
今日もカブのエンジンを作っていたんだがまたオイルポンプで悩んでいて、
中華エンジン仲間の方からピポットブッシュの穴を加工する必要があるとアドバイスいただいたんだが、
ポンプを昨日バラした時に思ったんだけど本体よりトロコイドギアの方がどう見ても高さがあり本体よりはみ出ていた。
これはどこのメーカーの物が分からないけど蓋を取ると抵抗は無いけど蓋すると動かないって事でギアの厚みを本体に合わせるため平面研磨する。

デシダルノギスでも0.01ミリまでは出るんだが斜めに減ってないかはマイクロメーターの方が分かりやすいため久しぶりにこのメーターを使ったわ。
研磨したのはたった0.04ミリなんだけど抵抗が全く無く動くようになったが、
熱が入った時はどうなんだろうねぇ?
交差を考えて削り過ぎても元には戻せないから抵抗が無くなった時点で終わりにしておいた。

続いてはニュートラルと4速のポジションセンサー。
先ず外してセンサーが壊れていないか確認したが問題無かったので、
穴から先をL字に加工した鉄板で接点を起こしてから導通確認したらやっと直ってくれた。
ちなみに上側が4速で下側がニュートラルなっていて、
センサーを外すと接点が見えるから直ぐ分かるはずだ。

クラッチ側を組んだんだけどドリブンギアは薄く軽量化された物が付いていて、
今回クラッチなんだが武川さんの強化遠心クラッチを入れる。
ヒラヤマワークスさんはこのクラッチの場合はウェストが増えてるからスパっと繋がってギクシャクすると言っていたが、
排気量は純正の2倍以上あるから強化しない訳にもいかないからねぇ。
ちなみに金額は確か7000円はしなかったはずだからメーカー品なのに以外と安いと思った。

腰上はミニモトさんの88ccボアアップキットのメッキシリンダー仕様で、
事前に結晶塗装してもらってあったから組み立てるだけで今日は腰上まで作ったらもう夜となったから終わり。
明日はクラッチカバーとセルのワンウェイクラッチのオーバーホールと組み立てをしたら、
天気良ければウォーキングに行きたい、
とは思うがバックオーダーが激しく渋滞してるためまた別のエンジンを作ります…