何と10分くらいで終了。
やっぱ仕事って要領と段取りなんだってホント思ったね。

そう言えば横型エンジンも腰下まで分解してミッションのベアリング一個だけ交換した事があったけど、
初めは何時間かかかった作業が今は1時間ちょっとくらいで出来ちゃうから、
慣れるとエンジンなんてアッと言う間。
俺の場合作業時間より重い腰を上げるに使う時間の方が長いかもしんない。







預かり物のWIN120、少しづつだけど進んでいて、
今日はリセスカットしたんだけど、
自分のエンジンもやりたくなったからまずはヘッドガスケット。

ただ用意したのは国産エンジン用の52ミリピストン用だから、
ワイドピッチな中華エンジン系にはそのまま使えないから、
スタッドボルトに合うようにリューターで削る。

ちなみに写真は加工前で、それでも一応入らない訳じゃないんだよね。







お次はカムシャフト。
BREさんのカムを使うんだけど、俺のヘッドには合わないサイズのベアリングが付いてるから交換するんだけど、
普通はWIN120の純正カムと同じサイズのを買えば良いんだが、
日本には1500Zなんて規格のベアリングが無いし、
さらにZと記載があるから片側金属シールかと思いきや何とまさかのノンシール。
いい加減なもんだね。

仕方ないから内径と外径の合う6002Zを買って交換することにする。
少し厚みが違うんだけど我慢するしかないんだよなぁ…







外すにはデコンプのワンウェイクラッチごと外すんだけど、
小さなスプリングと玉が出て来るから絶対無くさないように。

そしたらワンウェイクラッチを写真のように組んでこの上にワッシャーを載せるんだが、
ワッシャーをグリスで貼り付けておかないと、
プレスで入れるなら問題ないけどハンマーで叩いて入れる場合、
ワッシャーがずれて組み直しになるから気を付けよう。

実は俺も写真のはテイク2(笑)








ロッカーアームだが今回はローラーロッカーは使わない事にした。
このエンジンはツーリングに使うつもりだし耐久性に不安があれば無理したくないもんね。

一応シャリィのエンジンには使ってあるからテストしてこっちにも組みたいんだけど、
代わりにデコンプは使えなくなるから、普段使いにはデコンプあった方が良いと思うよ。

そんな訳でヘッド組もうとしたらオイルリターンの穴がずれて塞がりかけてるから、
明日掘り直す事にした。
シャリィに積んであるエンジンもそうで、この穴が細いからオイルがクランクケースに帰れず吹いたりする。

まぁ明日にでも写真載せるから今日は終わりにしよっと。

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