南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

エンジンを組み立ててはバラして自転車に乗る

2020年05月24日 20時48分00秒 | 輸入横型エンジン編







今日は早起きしちゃったから朝っぱらからエンジンを作っていて組み立て途中だったGPX125が完成した。

それ言えばこのエンジンもなんだがミッションにセミクロスを入れる機会が多く、
ロンシンやGPXなどの場合、今や8割の方がセミクロスを入れていただけるようになった。

あと、一旦ノーマルに乗っていたんだが3.4速間のギアが離れ過ぎていて登りが辛いからと、
オーバーホールついでにセミクロスを入れる依頼も増えたりしてありがたい限り。
色々とギア買い漁って調べた甲斐があったねぇ。











次はこのエンジンで色々な部品を組み合わせて作られたレギュラーヘッドでSクランクのエンジンだけど、
フルオーバーホールを行いモダンワークス さんのクランクとミニモトのレギュラーヘッド用ボアアップキットを使い110ccにする。

この後開けてみたらミッションは飯田クロスになっていてクランクはベアリングがL1C3で旋盤で斜めに削って軽量化されたクランクが入っていたが、
残念ながらラジアル方向にガタが出ていたからビッグエンドのピンやベアリングを交換しないと再利用は無理みたい。












この6Vエンジンの他に下セル付きロンシン125もバラして剥離とブラストに明日持って行く。

ちなみにロンシン125はフルパワー化とセミクロスにも交換するから、
パワーも上がるがセルで快適に始動出来るエンジンとなる。

ロンシン125ってセル無しはラバーマウントだけどセル付きはリジッドマウントだから、
少し高くてもセル付きをオススメしている。
ただセル無しもリジッドマウントカラーを使えば問題無いが、
それならセル付きを買った方が安いんだよねぇ。












夕方になったら久しぶりに自転車に乗って猿庫の泉までクライミングをして来た。

今まではさるくらサーキットから泉までの激坂であえなく撃沈していたが今日の私は違うのだ。











20%勾配の坂も何とか登れるようこのためにコンポーネントはシマノ105のままクランクとスプロケを交換し、
さらにクランクの長さも5ミリ伸ばしてオルトレXR3がクライミング仕様へと変貌したのだ。

105はアルテグラやデュラと同じようリア11段で34丁のカセットスプロケットが入るようになっているから、
クランクも52.34にしてストロークもついでに170ミリから175.5ミリに伸ばしてギア比は34丁同士で1となる。

ギア比1ってクランク一回転で後輪も一回転だから確かに軽いんだが、
20%以上の勾配はさすがに立ち漕ぎしないと辛い、と言うか私が貧脚なだけなんだが、
これからは色々な峠を登りたいから先行投資だ。

しかし良く考えれば20%勾配なんて自転車で登るよりはやっぱり歩いた方が楽だしスピードもたいして変わらないんだよなぁ…

まぁホームコースの飯田峠は前のギア比1.28でも何とか登れたが、
今年は色々な峠を登ってみたいので暇があれば猿庫の泉までは毎日でもトレーニングついでに行きたいくらい。

こんな事してるからバイクに乗る機会も減るが凄く良い運動になるし、
自力で登る達成感もあるからバイクでガソリン焚いて走るより楽しいかもしれないなぁ。



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