南信州のりもの倶楽部♪

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プロの使う剥離液は強過ぎ

2020年05月25日 21時45分00秒 | オリジナル コンプリートエンジン




今日は昨日バラしたエンジン2機をマストテクノさんに持って行ったら、
社長とお話しをしてる時に剥離槽に部品を漬けておいてくれたため、
帰る頃にはロンシン125の剥離が終わってしまったから帰って軽く磨いてもう組み立てていた。

しかし粉体塗装屋さんは治具の塗料を剥離しなきゃだから強い剥離液を使うのは知ってたんだが、
ロンシンのシルバーの剥離なんて5分もかからないし、
さらに剥離が終わった部品を水洗いしてるだけでシブキが飛んで咽せるから体には悪いだろうねぇ。



で、このエンジンのシフトドラムの中にニュートラルで止まりやすいようバネと玉で構成されたストッパーが入ってるんだけど、
このバネが強過ぎるからシフトは重くなるし3速からのダウンでニュートラルに入りたがる傾向があり、
ストッパーを加工せずうっかり組んでしまったらギアが飛んで仕方なかった。

よってまたバラしてバネを加工して組んだらだいぶマシになったけど、
正直言って無くても良いんでないかと思うし、
国産のエンジンにはこんな物使われてないのにギアは飛ばないし気持ち良くシフト出来るんだけどねぇ。













エンジンは腰下までは組んだら夕方になってしまったので、
続きは明日にしてまたロードバイに乗り飯田市斎苑のちょっと上にあるかざこしホールまで行って来た。

ウチからだとここまでは1時間はかからないし火葬場からここまでは14%以上の坂があるから、
最後で一気に体力を使い登り切り、少し休んではまた下り本町のりんご庁舎1階にあるキラヤで半額の酒の肴を買って帰るのがいつものルーティン。
何の用も無いのにわざわざ自転車で足を運ぶなんて私だけではないかな。

ちなみに写真の登り坂の最大斜度は23%で角度だと13度くらいだから、
思い切りクランクを回すとフロントが軽く浮くのが分かるくらいだ。

今日は休日なんだけどエンジンも簡単にだが作れたし、
明日は完成させてまた他のエンジンを作れれば良いかなぁ。





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